アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

豊後梅

2008年06月23日 | 誕生果
とても久しぶりに、合唱曲のCDを聞いた。
「聴いた」のではなく、単純に「聞いた」のですが。

複数の人の歌声が、ひとつの旋律になる美しさ。
各パートそれぞれの旋律が重なるハーモニーの美しさ。

スピーカーから流れ出る歌声は、まるで清澄な空気のごとく、
部屋を満たし、私の心に流れ込んできた。


■6月23日の誕生果

   豊後梅 (ぶんごうめ)
     大望、野心

 ・英名 : Japanese apricot
 ・和名 : ブンゴウメ
 ・分類 : バラ科、 サクラ属
 ・原産地 : (中国)


豊後梅。
アンズの血を引く晩成型のウメ。

樹や花は、アンズに似ています。
花は、一重または八重で、淡いピンクの大輪。

寒さに強いため、
東北地方や北海道での栽培も多いようです。

果実は、ウメとしては大きめ。
果皮は厚く、果肉のしまりが良いらしい。

梅ジャムやシロップ漬けなどに最適。
熟せば、そのままでも美味しいとか。

また、花を愛でる目的で、
園芸用でも、多く出回っているようですね。

酸っぱい梅干しになることのない豊後梅。
甘い梅になったり、花を目的にされたり・・・。

豊後梅は、華やぎを感じさせてくれるのですね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■6月23日の誕生色 : 海老茶
■6月23日の誕生花 : タチアオイ、他

鶯宿梅

2008年06月22日 | 誕生果
Knock on wood.
(ノック オン ウッド)

英語です。
「幸運が続きますように」という意味。

昔むかし。
木は魔よけでした。

自分に起きた幸運なことを、誰かに話した直後に、
木を叩くと、「幸運が続く」と信じられていたらしい。

「おまじない」みたい。

現代では、実際に木を叩いているのかどうか、
よくわかりませんが、
その表現は、まだ残っているようです。

今日あった良いことを、誰かに話した後、
身近にある木製のものを叩いておくと、
さらなる幸運が、やって来るかもしれませんね。


■6月22日の誕生果

   鶯宿梅 (おうしゅくばい)
     忍耐、行動力、有能

 ・英名 : Japanese apricot
 ・和名 : ウメ
 ・分類 : バラ科、 サクラ属
 ・原産地 : (中国)


鶯宿梅。
青梅の代表的な品種。

徳島県原産で、第二次大戦後の梅酒ブームの波に乗り、
各地に植えられるようになったそうです。

果皮の柔毛は短く、光沢があり、
地色の緑色が映える梅です。

成熟が進むと、果肉内にヤニを生じるらしい。
なので、青梅のうちに収穫して、
梅酒、梅ジュース、梅エキス、カリカリ漬け、にします。

『大鏡』に、「鶯宿梅」のお話があるのですね。
わかりやすく書かれたサイトを発見しました。

閑話抄 というサイト内の
「歳時記」の「春」 に収められているページです。
クリックしてね♪)


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■6月22日の誕生色 : ガーネットブラウン
■6月22日の誕生花 : ガマズミ、他

黎 明

2008年06月21日 | 誕生果
きょう6月21日は、夏至 (げし)です。

二十四節気のひとつ。
北半球では、太陽が最も高く、
昼間の時間が最も長くなる日です。

厳密には、東京あたりなど、1週間くらい前から、
すでに日が短くなってきています。

日々の変化は、畳の目ひとつずつ程度の変化ですから、
もうしばらくの間、一年で一番明るい時期が続きますね。

そして、梅雨が明けたら、夏本番。


■6月21日の誕生果

   黎明 (れいめい)
     移り気、密会

 ・英名 : nectarine
 ・和名 : 油桃(ゆとう)、椿桃(つばいもも)、毛なし桃
 ・分類 : バラ科、 サクラ属、 落葉性小高木
 ・原産地 : 中国


黎明。
反田ネクタリンと、インデペンデンスから生まれました。

1984(昭和59)年に、山梨果樹試験場で育成された
スイートタイプのネクタリン。

果実は短楕円形で、大きさは150グラム程度。
果皮の地色は黄色で、熟すにつれ、ぼかし状に鮮紅色に。
黄肉で、甘味が強く、酸味は少なめ。

また、果肉と種が離れる、離核品種。
これは、すごく嬉しいですね。

食物繊維が豊富で、ペクチンやカリウムなど、
嬉しい栄養素がいっぱいのネクタリン。

こんなにも栄養豊富なのに、桃と比べると、
カロリーは、かなり控えめです。

モモから生まれたネクタリン。

モモの変種ではありますが、
しっかりと個性を持った、ひとつの果実。

梅雨が明けてから、
黎明の季節がやってくるのですね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■6月21日の誕生色 : 金茶色
■6月21日の誕生花 : マツヨイグサ、他

難しい音楽用語 (14)

2008年06月21日 | 音楽用語
専門用語は難しい。。
音楽用語についても、同じことが言えると思います。

私が今よりも音楽用語を知らなかった頃は、
本当に勘違いだらけでした。。σ(^◇^;;


たとえば、交響曲 (シンフォニー)

交響曲って、オーケストラ音楽そのもの???。。σ(^◇^;;

シンフォニー (symphony) は、英語です。
文豪、森鴎外が訳したらしい。

symphony には、「音や色などの、調和的組み合わせ」
というような意味もあります。

語源はギリシャ語で、
「シン(=ともに)」 + 「フォーネ(鳴り響く音)」 です。

イタリア語では、シンフォニア (sinfonia) です。

シンフォニアといえば、バッハの3声のインヴェンションが、
まず思い浮かんできます。

イタリア語のシンフォニアにも、やはり、
「音や色などの、調和的組み合わせ」の意味があります。

その他、「協和音」「初期教会聖歌の和声合唱」「楽隊」
などの意味もあります。

楽曲のシンフォニーとは・・・
ソナタ形式で書かれた、規模の大きい 管弦楽用ソナタ のこと。

速さが、急→緩→急、からなる、
ソナタ形式のイタリア風の序曲から、
発達したのだそうです。

ハイドンにより整えられて、交響曲の基礎が確立されました。
そのため、ハイドンは 交響曲の父 と呼ばれます。

その後、モーツァルトを経て、ベートーヴェンにより
多楽章形式の楽曲として、完成されたのですね。

ナポレオン

2008年06月20日 | 誕生果
湿度は、高め。
歩くと、じんわり汗が出てくる。

建物の中は、エアコンでひんやりしている。
手に持っていたジャケットを着る。

バスの中も、エアコンがよく効いている。
駅に到着。

電車の時間まで、まだ10分以上ある。
カフェで、コーヒーをテイクアウトすることにした。

レジに進むまでの間、私は迷っていた。
アイスにするか、ホットにするかを。

コーヒーを手に、カフェを出る。

ホームで、周囲の景色を眺めながら、
コーヒーを口に運ぶ。

そこそこの規模の割には、
とてものどかな駅だと感じながら・・・。

香りも楽しみながら飲める
熱いコーヒーが、ちょうどいい。


■6月20日の誕生果

   ナポレオン (Napoleon)
     献身

 ・英名 : Napoleon, Royal Ann
 ・和名 : サクランボ
 ・分類 : バラ科、 サクラ属、 落葉高木
 ・原産地 : ヨーロッパ


ナポレオン。
大粒で縦長のハート型、甘酸適和した濃厚な食味。
世界中で人気のサクランボ。

1821年に、ベルギー王が、
かのナポレオンにちなんで命名したのだとか。

ただ、ナポレオンという名前を好ましく思わない国もあり、
別の名前でも呼ばれているようです。

例として、アメリカの Royal Ann など。

日本へは、1872年に、
アメリカから導入されたそうです。

白肉で、果肉はかたいので、生食だけでなく、
缶詰や加工にも適しています。

長い間、世界のサクランボ需要を支えてきたナポレオン。
今は、受粉樹としても大活躍しているのですね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■6月20日の誕生色 : サンライトイエロー
■6月20日の誕生花 : ハナトラノオ、他

ブロンド

2008年06月20日 | 色いろいろ
光があるところだけに存在する、色。

色は、一般に、
  ・色相: 単色光の波長に相当するもの
  ・彩度: 鮮やかさ (白みを帯びていない度合)
  ・明度: 明るさ (光の強弱)
の3要素によって、規定されます。

そして、私たちが認識する多くの色には、
それぞれ素敵な名前(固有色名)がつけられています。

固有色名を持つ、たくさんの色。
その中から、誕生色以外の色についても、
いくつか取り上げています。


きょうは、この色・・・ 

ブロンド (blond, blonde) です。

ある意味、特殊な色名。
何故かというと、いわゆる金髪だけに用いるため。

1080年、フランス語の色名になり、
1481年には、英語の色名にもなりました。

髪の毛の黒い人種がほとんどの日本でも、
今では、ごく普通に使われているブロンドという色名。

近年、日本人も、オシャレで、
髪の毛をブロンドのように染めるようになりました。

ブロンドを和訳すると、金髪。

しかしながら、染めた髪の毛を指して、
ブロンドと呼ぶことは、少ないように思います。

染めた髪の毛は、「金髪」と呼ばれることが多いと思います。
「茶髪」に対する言葉なのかもしれませんが。

生まれつきの髪の毛の色に対してはブロンドで、
染めた髪の毛に対しては金髪。

もしかしたら、どなたかが定義した可能性アリですが、
そのように使われているような気もします。

綺麗なプラチナブロンドは、真似ることのできない
自然の美しさなのでしょうね。

紅秀峰

2008年06月19日 | 誕生果
 
久しぶりに、自分の靴を磨きました。

磨くような靴を履く機会が少ないので、
靴のお手入れをすることも少なくなりました。

靴磨きは、わりと好きです。

ちょっとしたお出かけの時だけ履く
ベージュのパンプス。

私の足に、しっくり馴染んでいます。

履く度にサッとは拭いているのですが、
やはりクリーナーを使うと、違いますね。

それから、無色の靴墨をつけて、仕上げます。

ツヤツヤになったパンプスを見ているだけで、
ちょっぴりゴキゲンな気分。。♪


■6月19日の誕生果

   紅秀峰 (べにしゅうほう)
     愛、ひかえめ

 ・和名 : サクランボ
 ・分類 : バラ科、 サクラ属、 落葉高木
 ・原産地 : 日本


紅秀峰。
1991年に、山形で生まれたサクランボ。

佐藤錦天香錦 との交配から、生まれました。

佐藤錦が親だけに、見た目は佐藤錦によく似ています。
一口食べると・・・とっても甘くて、酸味が控えめ。

果肉がしまっているので、日持ちが良いのですね。

佐藤錦の収穫が終わる頃から、
紅秀峰の収穫が始まるのだそうです。

結実が良く、豊産性なため、
生産量は増えているらしい。

短いサクランボの季節を、
もう少し長く楽しませてくれる紅秀峰。

それから、6月19日は、桜桃忌 なのですね。

作家、太宰治の供養が、
東京都三鷹市の禅林寺(ぜんりんじ)で行われるそうです。

桜桃(=サクランボ)の時期であることと、
太宰の晩年の作品『桜桃』に因んでいます。

太宰治の出身地である青森県金木町では、
1999(平成11)年から、
名称を「生誕祭」に改めたのだそうです。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■6月19日の誕生色 : 卵色
■6月19日の誕生花 : イキシア / イクシア、他

フォルテをピアノで

2008年06月19日 | ピアノ全般
フォルテの曲を、やさしい音色で
弾きたくなるときがあります。

五線上の音符は同じで、
ダイナミクスを変えただけ。

テンポも、ゆるやかにしてみたり。

また、和音をアルペジオにしたり、
アルペジオを和音にしたり。

そうすると、それはそれで、キレイな響き。
聞き慣れた曲も、違う魅力が見えてきたり。

そんな風にして、遊ぶことがあります。

静かな雰囲気の曲を、にぎやかに弾いたことは、
まだ、ありません。

今度やってみようかな?
もしかしたら、また新たな発見があるかも……。

スターフルーツ

2008年06月18日 | 誕生果
「いいことが、ありますように・・」

毎日「いいこと」は、たくさんある。
同じ出来事でも、良いと思えば「いいこと」になる。

「いいこと」は、なくて当たり前、あったら感謝。

たま~に、ドカンと「いいこと」の大当たりもある。
素直に喜んじゃう~♪

小さな「いいこと」にも囲まれて、
すごくシアワセ☆


■6月18日の誕生果

   スターフルーツ
     偽りの魅力、淡白



 ・英名 : star-fruit
 ・和名 : ゴレンシ、スターフルーツ
 ・分類 : カタバミ科、 ゴレンシ属、 常緑小高木
 ・原産地 : 熱帯アジア


スターフルーツ。
断面が星形の果実。

中国の文献には、紀元前からの記載があるらしい。
中華料理のデザートにピッタリの果実。

熟した果皮は黄色になります。
ツヤツヤした果皮は、まるでガラス細工か焼き物のよう。

果肉は多汁。
お味は、やや淡白かも。

長さは10センチ前後、径は5~10センチくらい。
クリスマスツリーの星にもできそうな大きさですね。
砂浜に置けば、海の星?

完熟果実のジュースは、
独特の香りと甘さが楽しめるとか。

生食の他、ジャムやゼリー、ピクルス、砂糖漬け、等々。

5つある星型の角にあたる部分には、渋みがあるので、
その部分を切り落とせば、より美味しくいただけるようです。

花も、5花弁。
2色のデンファレのような色をした、
紫がかったピンクの花が咲くのですね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■6月18日の誕生色 : マホガニーブラウン
■6月18日の誕生花 : オモダカ、他

前世占い☆

2008年06月18日 | 占い&テスト
オリーブさんや yumiさんから教えていただいた、
前世占いのサイト。

私は・・・



~ 創り出す者とは ~

「つくりだすもの」とは、無から有の者を生み出す者達の総称です。
大工・作家・音楽家・細工師・鍛冶屋など、
人々の生活や心を豊かにする創作を行う人物だったようです。


・・・でした。

さらに、「スピリチュアル・クエスチョン」に答えてみたところ、
名(迷)作曲家 でした。

「あ~!! 曲が浮かんでこないのよ~!!」
と、アタマをかきむしる姿は、
私がブログ記事を書けないときと同じかも。。!?

この占いが気になる方は、
コチラ からどうぞ。
クリックしてね♪)