てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

二ホンヤモリ

2021年10月20日 19時20分06秒 | 日記

 

 

 

 

樹名板の裏で見つけた二ホンヤモリ。

そろそろ越冬体制だろうか。

 

生息地では人間に身近な存在で、人家内外の害虫を捕食することから家を守るとされ、漢字では「守宮」(あるいは「家守」)と書かれよく似た名のイモリ(井守)とともに古くから親しまれていたことが窺える。

人間に対しては臆病で攻撃性が低く、能動的な咬害や食害を与えることもないため、有益な動物である。縁起物として大切にする風習もあるが、逆に民家に侵入する不快生物として扱う人々も存在する。

等とある。

 


霊峰

2021年10月20日 18時23分41秒 | 日記

 

 

貯水池から見た富士。雪が裾野まで広がっている。

今日は、木枯らし1号には、届かなかった模様。

 

東京地方の「木枯らし1号」の条件は以下の通りです。
①10月半ばから11月末までの間
②気圧配置が西高東低の冬型になっている
③風向が西北西~北
④最大風速が、おおむね8メートル以上

 

 


お菊虫   ジャコウアゲハの蛹

2021年10月20日 17時50分32秒 | 日記

 

 

 

 

ジャコウアゲハの蛹は、よくお菊虫と呼ばれることがある。

 

それは、次のような話から来ている。

ジャコウアゲハのさなぎは、見ようによっては、着物姿の女性が木にしばられているようにも見えます。人々はこれを播州皿屋敷の話につなげて「お菊虫」と呼んだのではないでしょうか。

播州皿屋敷の話とは・・・

 姫路城が造られる前の頃、その地を支配していた城主の家来が城の乗っ取りを企てたのです。そのことを知った女中の「お菊」は企てがあることを知らせ、城主の危機を救いました。乗っ取りをたくらんだ家来は、「お菊」に仕返しをするため、家宝の皿を一枚隠し、その責任をお菊になすりつけて殺し、井戸に投げ込んだのです。
 それからは、夜ごとに井戸の中から皿の枚数を数えるお菊の悲しそうな声が聞こえたといいます。

下滝野の庄屋屋敷の庭にこのジャコウアゲハのさなぎが大発生し、お菊虫の伝説が生まれた・・・。