昨日は実家の兄嫁がなくなりその納骨の日で、お寺に親戚一同はお寺に
集まった。事前にお塔婆を頼んであったが、いつもは法要する本堂に飾られて
いるが、施主の名前が1本しかない。何故なのかと不思議に思っていたが
「お塔婆代は?」と、実家の長男の施主に聞いた。すると、「きちんと名前
を書いてその本数を、ファックスで大分以前にお願いしたのだけれど、どうも
和尚さんが忘れたらしいので、すみません」と言われ、私はビックリした。
法要に参加する人はお塔婆を出すのがふつうだが、それを和尚さんが忘れた
なんて、とても信じられないことだ。
すると「どうも和尚さんが少し変で、もしかしたら認知症かもしれない。
以前父の3年前の葬儀の時にも、何だか変だったので・・・」と、甥は
言ったが・・・住職がお塔婆を忘れるなんて、とても考えられないことだ。
白金高輪にあり史跡にもなっている、とても由緒ある立派なお寺だ。
幼い頃から両親に連れられて長年通ったが、今では両親、兄も埋葬されている。
昨日は住職の奥さんだけしかいなかったが、大分以前に大改装し、法要
のための立派な待合室も3室完備されて、地下は駐車場になっている。
お寺でお塔婆がない法要なんて、私は生まれて初めてだが、今でも信じら
れないような複雑な思いだった。