毎日何かの料理をして人に配っているのは、心の空虚さの表れに違いない。
昨日はその忙しさにブログを書くのも忘れたほどだ。
一人なのに沢山の食材を買い、何かを作ってそれを他人に配って心を
満たしている。何かに熱中している時は、何も考えず頭が空っぽになって
いるからだ。自分を悩ましているその解決策は求めないのなは、自分の
プライド以外の気持ちだ。

傷めた膝がひと月以上も治らず、まだ足をひきづっているのは、心の
影響かも知れない。自分でやりたいことの殆ど実現してきたけれど、人生の
末期になって、これほどの私にとっては難題に直面するとは・・・
真夜中に目覚めて昨日水につけて置いた飯台を、丁寧にクレンザーで
磨いてベランダに干した。これもまた人生なのだ。

飯台とはお寿司に酢を打つ桶だが、しばらく使わないと周りのタガが
外れてバラバラになる。そのためだけではないが、私は時折五目チラシ
を作った。ゴボウ、人参、はす、タケノコ、シイタケ、油揚げなど細かく
刻みそれを甘辛に煮て、すし飯に混ぜるが私は子供の頃から大好きだ。
これからどうすべきか、毎日気持ちの揺れを感じながら生きている。
