ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

梅雨の晴れ間、エルビス・プレスリーを聞いて

2020-06-30 08:22:43 | エッセー

 いつものオンザベッドレッスン45分、起きて家中の窓や戸を開ける。

今日は朝から気分はハイ、つまり言いかえればノッテいる状態、夫をデイホームへ

送り出してから、洗濯機を回し、パックをしながら家を掃除する。

 習慣のヴォイトレの後に、久しぶりに音楽聴きたい、そうだエルビスにしようと思った。

思い出せば、昔は下北沢に映画館が二つあったが、2歳位になった娘を連れ、飽き

させないように、ジュ-スやお菓子を持って、エルビスの映画は必ず見た。

 すると、その夜は必ずエルビスの夢を見た、まだ若い私だった。

 それ程好きだったエルビスが急死したのは、私は今でも忘れられないほどショック

を受けた。晩年の映画もよく見たが、好きな歌手は沢山いるが、彼ほど今でも私の

の心の中で、ありありと生きている歌手はいない。昔はたまらなくストレスを感じた

とき、エルビスのロックンロールで、ダンススタジオで汗が流れ落ちるほど踊り狂った。

 すると憑き物が落ちたように、気持ちがとても軽くスッキリした。

CDを聞いていると、自然に体がリズムを取っていて、いつもより体が軽く動く。

楽しく爽やかな汗をかきながら、よく働いたすっきり晴れた日の午前だった。

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初めてつけて落としたイヤリング

2020-06-29 10:02:13 | エッセー

 私はアクセサリーが大好きだ。随分整理したが、今でもネックレス、イヤリング

がことに大好きで、外国で求めたものが多いが、今でも小さなお店一軒分ぐらいは

十分に持っている。でも最近はほとんど買わなくなったが、3か月ほど前新宿でとて

も気に入ったので思わず衝動買いしたイヤリングがあった。

 でも、コロナウイルスで外出自粛要請のため、ドレスアップする機会がなくなり

そのままずっとしまって置いた。

 先日出かける時すっかり忘れ、昨日初めてつけて外出したが、家に帰ったら、何と

片方だけしかなかった。なかなか気に入ったものが見つからないのに、と残念でなら

なかったが、食事で外したマスクと共に落としたのかも知れない。

 そそっかしいので、よく落とすため、昔は同じネックレスを4回買ったことがあった

ほどだ。今はそれほどの気にはなれないし、おそらく同じものはないだろう。

 それにしても・・・本当に口惜しい!あーあ!

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トワイライト、丸の内

2020-06-28 06:54:15 | エッセー

 コロナウイルスの影響で、学会も、その関係の研究会が中止になったが、先日

久方ぶりで研究会が開かれることになった。いつもとは違う会場は、丸の内南口

改札の近くだそうだ。初めての場所なので、中央郵便局前で待ち合わせたが

時間は18時40分。私は久しぶりの都心が、ちょっと嬉しかったので、早めに

家を出た。小田急線も中央線も、ふだんでは考えられないくらい空いていたが

丸の内の辺りも人がとても少なかった。私はまさしくトワイライトの丸の内の

雰囲気を一人でしばらく楽しんだ。

 その研究会は何時も、飲みながら、食べながら開くが、その日の参加者は少なく

10人だった。テーマは「カンナビジオール(麻)」に付いて。以前学会で聞いたこと

があったが、日本では「大麻」と言う、麻薬的な悪い面ばかり強調されている。

 実は麻は様々に応用され、ことに薬としての効果は有名で、劇的な医療的な効果

があるのは、世界的に知られる事実だ。初めて聞いた時本当驚いたが、世の中には

あまりにも知らないことが多い。

 日常では聞けない話も、アカデミックな学会や研究会などでは、最新の情報が

得られるので、大変魅力的だ。その個室はかなり広く、パワーポイントが設置されて

いた。ビュッフェスタイルだったが、料理はすべて小さなカップに入っていて、取る

ときはマスクをして手袋をするようにと指示された。何ともムードのないと感じたが

これもコロナウイルスを感染させない対応で、止むを得ないのだろう。

 でも久しぶりの研究会の仲間との会話は、刺激がありとても楽しかったが、最後に

写真なんて言われてびっくりしたが、マスク姿もまた面白かった。

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不思議な感覚、体験 (終わり)

2020-06-27 06:02:44 | エッセー

 私が「世界心理治療学会」で発表したかったのは、「セルフヒーリング法」だった。

でも、いつも「海外の学会」にご一緒するS教授にご相談したら、アカデミックな

場では、「やはり一般的に知られている自律訓練法がベスト」と言われたので、ベース

は自律訓練法にして発表した。私がヒーラーとして創案した「セルフヒーリング法」は

著著や講演で何度も紹介したことがある。全く信じなければ「バカらしい」と思われる

かも知れない。でも、私が「体の周りを取り巻いている、プラスとマイナスのエネルギー

の方向」について説明し、それらを目の前で実感できると、疑り深い人でもかなり納得

できるようだ。

※インドの聖地リシケシ

 高齢なので疲れやすくはなったが、この年齢にして精神的なエネルギーの高さ

は全く衰えないのは、はんぱではなく自分でも辟易することがある。

 でもそれは私の大脳の細胞さん達が、何時も私にメパワーを与えてくれたり、見え

ない力も働いているのに違いない。額から前頭葉にかけての「ビリビリ感」は、瞑想時

に最近は毎日感じるのが、もしかしたら、「頭の中の脳細胞さん達が活発に動いている

のかも知れない」と、最近ことに感じられるようになった。

 また「セルフヒーリング法」は、クライアントに数限りなく指導したが、それを

信じて行っている人は、精神的にも安定し、また健康度も大変良いそうだ。

 体の中は「ブラックボックス」だから、これほど医学が発達しても、まだ完全に解明

されている訳ではない。でも、心身医学、精神医学などを勉強して、実際に治療して

いる医師の実例を聞くと、心の働きによって、身体面が顕著に変化するのは確かだ。

 

 極端な言い方をすると、細胞も木登り豚なので、褒めたり、感謝したりすると

一生懸命に働いてくれるようだ。反対に「どうしてそうなんだ」と、文句を言ったり

怒ってばかりいると、体の中の働きは相対的に低下する。

 そのため、抗体能力や免疫能力が低下したり、自然回復能力は悪くなる。

これは私のカウンセリングルームでも、そんな実例も沢山あった。いずれにしても・・・

健康で快適に生きるためには、「心の使い方が重要」であるのは確かで、最も悪いの

が寝る前に行う「一日の反省と後悔」だ。明日も気分良く起きられるのは「今日もよく

頑張ってくれてありがとう」と、体の中の全細胞さん達に語りかけるように、感謝の

気持ちを伝えること。素直に信じて毎日行うと、もしかして、あなたの人生が変わる

かも知れませんよ!

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不思議な感覚、体験 (2)

2020-06-26 07:50:07 | エッセー

 私はその話を「右脳開発」で昔有名だった「日本医科大学教授の品川嘉也教授」

に句会の後の親睦会でお話しした。すると先生は大変興味深く感じられたようで

「一度小池さんの脳波を取りたい」とおっしゃった。それから間もなく日本医科大学

の先生の研究室へ伺って、瞑想したり、ヨーガをやりながら、チョコレートを食べな

がらなど、色々な方法で何度も脳波を取って頂いた。私はすぐにリラックス状態の

アルファー波が出るそうで、ふつうの人とは大分違うようだ。

 

でもその不思議な感覚については、先生も頭をかしげていらして、その答えは出なかった。

 私が最高の瞑想状態と感じるのは、肉体が全くなくなり、只心だけが存在している

ように感じる。でも、体の中のうごめきのような状態は、瞑想時にもしばしば起きるが

これは一体何なのだろうと不思議でならなかった。「心身症」など、さまざまな心身に

関わる事を絶えず学習していたので「細胞は絶対に意識がある」と、私自身は信じていた

ので、多分その感覚は、細胞さん達のうごめきだと長年捉えていた。

 それは、川上正也著「心のアンチエイジング」(講談社ビジネスパートナーズ)のの中で

私が「なるほど」と大いに納得できる説明がされていた。

 

 私は何故か大分以前から「体の中の細胞は意識がある」と、感覚的に捉えていたが

その本の中では「会話する細胞」「会話する遺伝子」その他、実に詳しい説明で、私は

大いに納得して「やっぱりそうだった」と大変嬉しかったのは、今でも決して忘れられない。

 私にとって不思議な体感は、細胞さんが、交互に交わしているメッセージだと素直

に信じられた。私はその後自分の中の細胞さんと会話する「セルフヒーリング法」を

創案した。それをカウンセリングルームのクライアントに実験的に試してみたら、大変

効き目があったので、指導法の一環として現在も取り入れている。

 また、私もそれを創案してからは、一日も欠かさず「セルフヒーリング法」を、朝晩

行っている。それを一言で説明すると、「朝はお願い、夜は感謝」の気持ちを、体の中

にある全細胞さん達に伝える方法である。

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