アンダンテ ~私の歩幅で~

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ファントム・アメシスト

2010年02月25日 | 誕生石
この記事のタイトルで、
気になるのは、多分「ファントム」でしょう。

ファントムって、どういう意味?
そう思ったかた。

11月6日の誕生石「ファントム・クリスタル」に、
ファントムについての記述がありますので、
よろしければ コチラ からどうぞ♪

ファントムは「幻影」や「面影」など、
実体ではないけれど、ビジュアルに浮かんでくることですね。

近い言葉に「幻想」があります。
すぐ多い浮かべてしまうのは、ショパンの幻想即興曲。
こちらの幻想は、英語で「ファンタジー」。

そういえば、宝石類を「ファンタジー」と呼ぶことがないような?
宝石そのものが、ファンタジーみたいだから?


石は、ちゃーんと実在しています。


■2月25日の誕生石

   ファントム・アメシスト (phantom-amethyst)
     幻影

 ・英 名amethyst
 ・和 名幻影紫水晶(げんえいむらさきすいしょう)
 ・モース硬度
 ・産 地ブラジル、メキシコ、ボリビア、日本など

ファントム・アメシスト。
中に濃淡の層が見られるアメシスト。

石英の中で、唯一“宝石”として扱われているアメシスト。
紫色は、微量の鉄イオンによるものだとか。

そして、アメシストが形成される過程で、
一度成長が止まり、その後また成長を開始すると、
その境目に、気泡や他の物質が取り込まれて、
まるで山の影を思わせるような模様ができます。

このような山の陰が、層になって重なったり、
また、きれいな直線状の層もあります。

これを、ファントム効果といいます。


アメシストという名前は、ギリシャ語で
「酒」を意味する methy に、否定辞の a がついて、
「酒に酔わない」という意味になるらしい。

「この石でできた盃で酒を飲めば、悪酔いしない」
とされていたことに由来するようです。

また、お酒を飲むとき、
アメシストを身につけていると、悪酔いしないとか!?


もし、ファントム・アメシストを身につけて、
お酒を飲んだなら・・・

素敵な幻影が見えるかもしれませんネ。


★パワーストーン効果★
持ち主の隠れた美しさや魅力、才能を引き出してくれます。
人を、冷静に見極める判断力も期待できそう。
堅実な恋を引き寄せる力もありそうですよ。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■2月25日の誕生花 : ジャコウバラ、他
■2月25日の誕生色 : ミストホワイト
■2月25日の誕生果 : 阿久根文旦

主婦オーラ全開!?

2010年02月25日 | 雑記
きょうは、用事で都心へ行ってきました。

終了予定時刻を大幅に過ぎ、
帰途につくころには、帰宅ラッシュまっただ中。

どんなに急いで帰っても、自宅到着は8時を過ぎそう。
夕食を作っている時間はありません。

電車を乗り継ぐとき、時計を見ると、
乗りたい電車の発車時刻まで、10分ほどあります。

それならば、デパ地下でお弁当を買っていこう!
そう決めて、利用する改札から一番近い百貨店へ。

目的のお弁当売り場まで、まっしぐら。
行ってみると、お弁当は最後の3つだけ。

一瞬迷ったのですが、
時間的に、近所のスーパーに望みナシ。

ここで買うっきゃない!

そう思って、2つを重ねて、もう1つと思ったところ、
その1つを、別のお客さんが手に取っていました。

「もう1つ欲しいんですけど、ありませんか?」
私は急いで、お店の人に尋ねてみたところ、

作っている最中で、
あと10分くらいはかかるとのこと。

すると、そのお客さんは、
「これ、どうぞ」とおっしゃって、譲ってくださいました。

「ありがとうございます! 助かります!」

去っていく、そのお客さんの背中に向かって、
思わずおじぎをしてしまいました。

私が何も言わなかったのにもかかわらず、3つのお弁当は、
電車に乗っても恥ずかしくない紙袋に入れられていました。

お店の人が「はい、ありがとうございます」と言い、
私も「ありがとうございました!」と言って、改札口へ。


ホームは人、人、人。
どこまで歩いても、とにかく人でいっぱい。

結局、最後尾まで歩いてしまいました。
ふと見ると、そこは「女性専用車両」です。

せっかくだから、初体験しようと、
その車両に乗ることに決めました。

女性専用車両も、すし詰め状態。
駅に停車する度に、少しずつ楽になり。


ようやく家にたどり着き。
感謝して、おいしいお弁当をいただきました。


お弁当を買おうとしていたときの私は、
背に腹はかえられぬモードだったのでしょうね。(^^)