山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

乾徳山、ピストンダッシュ‼︎編 (前篇)

2016年06月19日 12時08分37秒 | 奥秩父
 え〜、トレランは しません。
( 正確には、出来ません ハハッ )

そもそも山道って、足元がゴロゴロしてたり、木の根っこもたくさん有ったりして、
おまけに激坂だったり、ぬかるんでたり…

そんなとこ、実際、この私が
重いザック背負って、走れる訳がございません。


だいたいにして、コースタイムも、
ほぼほぼ 標準ペースの、極一般的な、
山ラー でございます、はい。


ところで、友人 山登ラー化計画は、
その後 冬を挟んで 遅々として進んでおりませんが、
やっと 新緑の季節を迎え
いよいよ本番の季節 到来でございますです。


その第一弾、
『 新緑の眩しい季節、山と 温泉と 蛍の夕べ 』
イヒヒ、
企画したのでございます。


時間があれば、
こんなふうにパンフだって作ってしまおうかしらん




※注  イメージ画像


ところが 生憎とメンバー皆、都合がつかず …

自分で言うのもナンですが、
なかなかの好企画なんでございますよ、これが…

山を楽しんで、帰りに温泉も楽しんで、
温泉上がりにビールで喉を潤して、
夕涼みがてら 蛍狩りも楽しんじゃおう、と云う
盛りだくさん の チョット欲張り な企画。

いっその事、 “クラブツーリズム(通称 クラツリ)”
売込んじゃいましょうか?







まずは、「塩山駅」を 出発点に、9時5分発のバスに乗るわけでげすな。
朝一の便のバスが、それより30分ちょい前にあるんでげすが
残念ながら、我々の所からでは
それに間に合わせる事は出来ません。



満員御礼のバスの終点は 西沢渓谷、
満員の乗客の中から 10人程が、
乾徳山登山口で降りました。











長閑な「徳和地区」、
今回も住人らしき人には 人っ子一人 会いません。

子供の頃 夢中で見たアメリカのテレビドラマ、
確か「インベーダー (謎の侵略者)」だったっけ、
あれって こんな田舎の街 全部が
知らぬ間に 宇宙人に そっくり乗っ取られてしまうって話。

大丈夫だろうか、この里は…

…ってな妄想をしながら、
登山口へ 歩を進める訳でございます。











緑濃い、新緑の下を15分程歩いて、
やっとスタートでございます。




奥秩父の山系の この季節 特有な“春蝉の大合唱”の中を
標高を上げていきます。









同じバスで やって来た
我隊以外の2つのパーティー、
メンバーの構成年齢は どちらも
どう見ても 現在 二番手として進む 我々よりも下で、
歩き出してすぐに、後ろのパーティーにサクッと抜かされてしまいます。
その若さあふれる元気さを
正直 ちょっと うらやましく感じます。



でも、遅れちゃならないと 焦らなくても大丈夫。

最近、隊長の意識しているのは
ペース配分。
お米の竈炊きのリズムと一緒で、
“ 始めチョロチョロ 中 パッパ ”

最初は ゆっくり過ぎるくらいゆっくりと足を運びます。
歩幅を短く、
いかに段差の少ないところを選んで足を上げるかにのみ、
神経を集中。







すると自然に、
1時間も経つと、いいペースで足が進むようになります。

“ 中パッパ ”
ここで どんどこ ペースを上げます。



途中にある水場『錦晶水』。
登り出しから1時間半ほどの ここに着くまでで
前を進んでいた 二パーティーを追い越して 更にだいぶ先行し、
朝一便のバスで登りだした人たちの一群にも
追いつきました。
ヘヘッ






ん!? 山頂が見えました。








扇平という、開けた草っパラにでます。
乾徳山の山頂は、確か岩々で あまり広くなかった記憶があるので
時間的にもちょうどいいし、
先にここでお昼にしましょ!!

で、今回 ついにおサル君の女子力が爆発です!!
肝心の写真が うまく撮れていなかったのですが、
なんとザックから取り出した パックに詰められていたのは
『 そーめん 』!!

予め湯通しし、
すすりやすく 箸で採りやすく丸くまとめて詰められた そーめん。
それに軽くお水を振りかけ
そーめんつゆに おろし生姜で すする、
山の上での そーめん の なんと美味しかった事!!



たまたま やはり側でお弁当を広げていたパーティーが
いきなり ずずっ、ずるずるっ、と 
山ではあまり聞きなれない そーめんをすする音に
一体何を食べているのかと
目を丸くしていたのが可笑しかったっす!!

これからの暑い夏には、すごく良いっすよ、これっ!!
満点をあげたいところだけど、
薬味のネギを忘れたので、惜しいっ! 98点!!

保冷材が ちょっと重いし、
日帰りでないと用意ができない という難点はあるけど
皆様もお試しあれ~



「月見岩」が、立ち食い 即席そーめんスタンド となりました。





さぁ、ここから山頂まで、
いよいよ岩場が続きます。
がんばろ~っ!!


(後編に続きます。)


最後まで おつきあい いただきありがとうございました。

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