【業務連絡:RONIN会議の皆さんへ】(その5)
《「足切り」という差別語》
昭和と平成は「定員内不合格」を、入試の当然として「受け入れ」「許容」してきた。
なぜか。その根拠は?
「一定の点数が取ることが条件」だから。
それは、「定員内不合格」という言葉の前は、「足切り」という言葉だったことからも分かる。
そして、「高校は義務教育じゃない」から。「単位が取れないと進級も無理」だからと続く。
◆
今の時代に、この根拠は「有効」か?
進学率99%の時代の「足切り」とは、もはや「足の小指の爪切り後の削り」になっているのだ。
「無償化」を受け入れ、「進学率99%」を「受け入れ」るなら、「高校生は適格者」という考えを変えなければいけない。
たった0.5%の子を「定員」が余っているのに拒否することは、もはや「容認できない」時代が来たのだ。
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