今日の話のタネがないなと、うろうろしているときに、思いがけないものを見た。
これはオオカマキリがハラビロカマキリを捕まえて食べているのだが、おまけがあったようだ。
ハラビロカマキリの腹の中にはハリガネムシが寄生していたのだろう。
ハラビロカマキリの腹は未だ動いていたが、ハリガネムシは渇いて死んでいるように見える。
しかし、これは今わかったのだが、渇いているのだが死んでいるのではないようだ。
水に入れば勢いよく泳ぎだすという。下のリンク先を読んでもらいたい、ハリガネムシのことがよく解る。
ハリガネムシ讃歌。~この偉大なる、そして悲しき生き物よ。
「森林-河川の生態系、ハリガネムシ類が大きく関与していた」が特に面白い。
これまでもハリガネムシは何回か観察してきたが、驚くことに真冬の1月の雪の日に裏山で見つけたことがあった。
生きていて雪の上を動いていたのだ。
虫はいないのだから鳥やネズミなどにも寄生するのだろうか?
ルリビタキがハリガネムシを食べているシーンも撮ったことがある。
2013年01月14日に雪の上で撮ったハリガネムシ。
2013年01月19日に撮ったルリビタキがハリガネムシを食べているシーン。