アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

セレスタイト

2010年02月04日 | 誕生石
きょうは 立春 (りっしゅん)ですね。

二十四節気のひとつで、
初めて春の気配が現れてくる日
とされ、暦の上では、きょうから春です。

実際は、もうしばらく北から風が吹いてきそうですが、
この日以降初めて吹く南寄りの強風を「春一番」といいます。

また、立春は雑節の基準となる日でもあるので、
きょうを基点に、八十八夜や二百十日等を数えるのですね。


春に向かって、少しずつ、陽射しが明るくなり、
空の青さも、植物の青さも、増してきます。


そして、この青い石は、青さだけではありません・・・


■2月4日の誕生石

   セレスタイト (celestite)
     目覚め

 ・英 名celestite
 ・和 名天青石(てんせいせき)
 ・モース硬度3 - 3.5
 ・産 地マダガスカル、メキシコなど

セレスタイト。
天空の美しさの象徴とされる石。

和名を天青石というように、淡青色の石が一般的ですが、
ほかにも、無色や白、灰色、帯緑色、帯黄色、帯赤色、帯橙色
などがあります。

透明ないし半透明で、
ガラス光沢から真珠光沢があります。

名称は、ラテン語で「天」を意味する
coelestis に由来します。

「神聖な至上の天空」という意味もあるとか。


淡青色したセレスタイトですが、
燃やすと、赤い光を出すんです。

その性質を利用して、花火にも使われているみたい。
そのほか、さまざまなモノに姿を変えているようですよ。

たとえば、曇りガラス、ニス、家庭用陶磁器、など。
やわらかいので、加工しやすいのでしょう。


静かで落ち着いた淡青色をした石。
それが、火をつけられると一転して、赤い光を放つ石。

一見、穏やかそうであっても、
熱く、はじけるものを、うちに秘めているのですね。


★パワーストーン効果★
聖なる精神を象徴するとされる石。運命的な出会いを引き寄せ、
純粋で深い愛情が芽生えてくるかもしれません。
部屋に置くだけで、空間から人間までを浄化してくれます。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■2月4日の誕生花 : サクラソウ (赤)、他
■2月4日の誕生色 : 紅藤色
■2月4日の誕生果 : バナナハート

何事も

2010年02月04日 | ことば
「私には無理……」
つい、そう思ってしまうことがあります。

そんな時・・・

マスト(やらなければイケナイこと)でないならば、
「やってみたい」か「やりたくない」かを、自問してみます。

「やってみたいけれど、難しそう……」

気持ちが消極的になる時は、
“分解”してみると、良いかもしれませんネ。

最初から、大きなことは、できません。

では、とっかかりが全然ないかというと、
そうではなくて。

積み木を積み上げるように、
ジグゾーパズルのピースを、一つ一つはめ込むように。

小さなところから始めると、
最終的には、大きなものができるということ。

ピアノも、おんなじだなぁって思います。

ものすごく無謀な挑戦でない限り、
きっとクリアできると。


自動車会社フォード・モーターの創設者であり、企業家でもある、
ヘンリー・フォード氏の言葉を読んで、そう思いました。

Nothing is particularly hard if you divide it into small jobs.

「何事も特に難しいことはない、それを小さな仕事に分ければ」