アンダンテ ~私の歩幅で~

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栗 (利平種)

2008年10月15日 | 誕生果
 
きょう、みかんを買ってきました。

スーパーの果物コーナーには、山積みのみかん。

みかんには、ビタミンCがたっぷりですね。

そろそろ手荒れも気になる季節。

みかんは、キレイなお肌の味方です。



それでね・・・



実はね・・・



ジャジャ~~ン!



みかん型のケースに入ったハンドクリームでした。ヽ(*’-^*)。




■10月15日の誕生果

    (くり)
     知恵

 ・英名 : chestnut
 ・和名 : クリ
 ・分類 : ブナ科、 クリ属
 ・原産地 : 日本


利平種の栗。
日本栗と中国栗の一代雑種。

1950(昭和25)年に種苗登録されました。

果皮は、黒紫褐色で光沢があります。
ニホングリよりも、皮離れも品質も良いのだそうです。


栗は、北半球の温暖帯に約12種が分布しており、

  ・日本原産の 日本栗 (ニホングリ)
  ・華北原産の 中国栗 (チュウゴクグリ)
  ・アルメニア原産の ヨーロッパグリ

の3種に大別されます。

ニホングリ は、果実が大きく、
まさに私たちがイメージするクリです。
渋皮離れは悪いのが難点。

そのまま茹でるほか、炊き込みご飯や和菓子にも
利用されています。

チュウゴクグリ は、小粒で甘く、渋皮がはがれやすい。
なんといっても、天津甘栗でしょう。

この天津甘栗。
実は、天津産ではありません。
万里の長城付近で採れたクリが天津に集められ、
天津から輸出されるので、天津甘栗と呼ばれるようになったとか。

ヨーロッパグリ は、中粒で、渋皮がはがれやすい。
こちらのお馴染みは、マロングラッセ。
これは、料理用に改良された「マロン」という品種なのだそうです。

私の周囲で栗が嫌いだという人は、ひとりもおりません。
反対に、栗が大好物という人は何人もいます。

それを世界に当てはめるのは無謀ですが、
それでも、きっと、世界中さがしても、
栗が嫌いという人は、ほとんどいないような気がします。

栗のある風景も、栗のある食卓も、
あたたかみがあり、しあわせが感じられるようですね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■10月15日の誕生色 : 代赭色
■10月15日の誕生花 : メボウキ(スイートバジル)、他