アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

紅藤色

2008年02月04日 | 誕生色
 
真っ白な雪、真っ青な空。

きらめく太陽光が、残雪に反射して、
まるで、地上からも、光が生まれているみたい。

さて、今日2月4日は 立春 です。

二十四節気のひとつ。
初めて春の気配が現れる日とされています。

この日以降、初めて吹く南寄りの強風を
「春一番」と呼ぶのですね。

気象庁の定義では・・・
立春から春分の日の間、日本海で発達した低気圧から、
8メートル以上ある南寄りの強風が吹き、
気温が上昇する現象を、
「春一番」と呼んでいるのだそうです。

また立春は、雑節の基準となる日でもあります。
八十八夜や二百十日、等の起算日になるのですね。

「はじまり」の日。


■2月4日の誕生色 

   紅藤色 (べにふじいろ)
     感性、才気煥発、外向性、個性派

 豊かな感性と、あふれ出る才能の持ち主なのでしょうね。
 外向的で、いろいろなタイプの人と楽しく過ごせそうです。
 オンリーワンであることを強く希望して、
 自分自身を発信するタイプかもしれません。

 紅藤色。
 赤みのある藤色。

 この色名が登場したのは、江戸時代のようです。

 和装においては、藤色は熟年向きで、
 紅藤は、若向きの色として扱われているのだとか。

 紅を掛けた藤色ということで、紅掛藤 (べにかけふじ)とも、
 若向きの藤色ということから 若藤 (わかふじ)とも
 呼ばれるようです。

 藤の花の色は、日本人好みのようで、
 「藤」がつく色名は、たくさんあります。

 色の美しさもですが、藤の花の可憐な姿にも、
 特別な魅力を感じているのでしょうね。

 頬を赤らめたような、紅藤ならば、なおのこと。

■2月4日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
サクラソウ (赤) 顧みられない美
ツバキ 完璧な魅力
ボケ 熱情
クンシラン 幸せを呼ぶ
ヒトリシズカ 隠された美
フキタンポポ 公平な裁き
ブルーデージー 純粋