てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

クスベニヒラタカスミカメ

2020年08月22日 19時03分56秒 | 日記

 

 

 

 

 

昨年、初めて気がついたのだが、家の前の遊歩道に植えてあるクスノキが8月になると大量に葉っぱ落すのである。

クスノキは、春に落葉するのは知っていたが8月に大量に葉っぱ落すのは初めての光景だった。

調べてみるとクスベニヒラタカスミカメがその犯人だった。

 

昨年は、犯人の撮影には至らなかったが、今日見るとチャッカリ交尾をしているのを見つけた。

この虫のおかげで、猛暑の中で掃除をするのに大変な目に合う。にっくき虫なのである。

 

成虫は葉に口吻を突き刺して吸汁し,葉柄内に卵を産み,世代交代の サイクルが早いためすぐに数が増える。

 被害葉には独特の茶褐色の斑点が多数でき ,産卵された葉柄は黒ずみ,落葉しやすくなる。