アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

バイカラー・フローライト

2010年02月13日 | 誕生石
バンクーバーオリンピックが始まりましたね!

素敵な聖火台に、聖火がともっています。
聖火が燃えている間がオリンピック開催期間。

今回の会場は、カナダ。
カナダの国旗の意味を、私は初めて知りました。

両サイドの赤い色は、海太平洋と大西洋。
海だったのですね!

まさか、赤い色が海を表しているなんて、
想像もしていませんでした。

ちなみに、赤と白は、カナダの国の色とのことなので、
先に色が決まっていて、後か

真ん中のメープルリーフは、カナダの象徴。
そして・・・

葉の先端のとがった部分が11カ所と、枝が1つで、合計12。
この数は、カナダの国を構成する10州と2準州全部のこと。


カナダの国旗は、赤と白。
2色のコンビネーションが素敵です。


2つの色、つまり、バイカラー (bicolor) の石は・・・


■2月13日の誕生石

   バイカラー・フローライト (bicolor fluorite)
     二面性と調和

 ・英 名bicolor fluorite
 ・和 名蛍石(ほたるいし)
 ・モース硬度
 ・産 地中国、モロッコ、アメリカ合衆国など

バイカラー・フローライト。
1つの結晶の中に、2つの色を観察できる蛍石。

石全体は、透明ないし半透明で、ガラス光沢があります。

フローライトには、「燐光」と呼ばれる性質、
つまり、紫外線や可視光線の照射に反応して発光し、
照射がなくなっても、しばらくの間、発光が続くというもの。

英名の「フローライト」は、ラテン語で
「流れる」を意味する "fluere" に由来しています。
また、「フッ素 (fluorine)」の意味もあります。

硬さが足りないため、
アクセサリーよりも、観賞用に適しているんですね。

製鉄や製鋼、アルミニウム精錬、光学ガラス、フッ素の原料
など、工業用にも幅広く利用されている鉱物です。


透き通った石の中に、2つの色が共存して、
1つの色とはまた違った表情を見せてくれるのですね。


★パワーストーン効果★
集中力を高め、知識を呼び起こすのに役立ちます。
2色のフローライトは、人と人との調和を取り持って、
人間関係を良好にするパワーもあります。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■2月13日の誕生花 : クサヨシ、他
■2月13日の誕生色 : 鶯 色
■2月13日の誕生果 : 四季橘

初めてのトリオ・リサイタル

2010年02月13日 | コンサート
きのうは、トリオ・リサイタルへ行ってきました。

会場が、私の自宅に近いということで、
友人が声をかけてくれました。
(どうもありがとう♪)

私が道案内をしなければいけない土地なのに、
結局、わからなくなって、道行く人に尋ねたのでした。
(あまりお役に立てなくて、ごめんなさい!)


今回のトリオの内容は、
ピアノ、ヴァイオリン、チェロ。

「ピアノ三重奏」というと、
自動的に、この3つの楽器になりますね。


 ♪ プログラム ♪

  * シューベルト
    ピアノ三重奏 変ロ長調 D.28
    「ソナタ楽章」

  * モーツァルト
    ピアノ三重奏 変ロ長調 K.502

  * チャイコフスキー
    ピアノ三重奏 イ短調 Op.50
    「偉大な芸術家の思い出」


ヴァイオリンの繊細な旋律から、チェロの深~い音まで、
3つの楽器が奏する幅の広さに大感激です。


弦楽器の音色は、人の声にも似ているんですね。

ヴァイオリンは、ソプラノ歌手を思わせますし、
チェロは、バリトンからテノールのような。
(実際の音域は、どうなんでしょ?)

特にチェロは、まるで人が歌っているのではないかと、
そう思いたくなるような旋律が、いくつかありました。


一番感動的だったのは、チャイコフスキー。
出だしのチェロの音などが、まだ、耳に残っています。

室内楽のライブには、今までにも行ったことがありますが、
「音楽は気力と体力だ!」と、
これほどまでに感じられたのは、初めてです。

音楽と一緒に、
たくさんのエネルギーもいただきました。


今回は、第4の人物にも、私は注目していました。
第4の人物は、譜めくりすと。

プロの譜めくりを、
思わず気合いを入れて見てしまいました。

今度、私に譜めくりの機会があったなら、
少しは生かせるかな?


それにしても、
3つの楽器が奏でた音符の数たるや、きっと天文学的。
演奏者も、作曲家も、凄いなぁ~!

素晴らしい音楽を、
どうもありがとうございました!