アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

ピカソとブラームス

2006年10月25日 | 音楽
今日10月25日は、
作曲家でワルツ王と呼ばれたヨハン・シュトラウス2世、
同じく作曲家のジョルジュ・ビゼー、
そして、画家・彫刻家のパブロ・ピカソ、
その他の方々のお誕生日です。

ピカソの作品というと、
ちょっと不思議な絵を思い浮かべる方が多いと思います。
初期のピカソは、ごく普通の絵画を描いていました。
そこから余分な線を取り除いた結果、
ピカソ独特の絵へと変化してきたのだそうです。

ブラームスも、初期の作品よりも晩年の作品の方が、
音楽用語が少なくなっているような印象があります。

音符自体は、不必要なものは書いていないと、
ブラームス本人が言っていたとの記録があったと思います。
あんなにたくさんの音符が書かれていても、
無駄な音はひとつもない、というわけです。

ですから音楽用語も、ブラームスが必要でないと考えるものは
書かれていなくても、何ら不思議ではありません。

ピカソとブラームス。
職種も、性格も、かなり違うふたりです。
しかし、ひとつの芸術をずっと見つめた上で、
それぞれがより良い作品を生み出そうとした過程には、
ちょっとした類似点があるように、私は思ったりもします。

ヨハン・シュトラウス2世。
彼がブラームスと厚い親交を結んでいたことは、とても有名です。
ふたりが並んでいる写真も、
多くの書物やインターネットのページなどでよく見ます。
ヨハン・シュトラウスの方が年上なのに、
ブラームスの方が年長者のように見えたり…?

また、ブラームスは20歳の頃、
演奏旅行中にフランツ・リストと会い、
ブラームス自身の作品をみてもらっています。

一方ビゼーは、とても才能あるピアノ弾きでした。
天才的なピアニストであるリストをうならせるほどの。
でもビゼーは、ピアニストではなく、
オペラ作家としての道を歩む決心をしていたのでした。

直接は結びつかないピカソとブラームスですが、
そこを何とかこじつけてみました。。?

お粗末さまでした。 m(_ _)m

ミセバヤ (見せばや)

2006年10月25日 | 誕生花
   

<10月25日の誕生花>
  ミセバヤ
   ・弁慶草(べんけいそう)科
   ・学名 : Sedum sieboldii
         Sedum = キリンソウ属
         sieboldii = 日本植物の研究者
               「シーボルト」さんの
   ・原産地 : 日本(本州北部)
   ・別名 : 玉の緒(たまのお)

<花言葉>
  つつましさ、静寂、静穏、おだやか、安静、
  憧憬、あこがれ、大切なあなた

今日の誕生花、ミセバヤの
花色は、淡紅です。
葉は銀白色で、晩秋の頃には、きれいに紅葉します。

開花時期は、9月中旬頃から11月末頃です。

ミセバヤという名前は、
その美しい姿を「誰に見せようか」という意味です。
いかに花が優美であるか、ということなのですね。

高野山の法師が、この花を詠った和歌もあります。

  みせばやの 名になつかしむ 一むらの 
  夢を見出でぬ 故郷の庭に

                    若山喜志子 

別名の「タマノオ(玉の緒)」は、
花を毬の玉、茎をその緒と見立てたことからです。
開いた花は、ボンボンのようにも見えます。

とってもキレイなピンク色の花で、眺めていると、
まあるくホンワカした気持ちになります。

オシャレをしたあなた♪
誰に見せばや?(*^_^*)