さて、消灯前の8時過ぎには爆睡していた warazaemon 隊長、
深い眠りに かなり満足して目を覚ましました。
久々の充実した眠りに、こりゃだいぶ寝たなぁ… そろそろ夜明けも近いかなぁ…
腕時計に目をやると… じぇじぇじぇっ!!
まだ11時35分!!
山マジックです。
たぶん街より空気が薄い分、時間の進み方も ゆっくりしているんでしょう…
3時頃、トイレに立ったついでに外へいってみると… 《イメージ画像です》
こぼれるほどの星が、夜空に瞬いていました。
そして…
澄み切った、きれいな朝が、また やって来ました。
うん、睡眠十分、体調万全、天気OK、すべていい感じです!!
今日は 行けそうな気がします!!
迷わず、( 新調した ) ヘルメットをかぶって テヘッ
西穂高岳目指して、GO!!
出だしは、朝靄にまだ包まれた道を、昨日の丸山までたどります
ん!? 濃い霧に、ハイマツ、高山の稜線… って、この条件は…
キャーッ!! でたーっ!! 雷さまっ!!
テンションMaxで、進みます。後ろを歩いていたご夫婦に教えてあげたら、あちらも盛り上がっていました
だんだん、ガスも晴れだしました
遥か下に、上高地や梓川の流れも望めます…
確か、2月に来た時に撤退したのは、この辺じゃなかったかなぁ…
って ことは、そろそろ『独標』が現れてもいい頃… ん!?
出たーっ!! あれかっ!!
『独標』の上に立つ人影も見えます。
よーし、まずはあそこを制覇だ!!
かなりな 勾配の岩場を登ります。
びびり隊長、心の中で呟きます… ( こりゃ、雪の時、ここまで来ても だめだったんじゃない!? )
あ!? おサル隊員に笑われた…
心の中で呟いたつもりが、口に出してしまっていました、タハッ
タモリ倶楽部のマーク、 ではありません
で、まずは最初のピーク、制覇です
おサル隊員、高いところの岩場にも 動じません。
「前穂」から「奥穂」へ続く、『吊り尾根』が、そのシルエットを見せています。
いつか、我隊も このルートを 歩くことが出来るのかな?
そのためには、西穂高岳までくらいの岩稜ルート、軽くクリアしないとね…
そう、とりあえずは、この目の前に続く ギザギザルートを…
ここ『独標』が、主峰の西穂高岳から数えて11番目のピーク。
深呼吸して、少し周りの風景を楽しみましょ!!
8割がたの登山客が、ここ「独標」で引き返していくらしいけど、我隊は これからが本番
何でも、「独標」から先に下る時に、足がすくむようなら
無理せず引き返せとガイドブックにも書いてあったけど…
え~い、ままよ、行ったれ~!!
ふーっ、意外とあっさり、クリア、出来た。
だけど まだまだ全然、気は抜けないよ
「独標」の次の、判りやすいピークが『ピラミッドピーク(8峰)』。
名前の通り、ピラミッドみたいな 四角錐に尖った山頂が特徴らしい…
ベテランの単独登山者が、休んでいました。
ここまで来て、やっと主峰の 西穂高岳が、そのギザギザ稜線の向こうに姿を現した。
よーし、緊張感を切らさないうちに、一気に行ってしまおう…
最後の登り、ピーク直下の一枚岩が、要注意って 確か書いてあったっけ…
確かに登りと下りの狭いルートが、その一枚岩上でクロスするので、ドキドキする…
あ゛ーっ!!
下りの人をやり過ごそうと、ルート脇へ避けていたおサル隊員の鼻っ先を
上の人が蹴り落としてしまった石がかすめて落ちていきます。
危機一髪!!
ガイドさんらしき その人、ひたすら謝っていたけど、やっぱりこういうところ、
何が起こるか油断できないね。
無事、やり過ごせた後、一足先に登ったおサル隊員が隊長を撮っています。
ここは、余裕の 涼しい笑顔を見せないと、ね。
や゛ったどー!!
高所恐怖症のびびり隊長でも、ここまで登ることができました!!
前には、「奥穂」へ続く、北アルプス最難関ルート!! ( たぶん、ここは僕らには手におえないでしょう… )
そして、振り返ると 乗り越えてきた ギザギザの稜線…
「槍ヶ岳」の、あのトンガリも、見えていました。
西穂高岳 登頂に高揚していた気持ちも、落ち着いてくると 否応なく現実に直面します。
そう、登った頂は、下りなきゃなんないんです…
しかも岩場は、下りこそが、気を引き締めないといけないところ…
あせってもしょうがないし、着実に行きましょう
あら、剱も見えていたんだ!! 待ってろよ、剱!!
おサルの従者 従えて、下って、下って、時々登り、また下ります
最初の関門、「独標」の下りまで、戻ってきました。
ここを登って、も一度下れば、岩場はおしまい。
がんばれ、自分。
なんとか、丸山近くまで戻ってきました。
振り返ると、今日 僕らを受け入れてくれた稜線が、早くも雲に隠され ずいぶん遠くに感じられます。
ちょっと胸がキュンとなる瞬間です。
こうして記憶のページの中にしまわれていくんだね、きっと…
稜線越しの、夏空の青と共に…
でも、おセンチよりも、やっぱり食い気です、食い気!!
西穂山荘名物のラーメンに、高菜ご飯、トン汁!!
( あ、もちろん二人分です、これっ )
山荘にデポしておいた荷物をまとめ、
上高地側へもう一頑張りして下りるか、はたまた 来た時と同じくロープウェーで下りるか
さんざん悩んだものの、結局 ロープウェー駅のところまで、のんびりと戻ってきました。
今はただ、温泉入って、ビール、が 我慢できないくらいに たまらなく魅力的です。
バイバイ、西穂高!! また、別の季節に、来るからね
おサルさんは、雉さんにでもお便りでしょうか
と、ここで予想外のアクシデント。
お盆中ということで、渋滞を用心して早めに予約していた 松本からの「あずさ」に乗るには
バスの乗り継ぎを考慮すると、このままロープウェー降りると同時にバスに飛び乗らないと間に合わない!?
Oh,My God!!
ここで、“山行以外全般”にこだわる おサルが才能発揮!!
松本までとりあえず向かい、「あずさ」の予約を変更、
その後で 市内の銭湯で汗を流し、駅前で打上げ!! という、斬新なスーパープランニング!!
しかも駅前の名店、『萬来』は、山男御用達の居酒屋で、3時から営業。
ここの「馬刺し」は絶品よ!! って、
おサルよ、いったい いつ そんな情報 手に入れていたんだ、脱帽!!
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深い眠りに かなり満足して目を覚ましました。
久々の充実した眠りに、こりゃだいぶ寝たなぁ… そろそろ夜明けも近いかなぁ…
腕時計に目をやると… じぇじぇじぇっ!!
まだ11時35分!!
山マジックです。
たぶん街より空気が薄い分、時間の進み方も ゆっくりしているんでしょう…
3時頃、トイレに立ったついでに外へいってみると… 《イメージ画像です》
こぼれるほどの星が、夜空に瞬いていました。
そして…
澄み切った、きれいな朝が、また やって来ました。
うん、睡眠十分、体調万全、天気OK、すべていい感じです!!
今日は 行けそうな気がします!!
迷わず、( 新調した ) ヘルメットをかぶって テヘッ
西穂高岳目指して、GO!!
出だしは、朝靄にまだ包まれた道を、昨日の丸山までたどります
ん!? 濃い霧に、ハイマツ、高山の稜線… って、この条件は…
キャーッ!! でたーっ!! 雷さまっ!!
テンションMaxで、進みます。後ろを歩いていたご夫婦に教えてあげたら、あちらも盛り上がっていました
だんだん、ガスも晴れだしました
遥か下に、上高地や梓川の流れも望めます…
確か、2月に来た時に撤退したのは、この辺じゃなかったかなぁ…
って ことは、そろそろ『独標』が現れてもいい頃… ん!?
出たーっ!! あれかっ!!
『独標』の上に立つ人影も見えます。
よーし、まずはあそこを制覇だ!!
かなりな 勾配の岩場を登ります。
びびり隊長、心の中で呟きます… ( こりゃ、雪の時、ここまで来ても だめだったんじゃない!? )
あ!? おサル隊員に笑われた…
心の中で呟いたつもりが、口に出してしまっていました、タハッ
タモリ倶楽部のマーク、 ではありません
で、まずは最初のピーク、制覇です
おサル隊員、高いところの岩場にも 動じません。
「前穂」から「奥穂」へ続く、『吊り尾根』が、そのシルエットを見せています。
いつか、我隊も このルートを 歩くことが出来るのかな?
そのためには、西穂高岳までくらいの岩稜ルート、軽くクリアしないとね…
そう、とりあえずは、この目の前に続く ギザギザルートを…
ここ『独標』が、主峰の西穂高岳から数えて11番目のピーク。
深呼吸して、少し周りの風景を楽しみましょ!!
8割がたの登山客が、ここ「独標」で引き返していくらしいけど、我隊は これからが本番
何でも、「独標」から先に下る時に、足がすくむようなら
無理せず引き返せとガイドブックにも書いてあったけど…
え~い、ままよ、行ったれ~!!
ふーっ、意外とあっさり、クリア、出来た。
だけど まだまだ全然、気は抜けないよ
「独標」の次の、判りやすいピークが『ピラミッドピーク(8峰)』。
名前の通り、ピラミッドみたいな 四角錐に尖った山頂が特徴らしい…
ベテランの単独登山者が、休んでいました。
ここまで来て、やっと主峰の 西穂高岳が、そのギザギザ稜線の向こうに姿を現した。
よーし、緊張感を切らさないうちに、一気に行ってしまおう…
最後の登り、ピーク直下の一枚岩が、要注意って 確か書いてあったっけ…
確かに登りと下りの狭いルートが、その一枚岩上でクロスするので、ドキドキする…
あ゛ーっ!!
下りの人をやり過ごそうと、ルート脇へ避けていたおサル隊員の鼻っ先を
上の人が蹴り落としてしまった石がかすめて落ちていきます。
危機一髪!!
ガイドさんらしき その人、ひたすら謝っていたけど、やっぱりこういうところ、
何が起こるか油断できないね。
無事、やり過ごせた後、一足先に登ったおサル隊員が隊長を撮っています。
ここは、余裕の 涼しい笑顔を見せないと、ね。
や゛ったどー!!
高所恐怖症のびびり隊長でも、ここまで登ることができました!!
前には、「奥穂」へ続く、北アルプス最難関ルート!! ( たぶん、ここは僕らには手におえないでしょう… )
そして、振り返ると 乗り越えてきた ギザギザの稜線…
「槍ヶ岳」の、あのトンガリも、見えていました。
西穂高岳 登頂に高揚していた気持ちも、落ち着いてくると 否応なく現実に直面します。
そう、登った頂は、下りなきゃなんないんです…
しかも岩場は、下りこそが、気を引き締めないといけないところ…
あせってもしょうがないし、着実に行きましょう
あら、剱も見えていたんだ!! 待ってろよ、剱!!
おサルの従者 従えて、下って、下って、時々登り、また下ります
最初の関門、「独標」の下りまで、戻ってきました。
ここを登って、も一度下れば、岩場はおしまい。
がんばれ、自分。
なんとか、丸山近くまで戻ってきました。
振り返ると、今日 僕らを受け入れてくれた稜線が、早くも雲に隠され ずいぶん遠くに感じられます。
ちょっと胸がキュンとなる瞬間です。
こうして記憶のページの中にしまわれていくんだね、きっと…
稜線越しの、夏空の青と共に…
でも、おセンチよりも、やっぱり食い気です、食い気!!
西穂山荘名物のラーメンに、高菜ご飯、トン汁!!
( あ、もちろん二人分です、これっ )
山荘にデポしておいた荷物をまとめ、
上高地側へもう一頑張りして下りるか、はたまた 来た時と同じくロープウェーで下りるか
さんざん悩んだものの、結局 ロープウェー駅のところまで、のんびりと戻ってきました。
今はただ、温泉入って、ビール、が 我慢できないくらいに たまらなく魅力的です。
バイバイ、西穂高!! また、別の季節に、来るからね
おサルさんは、雉さんにでもお便りでしょうか
と、ここで予想外のアクシデント。
お盆中ということで、渋滞を用心して早めに予約していた 松本からの「あずさ」に乗るには
バスの乗り継ぎを考慮すると、このままロープウェー降りると同時にバスに飛び乗らないと間に合わない!?
Oh,My God!!
ここで、“山行以外全般”にこだわる おサルが才能発揮!!
松本までとりあえず向かい、「あずさ」の予約を変更、
その後で 市内の銭湯で汗を流し、駅前で打上げ!! という、斬新なスーパープランニング!!
しかも駅前の名店、『萬来』は、山男御用達の居酒屋で、3時から営業。
ここの「馬刺し」は絶品よ!! って、
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