昨晩、周りのテントより、一足早く眠りについた我隊でしたが
さすがに開放的なキャンプ場だけに、山の上のキャンプ地ほど
皆が皆 こぞって眠りにつくって事はなかったようです。
夢うつつの中で、楽し気に話し込む声が、遠くの方で何時迄も聞こえていた気がします。
鹿の鳴く声を聴いたような気がして 目を覚ましました。
おサル隊員を起こさないように、そっとシェラフを脱け出し、
テントを出てトイレにたった時が三時近く。
息を飲む程の空一面の星空、その中空に輝く、満月に近い月光が
漆黒の闇の中に、辺りをぼーっと浮き上がらせています。
燃え残った焚き木が時折はぜる音だけが響く、
何ともいえない、独特な静けさが辺りを覆っていました。
テント泊の醍醐味って、こうした自然との一体感かな?
夜の闇とさえ、一緒に呼吸しているみたいな…
時間を忘れ、しばし自分もこの光景の中に
溶け込んでいました…
東の空から、しらじらと明けていきます…
振り向くと、山裾に、名残りの月が…
さぁ、新しい一日のスタートです。
朝の寝起きも、皆さん、ゆっくり目みたいです。
明け方 かなり冷え込んだので、朝露がたっぷりと、
テントや、 外に置いたままだった余分な荷物を湿らせていました。
そんな時間を のんびりと楽しんでも良かったのですが、
我が隊は、今回 やはり金峰山を目指そうという事で、
昨晩合意済み。
そそくさと朝食の準備に取り掛かります。
よしっ、Let's GO!
凛とした、冷え込んだ朝の空気が心地良いです。
キャンプ場を抜け、沢伝いに進みます。
下界の汚れなど一切ない、澄み切った勢いのある水の流れ…
先日の台風では、かなりな荒れ方だったみたいです。
道が時折 かなりえぐれていたり、崩落しちゃってます。
もともとは舗装されていた道のようですが
度重なる大雨で荒らされ、いまや 注意して歩かないと
その痕跡さえ 見落としてしまいそうです…
さて、ここから道を左に折れ、いよいよ金峰山へのルートへ
キノコ🍄の森を、徐々に高度を上げていきます。
おっ、あの岩、見たことあるぞ‼︎
金峰山小屋到着‼︎
「ゆず彦」が 早くから我が隊の到着を その鼻で嗅ぎ分け
玄関先で出迎えてくれました。
山に入ると、犬たちだけじゃなくて、自分達さえ鼻が敏感になります。
何処かで 薪の香りがしたような気がしたり、
(発電機を回すための)重油の臭いがしたような気がしたら
たいてい そばに山小屋があります。
そうそう、“獣臭い臭い”も、何度か嗅いだ事があります!!
あれって…
いやいや、考えないようにしましょう。
そういう時は、大声で話したり、わざとクマ鈴を大きく鳴らしたりします…
さぁ、山頂は あとほんの少し。
そして…
山の上は、下界よりだいぶ早く秋が訪れていました。
瑞牆山が、望めます。
前回は、この尾根を歩いてきました…
あっちが、廻目平方面
ズームアップ!!
そして…
ここ、金峰山の“ランドマーク”、 『五丈岩』
さすがに連休とあって、たくさんの人がいました。
一番上まで、腕に覚えのある猛者が チャレンジしています。
こんな、巨岩が、どうしてここだけって、やっぱり思っちゃいますよね…
こうしてみると、
瑞牆山・富士見平方面から登りつめるより、
このルートの方が 楽なような気がします。気のせい⁈
もし、雪のシーズンに来るなら、このルートなんでしょうか…
日向ぼっこしながら、お昼寝中の ゆず彦 にバイバイして、
さぁ、ぼちぼち下りましょう…
再び、分岐まで戻り、あとは廻目平までの沢伝いです。
途中、クライマー達が、やってる、やってる!!
そうだな、隊長も、あと二十才くらい若かったら、やってたかな?
なんて、高所恐怖症のくせに、何言ってんだか…
キャンプ場に戻り、撤収!! おっと、その前に…
そう、このキャンプ場には、こんなきれいなお風呂もあるんです!! ヘヘッ
名残りは尽きませんが、さぁ 行きましょ。
ウッドペッカーみたいな、岩にも、バイバイッ
また来るねっ!!
しばらく歩いて振り返ると、山の上から、雲が広がってきていました。
天気は下り坂のようです…
小海線、信濃川上駅にも、そろそろ秋の気配が忍び寄っていました…
あ、この駅、JR東の『大人の休日倶楽部』の宣伝ポスターの
撮影場所になっていたみたい…
駅に、吉永小百合さんが、ちょうど今ぐらいの季節に
この駅のホームに佇んでいるポスターが貼られていました。
♪ あぁ~、日本のどこかで~ 私を 待ってる 人がいる~ ♪
小海線の車窓から見えた、八ヶ岳をバックに暮れ行く空…
最後は とてもセンチメンタルな、キャンプ行でした
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さすがに開放的なキャンプ場だけに、山の上のキャンプ地ほど
皆が皆 こぞって眠りにつくって事はなかったようです。
夢うつつの中で、楽し気に話し込む声が、遠くの方で何時迄も聞こえていた気がします。
鹿の鳴く声を聴いたような気がして 目を覚ましました。
おサル隊員を起こさないように、そっとシェラフを脱け出し、
テントを出てトイレにたった時が三時近く。
息を飲む程の空一面の星空、その中空に輝く、満月に近い月光が
漆黒の闇の中に、辺りをぼーっと浮き上がらせています。
燃え残った焚き木が時折はぜる音だけが響く、
何ともいえない、独特な静けさが辺りを覆っていました。
テント泊の醍醐味って、こうした自然との一体感かな?
夜の闇とさえ、一緒に呼吸しているみたいな…
時間を忘れ、しばし自分もこの光景の中に
溶け込んでいました…
東の空から、しらじらと明けていきます…
振り向くと、山裾に、名残りの月が…
さぁ、新しい一日のスタートです。
朝の寝起きも、皆さん、ゆっくり目みたいです。
明け方 かなり冷え込んだので、朝露がたっぷりと、
テントや、 外に置いたままだった余分な荷物を湿らせていました。
そんな時間を のんびりと楽しんでも良かったのですが、
我が隊は、今回 やはり金峰山を目指そうという事で、
昨晩合意済み。
そそくさと朝食の準備に取り掛かります。
よしっ、Let's GO!
凛とした、冷え込んだ朝の空気が心地良いです。
キャンプ場を抜け、沢伝いに進みます。
下界の汚れなど一切ない、澄み切った勢いのある水の流れ…
先日の台風では、かなりな荒れ方だったみたいです。
道が時折 かなりえぐれていたり、崩落しちゃってます。
もともとは舗装されていた道のようですが
度重なる大雨で荒らされ、いまや 注意して歩かないと
その痕跡さえ 見落としてしまいそうです…
さて、ここから道を左に折れ、いよいよ金峰山へのルートへ
キノコ🍄の森を、徐々に高度を上げていきます。
おっ、あの岩、見たことあるぞ‼︎
金峰山小屋到着‼︎
「ゆず彦」が 早くから我が隊の到着を その鼻で嗅ぎ分け
玄関先で出迎えてくれました。
山に入ると、犬たちだけじゃなくて、自分達さえ鼻が敏感になります。
何処かで 薪の香りがしたような気がしたり、
(発電機を回すための)重油の臭いがしたような気がしたら
たいてい そばに山小屋があります。
そうそう、“獣臭い臭い”も、何度か嗅いだ事があります!!
あれって…
いやいや、考えないようにしましょう。
そういう時は、大声で話したり、わざとクマ鈴を大きく鳴らしたりします…
さぁ、山頂は あとほんの少し。
そして…
山の上は、下界よりだいぶ早く秋が訪れていました。
瑞牆山が、望めます。
前回は、この尾根を歩いてきました…
あっちが、廻目平方面
ズームアップ!!
そして…
ここ、金峰山の“ランドマーク”、 『五丈岩』
さすがに連休とあって、たくさんの人がいました。
一番上まで、腕に覚えのある猛者が チャレンジしています。
こんな、巨岩が、どうしてここだけって、やっぱり思っちゃいますよね…
こうしてみると、
瑞牆山・富士見平方面から登りつめるより、
このルートの方が 楽なような気がします。気のせい⁈
もし、雪のシーズンに来るなら、このルートなんでしょうか…
日向ぼっこしながら、お昼寝中の ゆず彦 にバイバイして、
さぁ、ぼちぼち下りましょう…
再び、分岐まで戻り、あとは廻目平までの沢伝いです。
途中、クライマー達が、やってる、やってる!!
そうだな、隊長も、あと二十才くらい若かったら、やってたかな?
なんて、高所恐怖症のくせに、何言ってんだか…
キャンプ場に戻り、撤収!! おっと、その前に…
そう、このキャンプ場には、こんなきれいなお風呂もあるんです!! ヘヘッ
名残りは尽きませんが、さぁ 行きましょ。
ウッドペッカーみたいな、岩にも、バイバイッ
また来るねっ!!
しばらく歩いて振り返ると、山の上から、雲が広がってきていました。
天気は下り坂のようです…
小海線、信濃川上駅にも、そろそろ秋の気配が忍び寄っていました…
あ、この駅、JR東の『大人の休日倶楽部』の宣伝ポスターの
撮影場所になっていたみたい…
駅に、吉永小百合さんが、ちょうど今ぐらいの季節に
この駅のホームに佇んでいるポスターが貼られていました。
♪ あぁ~、日本のどこかで~ 私を 待ってる 人がいる~ ♪
小海線の車窓から見えた、八ヶ岳をバックに暮れ行く空…
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