ワニなつノート

お勧めの映画(その1)

映画『こころの通訳者たち』

        □

この映画をお勧めしたいのだが、どういう言葉を使えばいいかが分からない。

1回観た後、また見なくちゃと思った。

2回目、やっぱり勧めたいと思った。

私はあと3回か、10回くらい見ると思う。

       □

聞こえない人とのつながりを大事にして生きている人と、見えない人とのつながりを大事にする人たち。

つながりの言葉の形は違うけど、大事にしているものは必ず同じ、という了解でつながっている。だから、相手の一番大事にしているものを壊さずに、対話しようとする。

こんな人たちが、この世にいること、それだけでほっとして泣きそうになる

       □

私には思い浮かべる聞こえない友人や見えない友人がいないので、映画を見ている間ずっと「言葉を話さない」子どもたちの顔や声が浮かんでくる。

一人ひとりの子の顔を思い出す度、名前を思い出す度、私は「言葉のない子のことば」を大事にして話してこれたかなと思う。そして、やっぱり泣きそうになる。足りな過ぎたものが、いっぱいある。そのことに、何度も気づく。

そんな不思議な映画です。

映画『こころの通訳者たち』公式サイト (cocorono-movie.com)

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