ニガクサの花の傍を通ったので、いつものように虫瘤を探してみた。掌にとるとさっそくヒゲブトグンバイが出てきた。
シソ科植物の花に虫瘤を作り、その中にすむという変わった性質がある。
宿主植物としてはイヌコウジュ、シモバシラ、ニガクサ、ツルニガクサなどがあり、本種はこれらの植物の蕾に幼虫が寄生し、袋状の虫瘤を作らせ、その中で成長する[2]。
餌になる植物は東日本ではニガクサに、西日本ではシモバシラに多い傾向がある[3]。
ちなみに虫えいとしての名はニガクサツボミフクレフシ、ニガクサノハナビラフシ、シモバシラツボミフシなどである。
等とある。
2019年08月21日に同所で撮ったヒゲブトグンバイの幼虫。
白くて大きなキノコに虫喰いの痕が見えた。
何か虫がいるかも知れないと、取り上げてみるとポロリと落ちた虫がいた。20mmぐらい。
枯れ葉の中に隠れたのでそっと撮った。
2017年07月03日 に撮ったのが、同一のアカバネハネカクシのようだ。翅が出ている。
2019年09月24日に撮ったのは、オオアカバハネカクシと思われる。25mmぐらい、上翅は赤くない。