「山」を始める前は、秋の訪れは、
北からやって来るとばかり思っていました。
でも、「山」を始めて以来、
秋は標高の高い山から降りて来ることも知りました。
今年は思いの外、その訪れが早いような気がします…
表銀座縦走から戻り、2週間。
北アルプスの穂高や白馬あたりでは、既に何度か雪が降ったとか…
標高2000メートル級の山に、初雪が降るのも
もう そう先でもないだろうね…
なので そこそこの高さの山で 紅葉を楽しめるのも
そろそろラストチャンスかなぁ?!
今シーズンは テント泊登山のチャンスを なんとなく逃したまま
この時期まできてしまったので、
どうせなら「テン泊」で「紅葉」を楽しんでやろうと、
天気予報とスケジュールとを見比べて
やって来たのが 小海線「信濃川上駅」。
ピンときた方は かなりの“山通” もとい “warazaemon通”!?
そう、昨年の初秋に初めて訪れて魅了されたキャンプ場
『廻り目平キャンプ場』。
そこをベースに、奥秩父の盟主『金峰山』ピストン、
というのが今回のプラン。
時期的には昨年より2週間ほど後にずれ込んでいるので
紅葉は まさに真っ盛りなんじゃないかなと
秘かに期待していたのですが…
信濃川上からバスに揺られること40分あまり、
終点の「川端下」の里山は、
案の定 きれいに色づき始めていました。
暑くもなく、寒くもなく、頬を撫ぜる風も気持ちの良い
最高のトレッキング日和。
ウキキッ!!
川端の集落を抜け、
“キャベツ ロード”に出ようかというところで、
見えてきました、『奇岩城』。
その特徴的なシルエットは いつ見てもワクワクします。
昨年同じルートで歩いた時
のどかに道の両側に広がるキャベツ畑と
この特徴的な山のシルエットが
ミスマッチで面白く感じたものです…
こらーっ!!
ピーターラビットに 叱られるぞっ!!
マヨネーズ、持ってくるの忘れたっ!!
不思議と一度歩いた道は、同じ距離でありながら
最初の時の印象より かなり短く感じるものです…
そろそろ、ゴールの廻り目平です
雑木林が 道の両方に迫ってきました…
きれいな色付きです…
すれ違いに歩み去る、“カメ虫”みたいな若者二人。
そう、ここは“ボルダリング”を趣味とする人たちの『聖地』。
『廻り目平』到着!!
さてさて、まずは我が家を建てる場所を探しましょう…
水場の近さ、トイレの近さ、受付棟の近さ、
それにビールを冷やす川も近いし
やっぱり ここかなぁ…
昨年来た時に ここを選んだのは偶然だったけど
広いキャンプ地の中で
けっこう条件を満たした場所だったかも…
ムフフッ
♪ さてっ、さてっ、さては南京玉すだれ… ♪
『ダブルウォール自立式』
って やつでさぁ、旦那っ…
完成でやんす
ここからが、ちょっと去年と違うところでやんす…
そう、せっかくここでは、直火の焚火が許されているのですから…
石を組み、焚き木を 森から拾ってきて
“カマド”を作ります。
( あ、石組みは誰かが残して行ったものをうまく再利用させていただきました、ヘヘッ )
料理用というわけではありません。
恐らく朝晩冷えるだろうから、暖を取るためと
なにより雰囲気がいいじゃないっすか!?
キャンプしてるって感じっすよね!!
我が家が完成したところで、一休み。
お婆さんは 川へ洗濯に
おサルさんは、受付棟へお風呂に入りに、
おじいさんは 隊長は 早速 川で冷やしておいたビールをあおり
「我が家」の前で昼寝です。
まったりと くつろいで、なんかチョー気持ちイイっす…
今日も、目の前の断崖の大岩に、
何人ものクライマー達が取り付いているのが 見て取れます…
太陽が裏の岩山の陰に隠れた途端、
気温が下がるのがわかります。
では そろそろ火を点けますか…
おサル隊員が なにやら偉そうに 火のつけ方に
講釈をたれています…
ぷぷっ
ここは 大人しく、従っておきますか…
おおっ、でかしたっ、おサル君‼︎
立派な 火が起きました‼︎
お隣に、男性二人組みがやって来ました。
車で来ているので、キャンプ用具の減量化に悩む必要がありません。
風と夜露除けの 大きなターフを張って
折りたたみチェアに焚き火用の燃料やグリルまで持ち込み
羨ましいかぎり…
さて、まだ明るいうちに、夕食の準備を始めないと
悲惨なことになるのが目に見えてます。
ちょっと 急ぐか…
ジャ~ン!!
おサル隊員、女子力UP大作戦っ!!
すごいっ!! 豚バラキャベツの鍋っす!!
お手製ハムサラダに
チーズのホイップクリームのクラッカー乗せっ!!
隠し味はお味噌だとか…
美味いっ!!
全部の食材の写真を撮り忘れてしまいましたが、
キャンプとは思えぬ 内容の豪華さとお味に、
重い思いして運び込んだ白ワインにビールで、
大、大、大満足っ!!
そろそろ、日も暮れようとしています…
暗闇が徐々に 僕たちを包み始めていく中で
焚火に焚き木をくべる手を 時に休ませながら
ちろちろと 小さく揺れる赤い炎を じっと見続けます…
ゆっくりと ゆったりと 時間が流れていきます…
はじめは まばらだった夜空の星が
気付いて空を振り仰いで見ると、満天の星空に変わっていました…
時折 夜間飛行の飛行機が、微かに光を点滅させながら東から西へ横切ります…
一瞬、流れ星かと見紛うあの光跡は、きっと人工衛星でしょう…
夜の「シ~ン」とした音が
確かに聞こえる気がします…
あ、今、暗い山の中に響いた甲高い音は、
鹿の鳴き声かしらん…
夜が深く 深く なっていきます…
次も、金峰山、再び(登頂)編2 です。
お楽しみに~
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北からやって来るとばかり思っていました。
でも、「山」を始めて以来、
秋は標高の高い山から降りて来ることも知りました。
今年は思いの外、その訪れが早いような気がします…
表銀座縦走から戻り、2週間。
北アルプスの穂高や白馬あたりでは、既に何度か雪が降ったとか…
標高2000メートル級の山に、初雪が降るのも
もう そう先でもないだろうね…
なので そこそこの高さの山で 紅葉を楽しめるのも
そろそろラストチャンスかなぁ?!
今シーズンは テント泊登山のチャンスを なんとなく逃したまま
この時期まできてしまったので、
どうせなら「テン泊」で「紅葉」を楽しんでやろうと、
天気予報とスケジュールとを見比べて
やって来たのが 小海線「信濃川上駅」。
ピンときた方は かなりの“山通” もとい “warazaemon通”!?
そう、昨年の初秋に初めて訪れて魅了されたキャンプ場
『廻り目平キャンプ場』。
そこをベースに、奥秩父の盟主『金峰山』ピストン、
というのが今回のプラン。
時期的には昨年より2週間ほど後にずれ込んでいるので
紅葉は まさに真っ盛りなんじゃないかなと
秘かに期待していたのですが…
信濃川上からバスに揺られること40分あまり、
終点の「川端下」の里山は、
案の定 きれいに色づき始めていました。
暑くもなく、寒くもなく、頬を撫ぜる風も気持ちの良い
最高のトレッキング日和。
ウキキッ!!
川端の集落を抜け、
“キャベツ ロード”に出ようかというところで、
見えてきました、『奇岩城』。
その特徴的なシルエットは いつ見てもワクワクします。
昨年同じルートで歩いた時
のどかに道の両側に広がるキャベツ畑と
この特徴的な山のシルエットが
ミスマッチで面白く感じたものです…
こらーっ!!
ピーターラビットに 叱られるぞっ!!
マヨネーズ、持ってくるの忘れたっ!!
不思議と一度歩いた道は、同じ距離でありながら
最初の時の印象より かなり短く感じるものです…
そろそろ、ゴールの廻り目平です
雑木林が 道の両方に迫ってきました…
きれいな色付きです…
すれ違いに歩み去る、“カメ虫”みたいな若者二人。
そう、ここは“ボルダリング”を趣味とする人たちの『聖地』。
『廻り目平』到着!!
さてさて、まずは我が家を建てる場所を探しましょう…
水場の近さ、トイレの近さ、受付棟の近さ、
それにビールを冷やす川も近いし
やっぱり ここかなぁ…
昨年来た時に ここを選んだのは偶然だったけど
広いキャンプ地の中で
けっこう条件を満たした場所だったかも…
ムフフッ
♪ さてっ、さてっ、さては南京玉すだれ… ♪
『ダブルウォール自立式』
って やつでさぁ、旦那っ…
完成でやんす
ここからが、ちょっと去年と違うところでやんす…
そう、せっかくここでは、直火の焚火が許されているのですから…
石を組み、焚き木を 森から拾ってきて
“カマド”を作ります。
( あ、石組みは誰かが残して行ったものをうまく再利用させていただきました、ヘヘッ )
料理用というわけではありません。
恐らく朝晩冷えるだろうから、暖を取るためと
なにより雰囲気がいいじゃないっすか!?
キャンプしてるって感じっすよね!!
我が家が完成したところで、一休み。
おサルさんは、受付棟へお風呂に入りに、
「我が家」の前で昼寝です。
まったりと くつろいで、なんかチョー気持ちイイっす…
今日も、目の前の断崖の大岩に、
何人ものクライマー達が取り付いているのが 見て取れます…
太陽が裏の岩山の陰に隠れた途端、
気温が下がるのがわかります。
では そろそろ火を点けますか…
おサル隊員が なにやら偉そうに 火のつけ方に
講釈をたれています…
ぷぷっ
ここは 大人しく、従っておきますか…
おおっ、でかしたっ、おサル君‼︎
立派な 火が起きました‼︎
お隣に、男性二人組みがやって来ました。
車で来ているので、キャンプ用具の減量化に悩む必要がありません。
風と夜露除けの 大きなターフを張って
折りたたみチェアに焚き火用の燃料やグリルまで持ち込み
羨ましいかぎり…
さて、まだ明るいうちに、夕食の準備を始めないと
悲惨なことになるのが目に見えてます。
ちょっと 急ぐか…
ジャ~ン!!
おサル隊員、女子力UP大作戦っ!!
すごいっ!! 豚バラキャベツの鍋っす!!
お手製ハムサラダに
チーズのホイップクリームのクラッカー乗せっ!!
隠し味はお味噌だとか…
美味いっ!!
全部の食材の写真を撮り忘れてしまいましたが、
キャンプとは思えぬ 内容の豪華さとお味に、
重い思いして運び込んだ白ワインにビールで、
大、大、大満足っ!!
そろそろ、日も暮れようとしています…
暗闇が徐々に 僕たちを包み始めていく中で
焚火に焚き木をくべる手を 時に休ませながら
ちろちろと 小さく揺れる赤い炎を じっと見続けます…
ゆっくりと ゆったりと 時間が流れていきます…
はじめは まばらだった夜空の星が
気付いて空を振り仰いで見ると、満天の星空に変わっていました…
時折 夜間飛行の飛行機が、微かに光を点滅させながら東から西へ横切ります…
一瞬、流れ星かと見紛うあの光跡は、きっと人工衛星でしょう…
夜の「シ~ン」とした音が
確かに聞こえる気がします…
あ、今、暗い山の中に響いた甲高い音は、
鹿の鳴き声かしらん…
夜が深く 深く なっていきます…
次も、金峰山、再び(登頂)編2 です。
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