今日、夕食の時 たまたまテレビを見ていたら、山番組をやっていました。思わず見入ってしまった。
う~、や、やま 行きたい!!
早くリハビリして、治さないと…
今まであちこち、日帰りに、山小屋泊まり、テント泊まり と いろいろして来たけど、
山に泊まってこそ味わえる時間が何より愛おしく感じられます。
山で迎える夕方の残照のひと時も、街では絶対に見ることのできない満点の星空も、
そしていつ見ても感動的な 夜がだんだんと明けていくさまに 続いて訪れる輝かしい朝も、
一つ一つ今でも鮮やかに記憶に刻まれています。
山に登りだして、初めて泊まった山小屋が、丹沢は塔之岳にある『尊仏山荘』。
二段ベッドが部屋の両脇に配置された二階の部屋も、夕食のカレーライスに朝食のおでんも、眼下に見える湘南の夜景も
何もかもが新鮮でした。
その後、何度も日帰りでは訪れていますが、忘れられぬ一夜、忘れられぬ山小屋でした。
次に訪れた山小屋は、八ヶ岳の『青年小屋』。別名、「遠い飲み屋」。
もちろん初めて訪れた八ヶ岳でした。編笠山と権現岳の間の鞍部に位置する、名物小屋です。
赤錆の浮き出た外壁に、内心 大丈夫かな?と心配したっけ…。
小屋の入り口に、本当に「遠い飲み屋」という赤提灯がさがっているのがお茶目です。
もう五月末とはいえ、日陰には残雪が残っている程の山の気温に、部屋に置かれた炬燵がとてもありがたかった。
翌日の権現岳への道のりも、今考えるとそんなにたいした登りでも、岩場でもなかったんだけど、
ドキドキ びびりながらの登頂で、思えばまだまだ初々しい山男子だったなぁ。
次に訪れた山小屋は、梅雨明け前の晴れ間を狙って訪れた尾瀬の『弥四郎小屋』。
これがあの有名な尾瀬か…と、 あんな山奥にこれほどの広大な湿地帯があること自体、新鮮な驚きでした。
水源は豊富なので、尾瀬の山小屋にはお風呂があるのもありがたかった。
「♪夏が来れば思い出す、遥かな尾瀬、遠い空…♪」歌どおりの、素敵な場所でした。
原発の放射能汚染の風評被害で大変らしいけれど、是非いつかまた訪れたいな。
そして、その次に訪れたのが山を始める動機であった、富士登山。
須走口から登りだし、頂上でのご来光を狙って、八合目『江戸屋』にて半泊しました。
天気にも恵まれ、同行の友人も含めパーティーの体調も万全、すべて順調だったのですが…
何しろ昨今の富士登山ブーム、ハイシーズンをはずしたとは云ってもすごい人出で、山小屋に詰め込まれること詰め込まれること…
“タコ部屋”って、多分この事を云うんだ、って感じで、与えられたスペースは一畳の2/3程度、布団も一人前無く、3人に2枚!!
しかも部屋を三段に仕切られた一番下の段の、更に一番奥という位置では、とても満足な睡眠も出来ず…。
頂上でのご来光目指して、朝3時過ぎに山小屋を出発し、無事ご来光を迎え、
お鉢巡りに歩き出した途端、高山病症状が出てきてしまいました。
頭が痛く体が重く、一歩を踏み出すのがあれほど辛いとは…
山小屋の記憶とともに、別の意味で忘れられない強烈な思い出となりました。
富士登山の四日後(!!)、予備日として休暇をとっていた連休を無駄にするのももったいないと、
勢いで訪ねたのが北アルプスは燕岳でした(笑)。
北アルプスを訪ねるのは もちろん初めて。期待が大きかっただけに、少しがっかりきていた富士登山への想いを見事に払拭し、
山行の楽しさ、すばらしさを改めて感じさせてくれる燕岳登山、そして山小屋『燕山荘』でした。
山小屋としてのホスピタリティの高さで、その後もいろいろな山小屋を訪ねてはいますが、『燕山荘』を上回るところは いまだありません。
建物の可愛らしさはもちろん、清潔感、プライバシーの微妙なさじ加減、食事、眺望、スタッフの動きなどなど、
僕にとってのベストオブベストです。
もしこれから山をはじめようと考えている人がいたなら、夏の燕山荘に泊まっての燕岳登山を、まずは第一にお薦めします。
それで、また一人、山にはまってしまう人が増えるんだろうけど、ね♪。
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う~、や、やま 行きたい!!
早くリハビリして、治さないと…
今まであちこち、日帰りに、山小屋泊まり、テント泊まり と いろいろして来たけど、
山に泊まってこそ味わえる時間が何より愛おしく感じられます。
山で迎える夕方の残照のひと時も、街では絶対に見ることのできない満点の星空も、
そしていつ見ても感動的な 夜がだんだんと明けていくさまに 続いて訪れる輝かしい朝も、
一つ一つ今でも鮮やかに記憶に刻まれています。
山に登りだして、初めて泊まった山小屋が、丹沢は塔之岳にある『尊仏山荘』。
二段ベッドが部屋の両脇に配置された二階の部屋も、夕食のカレーライスに朝食のおでんも、眼下に見える湘南の夜景も
何もかもが新鮮でした。
その後、何度も日帰りでは訪れていますが、忘れられぬ一夜、忘れられぬ山小屋でした。
次に訪れた山小屋は、八ヶ岳の『青年小屋』。別名、「遠い飲み屋」。
もちろん初めて訪れた八ヶ岳でした。編笠山と権現岳の間の鞍部に位置する、名物小屋です。
赤錆の浮き出た外壁に、内心 大丈夫かな?と心配したっけ…。
小屋の入り口に、本当に「遠い飲み屋」という赤提灯がさがっているのがお茶目です。
もう五月末とはいえ、日陰には残雪が残っている程の山の気温に、部屋に置かれた炬燵がとてもありがたかった。
翌日の権現岳への道のりも、今考えるとそんなにたいした登りでも、岩場でもなかったんだけど、
ドキドキ びびりながらの登頂で、思えばまだまだ初々しい山男子だったなぁ。
次に訪れた山小屋は、梅雨明け前の晴れ間を狙って訪れた尾瀬の『弥四郎小屋』。
これがあの有名な尾瀬か…と、 あんな山奥にこれほどの広大な湿地帯があること自体、新鮮な驚きでした。
水源は豊富なので、尾瀬の山小屋にはお風呂があるのもありがたかった。
「♪夏が来れば思い出す、遥かな尾瀬、遠い空…♪」歌どおりの、素敵な場所でした。
原発の放射能汚染の風評被害で大変らしいけれど、是非いつかまた訪れたいな。
そして、その次に訪れたのが山を始める動機であった、富士登山。
須走口から登りだし、頂上でのご来光を狙って、八合目『江戸屋』にて半泊しました。
天気にも恵まれ、同行の友人も含めパーティーの体調も万全、すべて順調だったのですが…
何しろ昨今の富士登山ブーム、ハイシーズンをはずしたとは云ってもすごい人出で、山小屋に詰め込まれること詰め込まれること…
“タコ部屋”って、多分この事を云うんだ、って感じで、与えられたスペースは一畳の2/3程度、布団も一人前無く、3人に2枚!!
しかも部屋を三段に仕切られた一番下の段の、更に一番奥という位置では、とても満足な睡眠も出来ず…。
頂上でのご来光目指して、朝3時過ぎに山小屋を出発し、無事ご来光を迎え、
お鉢巡りに歩き出した途端、高山病症状が出てきてしまいました。
頭が痛く体が重く、一歩を踏み出すのがあれほど辛いとは…
山小屋の記憶とともに、別の意味で忘れられない強烈な思い出となりました。
富士登山の四日後(!!)、予備日として休暇をとっていた連休を無駄にするのももったいないと、
勢いで訪ねたのが北アルプスは燕岳でした(笑)。
北アルプスを訪ねるのは もちろん初めて。期待が大きかっただけに、少しがっかりきていた富士登山への想いを見事に払拭し、
山行の楽しさ、すばらしさを改めて感じさせてくれる燕岳登山、そして山小屋『燕山荘』でした。
山小屋としてのホスピタリティの高さで、その後もいろいろな山小屋を訪ねてはいますが、『燕山荘』を上回るところは いまだありません。
建物の可愛らしさはもちろん、清潔感、プライバシーの微妙なさじ加減、食事、眺望、スタッフの動きなどなど、
僕にとってのベストオブベストです。
もしこれから山をはじめようと考えている人がいたなら、夏の燕山荘に泊まっての燕岳登山を、まずは第一にお薦めします。
それで、また一人、山にはまってしまう人が増えるんだろうけど、ね♪。
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