6人きりの、ほぼ貸切り状態の『黒百合ヒュッテ』、
少ないだけに却って、昨晩の私 warazaemon隊長の“いびき”は
皆様にご迷惑をおかけしたんでは…
心が痛みます。
この場をお借りして、お詫び申し上げます。
( ほんとかよっ!! )
さて、朝食を済ませ、( なんと山小屋で「卵がけご飯」!! )
時間はあるのでのんびりと準備をします。
天気予報では、時間がたつにつれどんどん良くなるようですが
今のところ薄く雲が空を覆っています。
今朝の気温が 小屋の前でマイナス1度。
2ヶ月前の八ヶ岳や、安達太良のマイナス15度に比べれば
半袖でいいくらい…
( ううん、良くない、良くないから、絶対…)
テン泊の若者達はどうしてるかな、と思ったら
若いだけにあっという間に撤収し、渋の湯方面へ下っていきました。
( 別に“若さ”は関係ないと思うけど… )
こんなに素敵な居住スペースを残していきました…
『黒百合ヒュッテ』の良いところは、特に天狗岳をピストンするような時には
荷物をデポして行って来れるところ。
荷物の軽量化に いまだ成功していない我が隊にとって
これは非常にありがたい。
( っていうか、そろそろ必要な荷物の見極め出来ないとまずいでしょ )
なので、重いザックは不本意ではあるものの
山小屋に置いて、出発です!! ( 不本意!? 嘘こけ… )
5分足らずで「中山峠」到着。
左側を見ると「にゅう」方面の切れ落ちた稜線が…
( ところで、前から思ってたんですが、「にゅう」って… 、山の名前としてあんまりな名前だよね… )
さぁ、ここから右へ、稜線沿いにたどって東天狗を目指します。
樹林を抜けると、真っ白な西天狗が見えます。
東天狗は、前方の小ピークの裏側にまだ隠れています。
東側の稜線には「雪庇(せっぴ)」が張り出しているので、
あまり東寄りに登ると危険です。このあたりの斜面から、
隊長の大好きな山道具
『ピッケル』の出番です。
ウヒョヒョ!!
へへへっ!! ピッケルだぜいっ!! どんなもんだいっ!!
( バカとピッケルは使いよう… ってか!?)
さっき遠くから見上げた西天狗が見下ろせるぐらいまで、だいぶ登ってきました。
ピークに近い辺りは、もともと風が強く雪が飛ばされてしまうためそれほど積雪がないんだけど、
東天狗のピークは もう完全に岩と土が露出しています。
アイゼンの歯がガリガリと岩を引っかく音に、自分の歯が浮きそうです…
登頂!!
曇ってはいますが、北アルプスから南アルプスの稜線が望めます!!
蓼科山の向こうに、北アルプスの山塊が…
その左には、穂高の山塊が…
こちらには南八ヶ岳の主峰が並びます。硫黄岳、横岳、赤岳…
南アルプスの主峰も見えています…
東よりも、まだずっと多く雪をかぶったままの西天狗岳。今日は時間的にパスします。
( 何だか、生クリームのたっぷりのった シフォンケーキみたいです。 おあづけっ!!)
ハングル文字ではありません。
厳しい風雪に、こんな痛々しいことに…
そういえば、設置してある角度も、見事に西に90度ずれていました。
ピークからの帰路、山小屋で一緒だったおじさん二人のパーティーとすれ違いました。
おじさん達は、せっかくの訓練だからと、しっかりとザックを背負っていました、ハイ…
下りは下りで、場所によっては慎重さが必要です。
今回は吹雪かれなかったので楽勝でしたが、ひとたび天気が荒れたら やはり雪山は怖いところ。
一回一回、経験値を上げていくしかないね。
さて、山小屋でザックをピックアップ。後はのんびりと下るだけ。
次来る時は、どんな季節、お山はどんな顔を見せてくれるのかな…
谷越しに見えるのは、高見石方面へ向かう「賽の河原」辺りでしょうか?
前回はあそこで大変な目にあったなぁ…
この後、ちょっとした事件が…
唐沢鉱泉への分岐を過ぎ、急な下りにさしかかった所で、登ってくるらしき3人のおばばパーティーと遭遇。
すると急に、「ちょっと待っててぇー、来ないでぇー」と声を掛けられ、何事かと逆に下に目を凝らすと
どうやら おばば3人、並んで雪を掘って 用を足していたようで…
声を掛けられたせいで却って目を凝らし、見たくもないおばばの「生尻」を見てしまう破目に…
しかし、何でまたこんな細く急な登山道のど真ん中で!!
なんとも後味の悪い出来事ではありました…
その「生尻」ショックからか、最後の最後、もう登山口に戻ろうかという何でもない道で
登ってきた若者パーティーに、余裕見せて道を避けて譲った瞬間、
今回の山行中初めての踏み抜き、抜いた足で更に踏み抜き、派手に“大こけ”。
後ろを歩いていたおサル隊員に大笑いされてしまいました…
渋の湯 無事( ? )到着。
何だか学生らしき若者がたくさん。聞くと、今日から4日間、神奈川県内の高校の登山部の
合同合宿だとか…
黒百合平でテン泊しながら、天狗、高見石、にゅう、硫黄岳あたりを歩くのだとか…
楽しそう!!
いい経験になるといいね!!
渋の湯から茅野までの帰りは、その学生達の臨時便バスを使えることに。ラッキー
茅野駅からあらためて立ち寄り湯して、ビールを引っ掛けて帰路につきました。
お疲れ様でした。さて、次 どこ行こう…
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少ないだけに却って、昨晩の私 warazaemon隊長の“いびき”は
皆様にご迷惑をおかけしたんでは…
心が痛みます。
この場をお借りして、お詫び申し上げます。
( ほんとかよっ!! )
さて、朝食を済ませ、( なんと山小屋で「卵がけご飯」!! )
時間はあるのでのんびりと準備をします。
天気予報では、時間がたつにつれどんどん良くなるようですが
今のところ薄く雲が空を覆っています。
今朝の気温が 小屋の前でマイナス1度。
2ヶ月前の八ヶ岳や、安達太良のマイナス15度に比べれば
半袖でいいくらい…
( ううん、良くない、良くないから、絶対…)
テン泊の若者達はどうしてるかな、と思ったら
若いだけにあっという間に撤収し、渋の湯方面へ下っていきました。
( 別に“若さ”は関係ないと思うけど… )
こんなに素敵な居住スペースを残していきました…
『黒百合ヒュッテ』の良いところは、特に天狗岳をピストンするような時には
荷物をデポして行って来れるところ。
荷物の軽量化に いまだ成功していない我が隊にとって
これは非常にありがたい。
( っていうか、そろそろ必要な荷物の見極め出来ないとまずいでしょ )
なので、重いザックは不本意ではあるものの
山小屋に置いて、出発です!! ( 不本意!? 嘘こけ… )
5分足らずで「中山峠」到着。
左側を見ると「にゅう」方面の切れ落ちた稜線が…
( ところで、前から思ってたんですが、「にゅう」って… 、山の名前としてあんまりな名前だよね… )
さぁ、ここから右へ、稜線沿いにたどって東天狗を目指します。
樹林を抜けると、真っ白な西天狗が見えます。
東天狗は、前方の小ピークの裏側にまだ隠れています。
東側の稜線には「雪庇(せっぴ)」が張り出しているので、
あまり東寄りに登ると危険です。このあたりの斜面から、
隊長の大好きな山道具
『ピッケル』の出番です。
ウヒョヒョ!!
へへへっ!! ピッケルだぜいっ!! どんなもんだいっ!!
( バカとピッケルは使いよう… ってか!?)
さっき遠くから見上げた西天狗が見下ろせるぐらいまで、だいぶ登ってきました。
ピークに近い辺りは、もともと風が強く雪が飛ばされてしまうためそれほど積雪がないんだけど、
東天狗のピークは もう完全に岩と土が露出しています。
アイゼンの歯がガリガリと岩を引っかく音に、自分の歯が浮きそうです…
登頂!!
曇ってはいますが、北アルプスから南アルプスの稜線が望めます!!
蓼科山の向こうに、北アルプスの山塊が…
その左には、穂高の山塊が…
こちらには南八ヶ岳の主峰が並びます。硫黄岳、横岳、赤岳…
南アルプスの主峰も見えています…
東よりも、まだずっと多く雪をかぶったままの西天狗岳。今日は時間的にパスします。
( 何だか、生クリームのたっぷりのった シフォンケーキみたいです。 おあづけっ!!)
ハングル文字ではありません。
厳しい風雪に、こんな痛々しいことに…
そういえば、設置してある角度も、見事に西に90度ずれていました。
ピークからの帰路、山小屋で一緒だったおじさん二人のパーティーとすれ違いました。
おじさん達は、せっかくの訓練だからと、しっかりとザックを背負っていました、ハイ…
下りは下りで、場所によっては慎重さが必要です。
今回は吹雪かれなかったので楽勝でしたが、ひとたび天気が荒れたら やはり雪山は怖いところ。
一回一回、経験値を上げていくしかないね。
さて、山小屋でザックをピックアップ。後はのんびりと下るだけ。
次来る時は、どんな季節、お山はどんな顔を見せてくれるのかな…
谷越しに見えるのは、高見石方面へ向かう「賽の河原」辺りでしょうか?
前回はあそこで大変な目にあったなぁ…
この後、ちょっとした事件が…
唐沢鉱泉への分岐を過ぎ、急な下りにさしかかった所で、登ってくるらしき3人のおばばパーティーと遭遇。
すると急に、「ちょっと待っててぇー、来ないでぇー」と声を掛けられ、何事かと逆に下に目を凝らすと
どうやら おばば3人、並んで雪を掘って 用を足していたようで…
声を掛けられたせいで却って目を凝らし、見たくもないおばばの「生尻」を見てしまう破目に…
しかし、何でまたこんな細く急な登山道のど真ん中で!!
なんとも後味の悪い出来事ではありました…
その「生尻」ショックからか、最後の最後、もう登山口に戻ろうかという何でもない道で
登ってきた若者パーティーに、余裕見せて道を避けて譲った瞬間、
今回の山行中初めての踏み抜き、抜いた足で更に踏み抜き、派手に“大こけ”。
後ろを歩いていたおサル隊員に大笑いされてしまいました…
渋の湯 無事( ? )到着。
何だか学生らしき若者がたくさん。聞くと、今日から4日間、神奈川県内の高校の登山部の
合同合宿だとか…
黒百合平でテン泊しながら、天狗、高見石、にゅう、硫黄岳あたりを歩くのだとか…
楽しそう!!
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渋の湯から茅野までの帰りは、その学生達の臨時便バスを使えることに。ラッキー
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