夜行バスで尾瀬入りし、「大清水」を始点に
朝の4時過ぎから歩き始めた我が隊
今回の尾瀬、第一の目的「燧ケ岳」登頂を無事果たし
再び尾瀬沼のほとりまで戻って来ましたが
既にこの時点で歩き出してから、なんと10時間!!
10時間って!!
しかも
閉鎖されてしまっている、本来の「見晴新道」が使えれば、
下った先から『見晴』にある今晩の宿 尾瀬小屋まで
あと30分あるかないかの距離も
まだ たっぷりの3時間半!!
“泣き”を入れても しょうがないか…
今夜の「おまんま」と
汗を洗い流すお風呂にありつくためには
とにかく 先へ進むしかありません…
進め、○○中年ってか!?
沼尻の休憩所です。
最初は賑わっていたのですが
この時間から 先へ進む人はもうほとんどいないのでしょう
僕らが小休止を取ってる間に 幾つかのパーティが出て行ってしまい
それを機に 休憩所の店じまいが始まってしまいました。
追い立てられるかのように
休憩所を後にします。
じゃあ、ね ~
実はこの後の 見晴までの道が 足に堪えました。
長く、アップダウンの連続する、視界も狭く 単調で薄暗い木立の中の道…
だんだん無口になる二人👫
<< 歩きながらの 脳内リフレイン >>
※休憩所で、長英新道で泥だらけになったシューズを折角洗ったのに…
休憩所で、もう この後はフラットな木道歩きだとばかり思ったのに…
ぶつぶつ ブツブツ ぶつぶつ…
見晴の手前で、先行していたツアーご一行様に追いつきます
同じくかなり まいっている様子。
聞くと、我隊より更に先に位置する、「竜宮小屋」泊まりとか…
人って現金なもので、
自分より辛い境遇の人と遭遇すると
俄然 余裕が、元気が、湧いてきます。(毒)
そのあとの足取りは 確実に軽やかになりました…
でも一つだけ気になることが…
皆さん、竜宮小屋のお風呂をかなり楽しみにされていました。
そんなに良いお風呂なのかなぁ⁈
乙姫様ならぬ、泡姫様が出てきたりして…
こら、こら、こらー、こらーっ‼︎
(下衆な表現で失礼いたしました、はいっ…)
「 尾瀬小屋」 到着でございます
石鹸やシャンプーは使用出来ないものの、
汗を流すことのできるお風呂があって
清潔な部屋、温かいご飯に お布団があれば
他に何が入りましょう⁉︎
え⁉︎
生ビール
確かにそれは必要です、はいっ…
食事を終え、外のテラスでプチ宴会スタート。
食材担当 おサル隊員の出番でやんす。
5軒ほど、ここ見晴には小屋が並んでいますが
静かに、夕闇が 辺りを包み込んでいくのでした…
~~~ ・ ~~~ ・ ~~~
翌朝 目を覚ますと、
今度は夜半から降り出した雨が しっとりと、
見晴を包み込んでいました。
おそらく小降りになったり、時折止むことはあっても
雨除けのジャケットは手放せない一日になるのでしょう…
ならば 今日は、 雨を楽しむ一日にしましょう♪
まして、滑りやすい岩に覆われた登山道で知られる至仏山
登頂は また次の機会にして
今日は「三条の滝」を目指してスタートです。
尾瀬には高山植物も多いし、湿原に季節ごとの花が
代わる代わる咲き競います。
年配の方も、その年齢に合わせ楽しめる楽園なんですね…
木道をはずれ、けっこうな山道を下り始めると現れる「平滑ノ滝」
沢登りをする人には 堪えられない滑床(ナメトコ)
暑い夏には、こんな川中を歩いたら最高だねっ!!
もっとも、ここを下った先には、奈落のような大きな落差の滝
「三条ノ滝」が控えているので、
間違っても進む方向を誤ってはなりませぬ…
さぁ、いよいよ三条ノ滝の一望できる舞台へ向けて
更に下ります。
ジャ~~ン!!物凄い水量です。
尾瀬の湿原にたまった水の底が抜けて、
ここから全部 落ちていくみたいな感じ!!
マイナスイオンを浴びまくったら
さっき下ってきた道を引き返します。
登り返しが、ちょっと憂鬱ではありますが…
尾瀬ヶ原まで やっとの事で戻ってまいりました。
ここまで来れば、もうほぼフラットな木道歩き(の はず)
進むべきルートだけ、再確認。
湿原を流れるヨッピ川。
知らなかったんだけど、僕の故郷を流れる只見川の源流でも あるようです。
シックな佇まいの「東電小屋」。
さぁ、ここら辺りから、尾瀬ヶ原のハイライト!!
広い湿原に渡された木道を進んでいくと
次々と可憐な花が、森が、池塘が、現れ、近づき、去っていきます…
遠ざかりも近づきもせず、遙か遠くに歩く人の列がいつまでも見える一方、
森を抜けた途端 いきなり目の前にすれ違う人が現れたりと
薄く霧がかかった 夢幻の中を歩く魅力に
多くの人が魅了されるんだね…
気がつくと、
湿原の向こうに 残雪を抱えた「至仏山」の山裾が見えてきています…
尾瀬の西の端、「山の鼻」も間近のようです。
尾瀬の旅も、いよいよ終わりのようです。
山の鼻からは、「鳩待峠」へ向け、緩やかな勾配を一登りし
尾瀬とはサヨナラです。
修学旅行か、遠足か、
ネイチャーガイドの人に連れられて
小学生、中学生の子供たちと多くすれ違うようになりました。
君たちの世代にも この貴重な自然を
尾瀬と言う、奇跡の楽園のような場所を
大切に受け継いでいってあげないとね…
また来るね、尾瀬。
今度こそ、至仏山に、再々チャレンジ。
その時は、南の端から、尾瀬ヶ原越しに燧ケ岳を望むんだ。
次は、梅雨明け直前、「北八ツ」編です!!
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朝の4時過ぎから歩き始めた我が隊
今回の尾瀬、第一の目的「燧ケ岳」登頂を無事果たし
再び尾瀬沼のほとりまで戻って来ましたが
既にこの時点で歩き出してから、なんと10時間!!
10時間って!!
しかも
閉鎖されてしまっている、本来の「見晴新道」が使えれば、
下った先から『見晴』にある今晩の宿 尾瀬小屋まで
あと30分あるかないかの距離も
まだ たっぷりの3時間半!!
“泣き”を入れても しょうがないか…
今夜の「おまんま」と
汗を洗い流すお風呂にありつくためには
とにかく 先へ進むしかありません…
進め、○○中年ってか!?
沼尻の休憩所です。
最初は賑わっていたのですが
この時間から 先へ進む人はもうほとんどいないのでしょう
僕らが小休止を取ってる間に 幾つかのパーティが出て行ってしまい
それを機に 休憩所の店じまいが始まってしまいました。
追い立てられるかのように
休憩所を後にします。
じゃあ、ね ~
実はこの後の 見晴までの道が 足に堪えました。
長く、アップダウンの連続する、視界も狭く 単調で薄暗い木立の中の道…
だんだん無口になる二人👫
<< 歩きながらの 脳内リフレイン >>
※休憩所で、長英新道で泥だらけになったシューズを折角洗ったのに…
休憩所で、もう この後はフラットな木道歩きだとばかり思ったのに…
ぶつぶつ ブツブツ ぶつぶつ…
見晴の手前で、先行していたツアーご一行様に追いつきます
同じくかなり まいっている様子。
聞くと、我隊より更に先に位置する、「竜宮小屋」泊まりとか…
人って現金なもので、
自分より辛い境遇の人と遭遇すると
俄然 余裕が、元気が、湧いてきます。(毒)
そのあとの足取りは 確実に軽やかになりました…
でも一つだけ気になることが…
皆さん、竜宮小屋のお風呂をかなり楽しみにされていました。
そんなに良いお風呂なのかなぁ⁈
乙姫様ならぬ、泡姫様が出てきたりして…
こら、こら、こらー、こらーっ‼︎
(下衆な表現で失礼いたしました、はいっ…)
「 尾瀬小屋」 到着でございます
石鹸やシャンプーは使用出来ないものの、
汗を流すことのできるお風呂があって
清潔な部屋、温かいご飯に お布団があれば
他に何が入りましょう⁉︎
え⁉︎
生ビール
確かにそれは必要です、はいっ…
食事を終え、外のテラスでプチ宴会スタート。
食材担当 おサル隊員の出番でやんす。
5軒ほど、ここ見晴には小屋が並んでいますが
静かに、夕闇が 辺りを包み込んでいくのでした…
~~~ ・ ~~~ ・ ~~~
翌朝 目を覚ますと、
今度は夜半から降り出した雨が しっとりと、
見晴を包み込んでいました。
おそらく小降りになったり、時折止むことはあっても
雨除けのジャケットは手放せない一日になるのでしょう…
ならば 今日は、 雨を楽しむ一日にしましょう♪
まして、滑りやすい岩に覆われた登山道で知られる至仏山
登頂は また次の機会にして
今日は「三条の滝」を目指してスタートです。
尾瀬には高山植物も多いし、湿原に季節ごとの花が
代わる代わる咲き競います。
年配の方も、その年齢に合わせ楽しめる楽園なんですね…
木道をはずれ、けっこうな山道を下り始めると現れる「平滑ノ滝」
沢登りをする人には 堪えられない滑床(ナメトコ)
暑い夏には、こんな川中を歩いたら最高だねっ!!
もっとも、ここを下った先には、奈落のような大きな落差の滝
「三条ノ滝」が控えているので、
間違っても進む方向を誤ってはなりませぬ…
さぁ、いよいよ三条ノ滝の一望できる舞台へ向けて
更に下ります。
ジャ~~ン!!物凄い水量です。
尾瀬の湿原にたまった水の底が抜けて、
ここから全部 落ちていくみたいな感じ!!
マイナスイオンを浴びまくったら
さっき下ってきた道を引き返します。
登り返しが、ちょっと憂鬱ではありますが…
尾瀬ヶ原まで やっとの事で戻ってまいりました。
ここまで来れば、もうほぼフラットな木道歩き(の はず)
進むべきルートだけ、再確認。
湿原を流れるヨッピ川。
知らなかったんだけど、僕の故郷を流れる只見川の源流でも あるようです。
シックな佇まいの「東電小屋」。
さぁ、ここら辺りから、尾瀬ヶ原のハイライト!!
広い湿原に渡された木道を進んでいくと
次々と可憐な花が、森が、池塘が、現れ、近づき、去っていきます…
遠ざかりも近づきもせず、遙か遠くに歩く人の列がいつまでも見える一方、
森を抜けた途端 いきなり目の前にすれ違う人が現れたりと
薄く霧がかかった 夢幻の中を歩く魅力に
多くの人が魅了されるんだね…
気がつくと、
湿原の向こうに 残雪を抱えた「至仏山」の山裾が見えてきています…
尾瀬の西の端、「山の鼻」も間近のようです。
尾瀬の旅も、いよいよ終わりのようです。
山の鼻からは、「鳩待峠」へ向け、緩やかな勾配を一登りし
尾瀬とはサヨナラです。
修学旅行か、遠足か、
ネイチャーガイドの人に連れられて
小学生、中学生の子供たちと多くすれ違うようになりました。
君たちの世代にも この貴重な自然を
尾瀬と言う、奇跡の楽園のような場所を
大切に受け継いでいってあげないとね…
また来るね、尾瀬。
今度こそ、至仏山に、再々チャレンジ。
その時は、南の端から、尾瀬ヶ原越しに燧ケ岳を望むんだ。
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