アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

ディープロイヤルブルー

2008年02月03日 | 誕生色
すっかり雪景色の東京地方。
「蛍雪」という言葉が、ふと浮かんできました。
雪の白さが反射して、とても明るく感じます。

さて、今日2月3日は 節分 (せつぶん)ですね。

本来は、各季節のはじまりの前日のことで、
「季節を分ける」という意味があります。

各季節のはじまりの日とは、立春、立夏、立秋、立冬。
その昔、節分は、年中行事でした。
江戸時代以降、春の節分だけになったそうです。

季節のかわり目には、邪気が生じると考えられています。

その邪気を追い払うため、節分の日の夕暮れに、
柊(ひいらぎ)の枝に、鰯(いわし)の頭を刺したものを、
家の戸口に立てます。(これには、地域差があるようです。)

また、炒った大豆をまき、歳の数だけ大豆を食べたりする
習慣がありますね。

それから今日は、のり巻の日 でもあります。
1987(昭和62)年。
全国海苔貝類漁業協同組合連合会が制定しました。

節分の夜に、恵方(その年の吉の方角)に向かって
太巻きを食べると幸せになれる、という言い伝えから。

この太巻きは、「恵方巻」と呼ばれています。

関東地方では、近年になってから、
この行事が定着しはじめたようです。
(スーパーの影響力も大きいみたい……。)

今年の恵方は、丙(ひのえ)とか。
つまり、「南微東(みなみ、びとう)」だそうです。
厳密には、南微東と南南東とは、若干ズレるみたいです。

今年の恵方は、ほぼ南南東ということで。


■2月3日の誕生色 

   ディープロイヤルブルー (deep royal blue)
     直感力、はにかみ、威厳、貴人

 生来の直感力に恵まれているのでしょうね。
 反面、はにかみ屋さんでもあるので、
 直感はあっても、それを表現しきれないこともあるかも…?
 高貴な雰囲気と威厳に、ハッとさせられそうな。

 ディープロイヤルブルー。
 英王室の青よりも、さらに深いブルー。

 ロイヤルブルーは、1892年。
 正式に王室の色となりました。

 ちなみに、ロイヤルブルー は、8月7日の誕生色です。

 夏のロイヤルブルーと、冬のディープロイヤルブルー。

 ロイヤルブルーの色を、冬という季節に合わせて、
 やや濃い雰囲気にした感じなのかもしれませんね。

 寒さにもメゲず、凛とした雰囲気の
 ディープロイヤルブルー。

 この色を見ていたら、何年も前の、冬の国体会場で、
 吹雪の中にたたずむ紀子さまを、思い出しました。

 あまりの寒さに、紀子さまの前髪は、凍りついていました。
 にもかかわらず、ずっと紀子さまスマイルのまま、
 身じろぎもせずお立ちになっておられました。

 さぞかしお寒かったことと、お声をかけた人に対して、
 紀子さまは、「秋篠宮殿下よりも、皮下脂肪が多いので、
 大丈夫です」という意味のお返事をなさったとか。

■2月3日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
ツバキ (赤) つつしみ深い
ツバキ 完璧な魅力
アワナズナ 君に捧げる
タネツケバナ 勝利
ヒイラギ 機知
ベゴニア 片思い
セツブンソウ 気品
ビオラ 私のことを思ってください