就学相談会の参加者がさらに増えて、予約だけで現在26家族になりました(・.・;)
いつもの部屋では入りきれないので、「研修室2」から「特別会議室」を借りました。
保育室もいっぱいなので、当日は、相談会場にも子どもがあふれてにぎやかになりそうです。
これだけの人数になると、相談の内容もかなり幅があるように思います。
いわゆる障害の重いといわれる子どもから、一見、なんにも問題がないように見える子どもまで。「特別支援教育」が始まって、「発達障害」と言われる子どもの相談が増えました。
でも、いま考えても仕方ないので、当日、その場で考えるしかないのですが、やっぱり何か準備しておかなきゃと、気持ちだけは焦ります。
「私は何を伝えたいのだろう?」
「私は何を伝えれば、いいのだろう?」
「その伝言を、私は誰に頼まれたのだったか…」
「そう、私が出会ってきた、『分けられた子どもたち』から、私は言われ続けているのでした。」
『しっかりやれよ』と。
・・・そんなことを自分の中で確認しているとき、うれしいニュースが届きました。
来年一年生になる京ちゃんの、「普通学級入学」がまた一歩近づきました。
《はるこい》より転載です(^o^)
・・・
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京香ちゃん、河村市長と面会しました。
「よう来てちょうた」
「ウエルカム ナゴヤシティ オフィス」
「堀田小学校に行っていただくことを前提に話し合いを進めていただいて、看護師さんがいったり、設備がいったり、そういう気持ちで教育委員会はやってもらわないかんな」
「一緒にやれるように、やったってちょうよ」
「出来のいい子だけでやっとけばいいという雰囲気があるが、それは違うで」
河村市長が名古屋弁で話をされました。
京香ちゃんのお父さんとお母さんは、「地域に暮らして、地域の学校へ行きたい。東北の大きな震災で、地域で暮らしていない障がいのある方は安否確認もなかなかできず、大変苦労をしたと聞いた。地域で学校生活を送ることが、大変大事であると考えた。月1回通っている保育園で、昨日「京ちゃんは仲間だね」と言ってくれ、吸引をやってくれたり、車イスを押してくれたり、
先生に言われてではなく、自然にやってくれてうれしかった。そういう姿を見て、やっぱりみんなの中で一緒に育っていくべきだと思った。」と思いを伝えました。
「京ちゃんがなんとか普通の学校に行けるように、こっちも頑張りますわ」
「元気にやったってちょうよ、京ちゃん。」
京ちゃんと握手しながら、河村市長は名古屋弁を教えてくれました。
京ちゃんも、声を出したり、指先を動かしたり、目をキョロキョロして返事をしていました。
私たちは京香ちゃんだけが、合理的な配慮を受け普通学級に通うことができればいいということではなく、京香ちゃんも含め全ての障がいのある子や、障がいのない子もみんなが安心して地域の学校に通えるようにと、河村市長にお願いをしました。
* * * *
【医療的ケアと学校生活を考える学習会】
京ちゃんはみんなと一緒に
堀田小学校に行きます
10月9日(日)13:30~16:30(受付13:00~)
名古屋市総合社会福祉会館7階 大会議室
参加費(資料代) 300円
託児 500円 10月2日までに申し込み
問合せ harukoi_mk@yahoo.co.jp
ぜひみなさん、来てください。
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