てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

 ヒゲナガヤチバエは有りがたいハエ

2015年10月22日 19時21分36秒 | 日記

ススキの原っぱで見つけたハエの仲間。

ヤチバエとは谷地蠅のことで河原、池の傍、水田など湿ったところが好きだという。確かに此処の傍に池がある。

いつもこの写真のように下向きに止まるという。

何故有り難いハエかというと少々ややこしいので

Colocasia's Photo World様のページから引用させて頂いた。

このハエは肝蛭(かんてつ)の中間寄主であるヒメモノアラガイを捕食するから、益虫であるのだそうだ。
肝蛭は牛の肝臓の胆管の寄生虫で、人にこれが寄生すると胆管が炎症し、発熱、吐き気、腹部の激痛、下痢などを発症するという。
また、ヒゲナガヤチバエの卵はかなりの確率でズイムシアカタマゴバチに寄生されるらしい。
その寄生バチは稲の害虫で名高いニカメイガの卵の有力な天敵でもある。
それで、このハエは稲の害虫の天敵を増やす働きをしていることになる。

つまり

ヒゲナガヤチバエの「幼虫はヒメモノアラガイを食べ、又卵はズイムシアカタマゴバチに寄生されて直接間接人類に役だっている。」

という訳だ。



 ヒロハセネガ

2015年10月22日 09時34分17秒 | 日記

初めて知った植物。

ヒメハギの仲間だという。

セネガとは北アメリカのネイティブアメリカンであるSeneka族に由来し,根をガラガラヘビに噛まれた際に利用するとされたことから名づけられたとされています。

そのため英名もsenega snake rootと呼ばれています。

(毒蛇への効果は立証されていなくて、)

むしろセネガは,気管支炎や気管支喘息の去たん薬として高い利用価値を持っています。

 とある。