アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

淡々とした難しさ

2006年10月02日 | ピアノ全般
印象主義と呼ばれるドビュッシー。
ドビュッシー作品を演奏しようとするとき、
いつも私がつまずくのことのひとつに、
左右の手で、それぞれ違う旋律を奏でること。

ピアノなんだから、当たり前じゃない!
・・と、言われそうですが、私にとって、
特にドビュッシーは難しいんです。

今手がけている「沈める寺」の場合、
左手では淡々とした旋律を奏でながら、
右手では、もう少し膨らみのある演奏になるのでしょうか。

左手が奏でる旋律は、「曲線」でなければならないのに、
私の演奏では、ところどころに「角」が生じます。
少なくとも、「水」には角がありません。

角ができてしまう原因として、
左右の手の動きの兼ね合いがあります。
つまり、2つの違う表現を、
同時にすることができないんですぅ…。
左手が、右手につられてしまうのでしょうね。

聴いていると、とても耳ざわりの良い部分ですが、
そのように私が演奏することは、
まだまだとても難しそうです。

何も考えずに何となく弾いていれば良いらしいのですが、
それが、どうしても、上手くできません…。

どうにか、キレイに弾けるようになりた~~い!!

アンズ (杏)

2006年10月02日 | 誕生花
   

<10月 2日の誕生花>
  アンズ
   ・薔薇(ばら)科
   ・学名 : Prunus armeniaca
         Prunus = サクラ属
         armeniaca = 小アジアのアルメニアの
   ・原産地 : 中国
   ・別名 : 唐桃(カラモモ)
   ・英名 : Apricot

<花言葉>
  遠慮、気後れ、処女のはにかみ、乙女の恥じらい、
  誘惑、疑い、慎み深さ、独立

今日の誕生花、アンズは
2月23日の誕生花でもあります。
花色は、白、淡紅です。

桜と同じ薔薇科ということもあるのでしょう。
アンズの花は、桜にとてもよく似ています。
また、桃か梅の花とも見まごうかもしれません。

アンズの栽培が盛んな所は、日本にいくつかあり、
その中でも一番印象深いのが長野県でしょうか。
「日本一のあんずの里」として知られる千曲市。
その「あんずの里2006情報サイト」というのがあります。
よろしければ、ご覧くださいね♪

アンズの花が満開の見事な風景なども、
見ることができます。
本当に、満開の桜の花かと思いたくなるような風景です。

長野県でアンズの栽培が盛んなのは、
伊予宇和島藩のお姫様が、この地に嫁ぐ時、
「故郷の春を忘れないように・・」
と持ってきたことがきっかけ、というお話もあります。

福岡県福津市勝浦にも「あんずの里」があり、
春には4000本のアンズの木が花を咲かせるそうです。

身近でアンズというと、ジャムやドライフルーツでしょうか?
あの清々しい甘酸っぱさが、何ともいえず美味しいですね。
私は大好きなんです♪