標高3000m超の 北穂高小屋の一夜を過ごし、
さぁ今日は 上高地迄の 怒涛の折り返しです
心配なのは 今日からの二連休。
紅葉真っ只中の涸沢目指し、登りの人並み、渋滞必至
だもんね…
起き出して外を覗くと、霧が立ち込めています。
槍さまも、お隠れ あそばしております。
ただ山頂目指す、ヘッデンの チカチカっていう灯りだけ
深い霧の中空に、時々またたくのが見えます。
テラスから 涸沢の深い谷底を覗きこむと、
ヒュッテや テン場の灯りから、こっちの稜線へと向かう、
やはりヘッデンの チカチカっていう灯りが、幾つか見えます。
皆んな、少しづつ動き出したね
我が隊も、朝食をささっと済ませると、出動準備
山小屋すぐ上の山頂を踏み、GO!
ところが隊長、寝呆けていたのか、ザックの下側のファスナーを閉め忘れていて
ものの10歩も進まない内に 荷物の一部を斜面下へロスト‼︎
幸い すぐ拾える場所だったので 事なきを得ました。
よしよし、まだツキは我に有り!
( ポジティブシンキングなんです、わたくし )
おサル隊員が 昨日の登りの時、下りの道を ちゃんと下りれるか
自信が無いとぼやいていた 幾つかの岩場も さくさくと通過します
Wao!
What's a wonderfull collar ‼︎
こんな 真っ赤な赤、見たことないっす‼︎
陽の光が無い このコンディションにして、この鮮やかさ‼︎
登りの苦労に比べると、呆気ないくらいに 涸沢小屋到着。
ちょっとはゆっくりしたい気持ちを抑え、ここは ささっと…
本谷橋までの細い道で、昨日みたいに渋滞にはまると 厄介だもんね
見事な紅葉に 後ろ髪を引かれつつ
涸沢川の瀬音が聞こえだしました。
どうにか、本谷橋までおりて来ました。
この前後、涸沢を目指す人達と たくさん すれ違いましたが
山ならではの慣習、すれ違いざまの「こんにちわ」挨拶って、
下る側は余裕ですが、登る側にとって 時には 結構な負担です。
息も絶え絶えに登っているさ中に、
それを悟られぬよう 涼しい顔を装い声を出せるうちはまだまだ…
そんな見栄をはる余裕さえ無くなってきて、
出るのは 「あ゛ー」だの「うー」という
擬音ばかりになってきたら、
要注意
そんな最中に 『クラブ ツーリ⚪️モ』とかの 御一行様とすれ違った日には
ほんと悲劇です。
なにしろ 御一行様、30人近くが
団体様優先を当然とばかりに、 間隔を空けず一列に進んできます。
道をどちらかが譲らなくてはならない場所では
やり過ごすだけでも一苦労。
( おっと、いえいえ、別に他意はございません、ええ )
私達のオアシス、徳澤園まで戻ってきました。
まずは ご褒美の、絶品ソフトクリームを!!
調子にのって、この後 スプライト500ml を一気飲み!!
( これが後々、危うく“大惨事”を招きそうになる原因に…)
ウキキッ!!
平たいところになると、俄然 足が速くなるおサル隊員
上高地(小梨平)も、もう間もなくと云う辺りに近づくにつれ
何か、お腹の調子が変です。
どうやら、先ほどのサイダー一気飲みが良くなかったようです
口数少なく、頭の中では
「ト、トイレ、トイレッ、トイレ…」
た、たしか、小梨平のキャンプ場にあったはず…
あっ、よしっ、あった!! あそこに見えた!!
お尻の後の力を緩めぬよう、刺激を与えぬよう 可能な限り足早に…
OH MY GOD!!
目に飛び込んできたのは『閉鎖中』の貼紙!!
悪魔めっ!! 俺が一体何をしたっ!!
ゴロゴロゴロッ!!
お腹の中で、雷鳴が鳴り響きます。
くそっ!!
一旦、緩みかけたお尻の筋肉に、再び「絞めっ!!」と
全身の意識を集中させます
血走った目で、周りを見渡します
絶対 他にも あるはずだっ!!
この歳になって、こんな美しい場所で、
その、……… する訳にはいかないんだっ!!
人間としての、尊厳の問題だっ!!
あったっ!!
50mほど先に、もう1棟、それらしき建物がっ!!
駆け出さず、少し内股加減で、欽ちゃん走りで 急ぎます!!
ザックを下ろすのも もどかしく、個室に飛び込もうという刹那、
視線の端に 「トイレットペーパーは備えていません」なる貼紙が再び…
悪魔めっ!! 俺が一体何をしたっ!!
慌ててザックの所へ戻り、震える手でティッシュを探します!!
もう、入口に 「あれ」が ひたひたとやってきているのが判ります!!
あ゛ーっ、南無沙んっ!!
NSOZ…;Q…85…V[VB…K4N34X…C.X2SAKGGKJ…
個室に飛び込み、腰を下ろすのと、「あれ」と
零コンマ何秒かの勝利でした
大人としての尊厳が守られた瞬間でした…
全ての戦いが終わり 外へ出て行った時、
おサル隊員は のん気に携帯で「日帰り湯」を検索していました…
お見苦しい、一部適切でない表現があった事をお詫び申し上げます。
清らかな、上高地を流れる川の映像で、心をお癒しください
小梨平の日帰り湯で、見も心も さっぱり、へへっ
河童橋は、先ほどの騒ぎに一切関係なく、
連休とあって、今日も賑わっておりました、はい。
改めて、バスの時間まで、打上げです、へへっ。
あまり、冷たいものを、一気飲みしちゃダメヨ、ホホホッ…
ちょっと酔っ払って、バスセンター前のベンチで空を見上げてみると
秋の穏やかな空が 広がっていました。
そう言えば、ちょうど2年前のこの日の この時間に
おサル隊員の親父さんが亡くなったんだね…
おばかな この騒ぎを 空の上でげらげら笑って見ていたかもね…
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さぁ今日は 上高地迄の 怒涛の折り返しです
心配なのは 今日からの二連休。
紅葉真っ只中の涸沢目指し、登りの人並み、渋滞必至
だもんね…
起き出して外を覗くと、霧が立ち込めています。
槍さまも、お隠れ あそばしております。
ただ山頂目指す、ヘッデンの チカチカっていう灯りだけ
深い霧の中空に、時々またたくのが見えます。
テラスから 涸沢の深い谷底を覗きこむと、
ヒュッテや テン場の灯りから、こっちの稜線へと向かう、
やはりヘッデンの チカチカっていう灯りが、幾つか見えます。
皆んな、少しづつ動き出したね
我が隊も、朝食をささっと済ませると、出動準備
山小屋すぐ上の山頂を踏み、GO!
ところが隊長、寝呆けていたのか、ザックの下側のファスナーを閉め忘れていて
ものの10歩も進まない内に 荷物の一部を斜面下へロスト‼︎
幸い すぐ拾える場所だったので 事なきを得ました。
よしよし、まだツキは我に有り!
( ポジティブシンキングなんです、わたくし )
おサル隊員が 昨日の登りの時、下りの道を ちゃんと下りれるか
自信が無いとぼやいていた 幾つかの岩場も さくさくと通過します
Wao!
What's a wonderfull collar ‼︎
こんな 真っ赤な赤、見たことないっす‼︎
陽の光が無い このコンディションにして、この鮮やかさ‼︎
登りの苦労に比べると、呆気ないくらいに 涸沢小屋到着。
ちょっとはゆっくりしたい気持ちを抑え、ここは ささっと…
本谷橋までの細い道で、昨日みたいに渋滞にはまると 厄介だもんね
見事な紅葉に 後ろ髪を引かれつつ
涸沢川の瀬音が聞こえだしました。
どうにか、本谷橋までおりて来ました。
この前後、涸沢を目指す人達と たくさん すれ違いましたが
山ならではの慣習、すれ違いざまの「こんにちわ」挨拶って、
下る側は余裕ですが、登る側にとって 時には 結構な負担です。
息も絶え絶えに登っているさ中に、
それを悟られぬよう 涼しい顔を装い声を出せるうちはまだまだ…
そんな見栄をはる余裕さえ無くなってきて、
出るのは 「あ゛ー」だの「うー」という
擬音ばかりになってきたら、
要注意
そんな最中に 『クラブ ツーリ⚪️モ』とかの 御一行様とすれ違った日には
ほんと悲劇です。
なにしろ 御一行様、30人近くが
団体様優先を当然とばかりに、 間隔を空けず一列に進んできます。
道をどちらかが譲らなくてはならない場所では
やり過ごすだけでも一苦労。
( おっと、いえいえ、別に他意はございません、ええ )
私達のオアシス、徳澤園まで戻ってきました。
まずは ご褒美の、絶品ソフトクリームを!!
調子にのって、この後 スプライト500ml を一気飲み!!
( これが後々、危うく“大惨事”を招きそうになる原因に…)
ウキキッ!!
平たいところになると、俄然 足が速くなるおサル隊員
上高地(小梨平)も、もう間もなくと云う辺りに近づくにつれ
何か、お腹の調子が変です。
どうやら、先ほどのサイダー一気飲みが良くなかったようです
口数少なく、頭の中では
「ト、トイレ、トイレッ、トイレ…」
た、たしか、小梨平のキャンプ場にあったはず…
あっ、よしっ、あった!! あそこに見えた!!
お尻の後の力を緩めぬよう、刺激を与えぬよう 可能な限り足早に…
OH MY GOD!!
目に飛び込んできたのは『閉鎖中』の貼紙!!
悪魔めっ!! 俺が一体何をしたっ!!
ゴロゴロゴロッ!!
お腹の中で、雷鳴が鳴り響きます。
くそっ!!
一旦、緩みかけたお尻の筋肉に、再び「絞めっ!!」と
全身の意識を集中させます
血走った目で、周りを見渡します
絶対 他にも あるはずだっ!!
この歳になって、こんな美しい場所で、
その、……… する訳にはいかないんだっ!!
人間としての、尊厳の問題だっ!!
あったっ!!
50mほど先に、もう1棟、それらしき建物がっ!!
駆け出さず、少し内股加減で、欽ちゃん走りで 急ぎます!!
ザックを下ろすのも もどかしく、個室に飛び込もうという刹那、
視線の端に 「トイレットペーパーは備えていません」なる貼紙が再び…
悪魔めっ!! 俺が一体何をしたっ!!
慌ててザックの所へ戻り、震える手でティッシュを探します!!
もう、入口に 「あれ」が ひたひたとやってきているのが判ります!!
あ゛ーっ、南無沙んっ!!
NSOZ…;Q…85…V[VB…K4N34X…C.X2SAKGGKJ…
個室に飛び込み、腰を下ろすのと、「あれ」と
零コンマ何秒かの勝利でした
大人としての尊厳が守られた瞬間でした…
全ての戦いが終わり 外へ出て行った時、
おサル隊員は のん気に携帯で「日帰り湯」を検索していました…
お見苦しい、一部適切でない表現があった事をお詫び申し上げます。
清らかな、上高地を流れる川の映像で、心をお癒しください
小梨平の日帰り湯で、見も心も さっぱり、へへっ
河童橋は、先ほどの騒ぎに一切関係なく、
連休とあって、今日も賑わっておりました、はい。
改めて、バスの時間まで、打上げです、へへっ。
あまり、冷たいものを、一気飲みしちゃダメヨ、ホホホッ…
ちょっと酔っ払って、バスセンター前のベンチで空を見上げてみると
秋の穏やかな空が 広がっていました。
そう言えば、ちょうど2年前のこの日の この時間に
おサル隊員の親父さんが亡くなったんだね…
おばかな この騒ぎを 空の上でげらげら笑って見ていたかもね…
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