ここ数日、気温もだいぶ上がってきましたね。
“暑がりの寒がり”の自分としては、少し冬の涼しさ、否 寒さが懐かしくなってきたところ。
まったくあまのじゃくな性格じゃあ。
山小屋で、今まで訪れた回数の一番多いのは、八ヶ岳の中央よりちょっと北寄りに位置する『黒百合ヒュッテ』。
通年営業の多い八ヶ岳の山小屋の中でも、その位置するロケーションから否応無く利用頻度が高くなるのと、
ネーミングからくる ちょっと山ガール・山ボーイの琴線に触れる甘い響きが 人気の秘密かな…。
昨年から幾度もお世話になった山小屋を、冬の山行時で振り返り、涼感をお届けして進ぜよう。
『黒百合ヒュッテ』へのスタートは、いつも ここ渋温泉から。新宿発7時の「あずさ」で茅野まで来ると
ほぼ時間をロスすることなく、渋温泉行きのバスに乗り継げます。
茅野駅でバスの発車を待つ間、冬晴れの青い空に迎えられた日には、早くも心浮きうき。
駅周辺に ほとんど雪が見当たらない時でも、さすがに渋温泉まで上ってくると結構な積雪ということが多いんだ。
逆に、渋温泉での積雪量で、「上」の様子もうかがい知れるってわけ。
因みに、渋温泉、名前の通り「渋御殿湯」って温泉宿があるんだけど、立ち寄り湯もやっていて、
早めの時間に下りてきたときには是非。とてもいいお湯です。ただ、飲食提供は何も無く、缶ビールの自販機があるのみ。残念。
『黒百合ヒュッテ』までの登りは、まぁそんなにハードではないし、人気のルートなので雪も踏み固まっていることが多く、
登山靴だけでも登れるんだけど、僕が登る時はウィークデーが多いので、先ずは「ワカン」で足元を固めスタート。
それに、こうした装備をすることで、いよいよ冬山に登るんだなぁ…と、気分が盛り上がるでしょ♪
木に降り積もった雪が、いろんな造形を見せてくれて飽きません。あちこちにウサギだか、たぬきだかの足跡も…
一時間半~二時間ほど登りつめ、体がほぐれ暖まってきた頃、急に視界が開けると『黒百合ヒュッテ』に到着。
山小屋の前がテント場になっています。雪をはたき、ワカンやアイゼンをはずして入口を入ると、
すぐに土間にある暖かいだるまストーブがお出迎えしてくれます。その奥にも大きな薪ストーブがあって、
吹雪かれたりしてやってきた時には、最高ッス!!
人が少ない時には、そのまま土間から靴を脱いで上がりこんだ厨房の前に炬燵があるので、足を突っ込んで
夕食までのひと時、一足先にビールにおつまみで始めるもよし、本棚から本や雑誌を持ってきて
ぬくぬくと まったりまどろむもよし、至福の時間とあいなります♪
時間があって、天気が良ければ、往復15分ほど先の中山峠まで足を延ばし、八ヶ岳の東山腹越しの眺望を楽しむのもあり。
いずれにせよ、この“アイドリングタイム”こそ、山の楽しみの一つだね。
山小屋で過ごすことを目的にやってくる人もいるのも、うなずけます。
『黒百合ヒュッテ』は、こじんまりと、シンプルで清潔なだけの、決して豪華でもロマンチックな宿ではないけれど
山ですごす時間を スタッフをはじめお客さんまでもが大切にしている、そんな山小屋です。
あ~、また行きたいなぁ。
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“暑がりの寒がり”の自分としては、少し冬の涼しさ、否 寒さが懐かしくなってきたところ。
まったくあまのじゃくな性格じゃあ。
山小屋で、今まで訪れた回数の一番多いのは、八ヶ岳の中央よりちょっと北寄りに位置する『黒百合ヒュッテ』。
通年営業の多い八ヶ岳の山小屋の中でも、その位置するロケーションから否応無く利用頻度が高くなるのと、
ネーミングからくる ちょっと山ガール・山ボーイの琴線に触れる甘い響きが 人気の秘密かな…。
昨年から幾度もお世話になった山小屋を、冬の山行時で振り返り、涼感をお届けして進ぜよう。
『黒百合ヒュッテ』へのスタートは、いつも ここ渋温泉から。新宿発7時の「あずさ」で茅野まで来ると
ほぼ時間をロスすることなく、渋温泉行きのバスに乗り継げます。
茅野駅でバスの発車を待つ間、冬晴れの青い空に迎えられた日には、早くも心浮きうき。
駅周辺に ほとんど雪が見当たらない時でも、さすがに渋温泉まで上ってくると結構な積雪ということが多いんだ。
逆に、渋温泉での積雪量で、「上」の様子もうかがい知れるってわけ。
因みに、渋温泉、名前の通り「渋御殿湯」って温泉宿があるんだけど、立ち寄り湯もやっていて、
早めの時間に下りてきたときには是非。とてもいいお湯です。ただ、飲食提供は何も無く、缶ビールの自販機があるのみ。残念。
『黒百合ヒュッテ』までの登りは、まぁそんなにハードではないし、人気のルートなので雪も踏み固まっていることが多く、
登山靴だけでも登れるんだけど、僕が登る時はウィークデーが多いので、先ずは「ワカン」で足元を固めスタート。
それに、こうした装備をすることで、いよいよ冬山に登るんだなぁ…と、気分が盛り上がるでしょ♪
木に降り積もった雪が、いろんな造形を見せてくれて飽きません。あちこちにウサギだか、たぬきだかの足跡も…
一時間半~二時間ほど登りつめ、体がほぐれ暖まってきた頃、急に視界が開けると『黒百合ヒュッテ』に到着。
山小屋の前がテント場になっています。雪をはたき、ワカンやアイゼンをはずして入口を入ると、
すぐに土間にある暖かいだるまストーブがお出迎えしてくれます。その奥にも大きな薪ストーブがあって、
吹雪かれたりしてやってきた時には、最高ッス!!
人が少ない時には、そのまま土間から靴を脱いで上がりこんだ厨房の前に炬燵があるので、足を突っ込んで
夕食までのひと時、一足先にビールにおつまみで始めるもよし、本棚から本や雑誌を持ってきて
ぬくぬくと まったりまどろむもよし、至福の時間とあいなります♪
時間があって、天気が良ければ、往復15分ほど先の中山峠まで足を延ばし、八ヶ岳の東山腹越しの眺望を楽しむのもあり。
いずれにせよ、この“アイドリングタイム”こそ、山の楽しみの一つだね。
山小屋で過ごすことを目的にやってくる人もいるのも、うなずけます。
『黒百合ヒュッテ』は、こじんまりと、シンプルで清潔なだけの、決して豪華でもロマンチックな宿ではないけれど
山ですごす時間を スタッフをはじめお客さんまでもが大切にしている、そんな山小屋です。
あ~、また行きたいなぁ。
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