てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

ヒメクロオトシブミ    未成熟個体

2020年06月18日 20時15分49秒 | 日記

 

5mmぐらいの小さなオトシブミを見つけた。

 

「東京26区内の虫」様には

東日本に多いヒメクロオトシブミの「黒色型」だが、腹部だけが黄褐色という点で「未熟な状態で腹部のみ黄褐色の個体」(Apoderus mitens f.abdominalis)と判断出来る。

脚も腹部同様に黄褐色であればヒメクロオトシブミの「赤腹型」、腹部まで全て黒いければヒメクロオトシブミの成熟した「黒色型」となる。

コナラやクヌギ、バラ、フジなどの樹上に居ることが多く、メスはそれらの葉を巻いて「揺らん」(内部で幼虫が育つ部屋のようなもの)をつくる。

等とある。