それは10年前に名古屋に転勤した友人達4人と、明治村へ行き、そこの郵便局で
10年後の自分に出す手紙のコーナーがあった。私達は10年後の未来への自分に向けて
それぞれの思いの手紙を書いた。それが今日ポストに入っていた時、私はちょっと
ドキドキした。どんなことを書いたか全く記憶がない。
すると、明治村での楽しかった情景を、ありありとまざまざと思い出したが、10年間
はあっという間だった。開いてみたら10年前の私は、大きな夢を描いていたが、それは
全く実現していないことに気づいた。
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向上心だけは今の自分とほとんど変化がない、そんな私であるのは嬉しかったが
最後に「10年後の清一はきっと元気で、仲良く暮らしているはず」と書いてあった。
体力は衰えているし、認知症を発症したのはその頃だったのだろう.。
でもまだ一応元気で、日常会話はほぼふつうに出きる、それだけが妻としては最も幸せ
だが、趣味や価値観が同じことで、長年夫婦喧嘩をしたことがない。
これからも、夫が「自分は幸せだ」と思える介護をしたいと、改めて思った昼下がりだった。
介護の内容がわかっていて、
しかも、それを実行している
素晴らしいですね
介護に限らず、
相手が「幸せだ」と思える内容を
自分が相手にすることは難しい
ので、うらやましいです。