ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

大好きだったあなたはもういない

2025-02-11 16:58:57 | エッセー
 今日は色々忙しい日だが、世田谷梅まつりが始まったので羽木根木公園を
歩いてみた。夫と時々散歩したが、階段を上がるのが疲れるらしく、スロープに掴まって登っていたが、そのスロープを昇る前に必ず一休みするベンチ
があった。

 そこに座ったら、淋しくて涙が溢れた。「長年介護をしていると夫が亡
くなるとほっとする。あなたのように淋しがる人は珍しい」と3人に聞い
たが、私は寝たきりでも良いから、ずっとそばにいて欲しいと思っていた。
 また元気な内にできるだけ楽しんでもらおうと、ツアーでいろいろなところへ旅行もしたし、去年はコロナのため何年か休演した、サントリーホールの「ウイーンホルプスホパー交響楽団」の、ニューイヤーコンサート
を楽しんだ。

でも、彼はもういない。諦めてはいても涙が零れるのは、プロデュサ―
思考の夫、プレイヤー思考の私、感覚的な私と、思考優先二人は波長が
合っていたのだ。ときどきたまらなく夫に会いたくなるが、それは叶わない。
 幸せな状態で介護したので心残りはない。でも、きれいな梅の花を見ながら、傍に夫がいたらどんなに良いだろうと思った、胸が痛くなる様な淋し
い日だった。

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老化防止はお早めに

2025-02-10 06:44:39 | エッセー
 昨夜はベッドに入ってから2時間以上眠れなかったが、15歳には4時間
眠れないこともあった。救急車事件以来、私は薬を飲んでいないしが、昨日
は何となくうつだった。でも、今考えてるトレーニングは一応完成して
今夜30年以上の付き合いのあるK子さんが、そのため我が家にきてくれる。 、長年私の著書を何冊も編集作業してくれたし、視点がシャープなので
人生最後の仕事として彼女にサポートをお願いした。

 朝のレッスンをしていて、先日渋谷までタクシ-で行った、その日の出来事を思い出して嬉しくなった。話好きドライバーのようで、いろいろおしゃべりして道路が込んでいて時間がかかった。ある会社員を退職してからタクシーをやって今76歳だそうだが、とても若く見えたので、私も実年齢を言ったら「え!」と振り返った。思わず「あぶない!」といったが、本当に驚いた
ようで、顔は見えなくても、姿や声で何歳位と判断するようだが、私を50
代と思っていたようだ。今朝起きてすぐ鏡を見たら、目じりには全くしわが
ないが、夕方になる少ししわが出るし、目の下やほうれい線が気になるが
それらは顔だけで年齢を判断されたことはない。それらはすべてオリジナルの表情筋のトレーニングのお陰だ。感覚系、リンパ系、骨格系と分け毎朝行う
が10分もかからない。まだ表情筋と言う言葉もない時代、多分
42・3歳から顔の老化を感じた。そのため、アンテナを張り巡らし麻布
でそんなお店を見つけたが、私はすべて人様より行動が早い。
そのため、よく見るとバーさんかも知れないが、今現在は実年齢を知ると
「え!?」と驚かれることは度々ある。

 そのためこんな本も当時出版された。でもね。まだ若いと自認していても
身心両面の老化防止はお早めにどうぞ!だって人生100歳時代と言われても、90歳になるとよぼよぼになる人が多いですから・・・
もし生かされるなら、元気な方が幸せですものね。今そんなレッスンでき
ましたが、果たして???? 1935年生まれは、どうもリピドー
(心的エネルギー)の高いらしく、そのため各界で活躍なさる有名人が
大勢いいらっしゃるのです。でも亡くなった方も多いけど、未だに現役の
方も何人もいます。 私が元気なのは、そんな年に生まれたからかも知れ
ません。

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もう薬には頼らない

2025-02-09 15:09:31 | エッセー
 クスリの副作用で体がまひして救急車で搬送されたり、久しぶりで友人と
渋谷でランチしたり、今日は新宿のデパートへ買い物に出かけた。
 夫がいないからあまり時間に束縛されないが、何故かとてもあわただ
しいのは、「疲れない体になる高齢者向きの、心身両面のレッスン」を創って
いるからだ。新宿へ向かう小田急線の中で、「夫が亡くなるとホッとする妻
が多い」事実は本当にビックリした。私は今でも時々たまらなく夫に会いた
くなるが、喪失感はさすがになくなった。

 友人が庭に咲いたのでと、八重の水仙のお花を持って来てくれた。
そのお花を一緒に行ったニュージーランドで羊に囲まれた写のそばに
飾った。それから二人でビールで乾杯した夜だったが、やっぱり一人は
とても淋しい。でも、眠れなくても、パニックになりそうな寂寥感も
何とか克服して、薬に頼るのはもう止そうと思った夜だった。
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朝からご機嫌

2025-02-08 13:14:12 | エッセー
体が動けなくなり救急車で搬送され、その薬は私には強すぎたと感じたが
改めてその薬物の効果と同時に,その副作用を感じた。
 至って健康なので薬物の治療はしていないが、必要と思えるサプリメントは
若い頃から欠かせたしたことはない。あれ以来睡眠薬や安定剤は一切止めたが、昨夜は割合よく眠れたようで、5時15分に目覚めたのはいつものペースだ。 約小一時間私のオンザベットレッスンが終わったら、急に料理が造りたく
なった。それは、野菜スープで冷蔵庫にあったナス、人参、白菜、ニンニク
沢山 蓮の皮やさつまいも剥いて入れたが、灰汁が出ても濾すからよいと
思った。約一時間それを弱火で煮てから、濾してストックし、お昼の味噌汁
にした。沢山の野菜を入れたのに、それで作った味噌汁は特別美味しく
なかったが、同時に作った大好きな酢蓮は美味しかった。
 それにしてもこのスープは栄養たっぷりなので、色々な料理に応用できる。

 最近私の友人や親せきの女性達3人は、4歳以上年下だが同時に3人が
歩けなくなった。私は薬のための反応で一時的に神経がマヒしたが、もう
すっかり治ったのは有難いことだ。「高年齢でも疲れない私」それはそのためのノウハウがあるからだ。、「70歳からの疲れない体つくり」を、心身両面
 夫がいなくて淋しいけどそれを、それを乗り越えるためにも、もう少し
人様のお役に立てれば嬉しいが。ダメ元で、「以前教えていたカルチャー
センターに紹介しようかしら」ナーんで思っている。
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恐ろしいクスリの副作用

2025-02-06 18:38:43 | エッセー
 私の弱いところは憶病なこと、淋しがりなことだが、このところ孤独感に
苛まされて眠れない日が続いていた。そのため認知症の夫と12年間通った
「都立松沢病院」で今回で3回目だが、睡眠薬と、安定剤を処方されて、時折服用していた。その日を睡眠薬を飲んで多分10時頃だと思うが、体が動か
ないことに気付いた。これは家族に知らせなければと、何とか張って
エレベーターを叩きながら「助けて」と叫んだ。
 息子が気づいて「どうしたの」と聞いたが後は覚えていない。

 救急車で搬送されいろいろ検査を受けたが、どこも痛くはないが声をふ
るえていたそうだ。色々な検査をした結果、どこも悪くないので薬の服用
のための一時的な麻痺と診断されそのまま家に帰った。
 それから3日間体が以前のように動かなくなり、そのためパソコンに
向かったのは久しぶりでした。先生は「これは最も新しい薬ですからね」
と処方してくださった。次の日ホームドクターの往診を受けていろいろ
ご注意いただいたが、強い薬ほどその副作用はあるようだが、滅多に薬を
飲まない私が初めて経験した出来事でしたが、皆様方もクスリにご用心な
さいませ。実はまだ足はいつものようにスタスタ歩けません。

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