アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

モノ

2006年10月26日 | 雑記
少し前のお話です。

玄関ポーチを掃除していたところ、気になるモノがありました。
鳥のフンか何かが、こびりついてしまったのかと思うような、
小指の先ほどの、白っぽい枯れ木のようなモノ。
それは、ほうきで掃いても、ピクとも動きません。

目立つ場所でもないし、目障りでもないので、
とりあえずは、そのままにしておきました。
もしかしたら、翌日にはなくなっているかも・・
・・などという期待もありました。

翌日。
やはり、同じ場所に、同じ形で、そのままあります。
ほうきでしつこく掃いても、やっぱり動かない…。

ズボラな私は、そのまま放置しておくことにしました。
いつかは、なくなるだろうと思って。。。

しかし、雨が降っても、風が吹いても、
そのモノは、そのままずっと同じ場所に。

数日後、いい加減取り除こうと思い、
サッシ等を掃除するブラシを持ってきて、
こそげ落とし、ようやくとれました!

他の小さなゴミと一緒に掃いて、ちりとりへ。
そのちりとりを持って家の中へ入ったところ、
そのモノは動き始めました!!

最初は、私が、ちりとりを傾けてしまったのかと思い、
ゴミが落ちないようにちりとりを加減したところ、
そのモノから・・
な、な~~んと、 が出てきたのです!!
(ガ~~ン☆)

その枯れ木のようなモノは、さなぎだったのですね!
ちりとりの上で、羽化しちゃいました~!

思わずちりとりを投げ出しそうになりましたが、
どうにか踏みとどまりました。

あわてて外へ出て、さなぎごと置きました。

蛾は、どこかへ飛んでいったようです。
抜け殻のさなぎも、風に運ばれていったようです。

私、ズボラでよかったわ♪
さっさと処理していたら、
さなぎを、そのまま、
ゴミ箱へ入れてしまったでしょうから。。。

クサギ (臭木)

2006年10月26日 | 誕生花
   

<10月26日の誕生花>
  クサギ
   ・熊葛(くまつづら)科
   ・学名 : Clerodendron trichotomum
         Clerodendron = クサギ属
         trichotomum = 三分岐の、三叉の
   ・原産地 : アジア

<花言葉>
  運命、治療

今日の誕生花、クサギの
花色は、白、淡紅です。

開花時期は、7月下旬頃から9月下旬頃です。
北海道から沖縄まで、日本全国に分布しており、
日当たりのよい原野などに自生しているようです。
観賞用も出回っています。

木を折ったり、葉をちぎったりして傷つけると、
とてもいやな臭いがすることから、「クサギ」です。

赤っぽい色のところはガクで、白いのが花なのですね。
花は、ユリに似た、とっても甘い香りがします。
そして、花が終わると、黒紫の実がなります。

「臭い」と言っても、
それは人間にとって臭いだけなのかもしれません。
それも、傷つけることなく普通にしていれば、臭気はありません。

人間も、長所と短所の両方がありますね。
1つの短所が、いくつもの長所より印象深いことも
多いかもしれません。

気付いてね。
可憐な白い花が、芳香を放っていることを。

その白い花は、香っているだけで、
周囲の人が快い気分になっていることも忘れないで…。