真っ青だった朝の空。
いつしか白い雲がやってきて、
そしてまた、流れていく。
溶けきれなかった真っ白い雪。
白さを留めたまま、凍っている。
毎日少しずつ、春色になる太陽の光。
冬の中に、春の気配をわずかに感じるだけで、
どうして、こんなに、嬉しいのでしょう……。
■2月5日の誕生色 ●
パンジーパープル (pansy purple)
宗教的、詩的な恍惚、神秘と夢幻、霊感的
宗教的な雰囲気の持ち主なのでしょうね。
霊感や神秘的なメッセージを、敏感に受け取りそうです。
上手く自然の流れに乗って、スムーズに進む力も
あるようですね。
パンジーパープル。
パンジーの花の紫色。
パンジーが日本にやってきたのは、江戸時代。
当初は、遊蝶花 などとも呼ばれていたそうです。
よく見かけるパンジーは、
ガーデンパンジーという園芸品種。
和名は、三色菫(サンシキスミレ)です。
パンジーの品種改良が行われるようになったのは、
18世紀はじめ頃から。
同じ頃、英語の色名としても、
パンジーという名前が使われ始めました。
そして、19世紀に入ってから、
パンジーパープルという色名も、使われるようになりました。
化学染料以前の、自然のパンジーの色を表しているのが、
パンジーパープルなのですね。
ところで、このパンジーという名前。
下向き加減に咲くこの花は、人間が頭を垂れて
もの思いにふける姿に見えることから、
「パンセ」と呼ばれるようになったそうです。
パンセはフランス語で、「思考・考える」という意味です。
哲学者ブレーズ・パスカルの著書とも、同じ名前です。
西洋ではパンセで、日本では遊蝶花。
同じ花なのに、その印象は、随分と違うものですね。
寒さの中でも、高貴な紫色の花も咲かせるパンジー。
細くて弱そうに見えるけれど、実は強いパンジー。
パンジーが、どのように見えるかは、
見る人の心次第なのかもしれませんね。
■2月5日の誕生花
花の名前 | 主な花言葉 |
マーガレット (白) | 恋占い |
サクラソウ | 初恋 |
シダ | 愛らしさtd> |
ボケ | 熱情 |
オーブリエチア | つつましやかな物腰 |
オキナグサ | 告げられぬ恋 |
ネコヤナギ | 自由 |
春咲きクリスマスローズ | 協力 |
カンガルーボー | 不思議 |