アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

白枇杷

2008年06月17日 | 誕生果
息子が腰痛のため整形外科を受診して、
自宅でのリハビリ・メニューをいただきました。

その際の腹筋は、表面の筋肉ではなく、
いわゆるインナーマッスル。

普通に腹筋をしてしまうと、
お腹の中央部分が少し膨らんだ形になり、
その膨らんだ部分の筋肉を使ってしまうそうです。

それよりも、もっと内側の筋肉を使うために意識することは、
とにかくお腹をペチャンコにすること。

これ以上薄くできません、という状態で、腹筋をします。
そうすると、内側の腹筋を使うことができるらしい。

床と背中の間に、クッション等をはさむと、
効率よく腹筋運動ができるようです。

一番大切なのは、使う筋肉を意識すること。

良いことを教えていただいたと、
一番喜んでいるのは、私!?


■6月17日の誕生果

   白枇杷
     淑女、私のことを考えて

 ・和名 : 白枇杷
 ・分類 : バラ科、 ビワ属
 ・原産地 : 中国


白枇杷。
駿河湾に面した西伊豆土肥にだけ存在する、白いビワ。

1877(明治10)年頃。
中国から持ち帰ったビワの種子のひとつが、
発芽して育ったことが、はじまりだそうです。

生産量が少なく、その上、とてもデリケートで、
長時間の輸送に耐えられないため、
「幻の枇杷」とも呼ばれています。

肉質が、他のビワよりも柔らかく、
甘味も多く、香りも良く、上品な風味のビワ。

収穫時期は、5月中旬から6月上旬とのこと。
生産者が減っているため、収穫量も減っているのだとか。

他の土地で育てられていないということは、
生育が難しいのかもしれませんね。

白枇杷の季節に、西伊豆へ行くことがあったなら、
是非ぜひ、試してみたいものですね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■6月17日の誕生色 : オールドローズ
■6月17日の誕生花 : シロツメクサ、他

ホームランスター

2008年06月16日 | 誕生果
カツン。

手に持っていたコーヒーメーカーのサーバーを、
ミキサーカップにぶつけた……。

コーヒーサーバには、ヒビが入ってしまった。(泣)

どちらもガラス製だけど、
まるで軽自動車とトラックがぶつかったよう。

コーヒーメーカーのサーバって、独特なのよねぇ。
寸胴型で…。

かなり使い込んだコーヒーメーカーなので、
そろそろ・・・でも良いのですが、ちょっと残念。

久しぶりに、自分の手でコーヒーを入れました。
ん~~、いい香り~~


■6月16日の誕生果

   ホームランスター
     継続、努力

 ・和名 : ホームランスター、ホームランメロン
 ・分類 : ウリ科、 キュウリ属、 一年生草本
 ・原産地 : 日本


ホームランスター。
ノーネット型で、乳白色の上品な味わいのメロン。

ホームランとか、ホームランメロンとも呼ばれます。

白肉のハネデューと緑肉のハネデューをかけ合わせた、
比較的新しいメロン。

ウリに近いイメージのノーネットですが、
このホームランスターは、その名の通り、
味も、香りも、抜群!

気温が高くなってくる頃。
食卓に涼やかさを演出してくれるホームランスター。

初夏に嬉しい、価格も嬉しい、
カジュアルなメロンだですね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■6月16日の誕生色 : 黄土色
■6月16日の誕生花 : チューベローズ、他

南 陽

2008年06月15日 | 誕生果
わぁ~~、すご~い!!
と、思わず声を出してしまった。

夕焼け空が、素晴らしく美しい。

茜色よりも、もっと赤く、
場所によっては、やや紫がかったような色。

写真に収めたかったけれど、移動中で難しかったので、
私の脳裏には、しっかり焼き付けた。

きょうの日付は、忘れてしまうかもしれないけれど、
あの夕焼け空は、忘れない。。。


■6月15日の誕生果

   南陽 (なんよう)
     私は幸せ者、清純

 ・和名 : サクランボ
 ・分類 : バラ科、 サクラ属、 落葉高木
 ・原産地 : 日本


南陽。
「さくらんぼの王様」と呼ばれる、
大きくて、甘い、サクランボ。

3Lサイズの南陽は、10円玉よりも、大きい!!

1957年に、山形県農業試験場にて、
ナポレオンの自然交配から選抜された実生。

その後は、北海道などでも、
栽培されているようです。

酸味が少なく、スッキリとした味わい。

果肉が少々色白です。
北国育ちだから?(笑)

7月頃、東北産が一足早く出回り、
その後、北海道産が登場するようです。

立派なサクランボなので、他地域では、
贈答用が多いかもしれません。

ヨーロッパで、太陽は黄色。
ヨーロッパ生まれのナポレオンが親の南陽。

果皮が、やや黄色っぽい南陽は、
太陽に一番近いサクランボかもしれません。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■6月15日の誕生色 : ライトアプリコット
■6月15日の誕生花 : カーネーション、他

鳴門柑

2008年06月14日 | 誕生果
あんなヤボ用、こんなヤボ用、そんなヤボ用・・・
で、1日が暮れていきました。

どうしても時間のやりくりができず、
歌は今月も欠席することに…。

はぁ~、残念。。


■6月14日の誕生果

   鳴門柑 (なるとかん)
     追憶

 ・和名 : ミカン
 ・分類 : ミカン科、 常緑低木
 ・原産地 : 日本


鳴門柑。
今が旬の晩成種柑橘。
淡路島の特産品。

江戸時代中期。
淡路島に住んでいた陶山(すやま)という名前の人が、
岡山の知人からもらい受けた柑橘の種子を庭に植えたところ、
数年後、非常に美味な柑橘の果実がなったのだとか。

あまりにも美味しかったので、
当時の藩主、蜂須賀侯(はちすかこう)に献上。

その美味しさを賞されて、名勝鳴門海峡にちなみ、
鳴門柑と命名されたのだそうです。

鳴門柑には、さらに、ポメロ、サマーフレッシュ、旭柑・・
・・という種類があるそうな。

藩主に献上しても良いくらいの果実、鳴門柑。
現代まで愛され続けている、鳴門柑。

果皮をマーマレードにしても、絶品らしい。
丸ごと美味しい果実なのですね。

ん、もう、とってもおいしそう~!
機会があれば、是非、食べてみたいわぁ♪

参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典


    
■6月14日の誕生色 : アイボリー
■6月14日の誕生花 : ルリハコベ、他

初夏の集い

2008年06月14日 | 交流
昨日、6月13日の金曜日は・・・
クレッシェンドの会、第5回目の練習会でした。

集まったメンバーは4名・・・
yumiさん、オリーブさん、ポーちゃん、私、です。

荻窪の クレモニア で、3時間。
ピアノは、ヤマハG5。
「日本楽器」の刻印が入っていました!

いつのピアノでしょう?
中は、昨年、全部オーバーホールしたそうです。




私が弾いたのは、相変わらずの曲ばかり。。(汗)

バッハ 平均律1-1 プレリュード
ベートーヴェン 月光 第1楽章
ブラームス 「16のワルツ」より1番,3番,4番、15番
メンデルスゾーン 「無言歌集」より ヴェニスの舟歌(Op.30-6)
クレイダーマン 愛しのクリスチーヌ
クレイダーマン ノスタルジー
シューマン 「こどもの情景」より1番、9番、13番


yumiさんは・・・

リスト、ビゼー、バッハ、ドビュッシー、ショパン、
シューマン、モーツァルト・・・と、盛りだくさん。

楽譜を見ながらスイスイ弾いている姿には、感動でした!


オリーブさんは・・・

湯山 昭、バッハ、ショパン、宮川彬良、シューマン・・・と、
とても幅広い。

オリーブさんが奏でる、綺麗な音楽や、楽しい音楽。
とっても素敵でした!


ポーちゃんは・・・

シューマン、ドビュッシー、プーランク、ショパン、
クレメンティ、バッハ・・・と、すご~~い!

ドビュッシーの「象の子守唄」は
すぐに「象」だと、わかりました♪

ポーちゃんの一所懸命さが、ひしひしと伝わってきました!


詳しい曲目などは、
「クレッシェンドの会」HP を、ご覧くださいね。



練習会の後は、恒例のお食事会。
今回は、フレンチの ブランド ミュゲ
フランス語で「スズラン」の意味。

外国人スタッフが多く、店内にはフランス語が響きます。
店内は、異国風のディスプレイの中に、
小さな「招き猫」なども、さりげなく置かれていたりで、
スゴク面白い雰囲気。

とても、おいしゅうございました♪

楽器店を求めて、街をぶらぶら。
グランブルー の前で立ち止まり、「空いていれば・・」
ということで、さらに1時間、ピアノを弾いたのでした。

ピアノは、ヤマハG3。

タッチも、アクションも、音色も・・・
とっても素敵なピアノでした。



さらに、駅ビル内で、楽譜やCDを見たり・・。

ん~~♪ すっごくシアワセ☆
とっても楽しかったわぁ♪

yumiさん、オリーブさん、ポーちゃん・・・
・・・どうもありがとう♪

温室蜜柑

2008年06月13日 | 誕生果
ふと出会う、紫陽花のある風景。

どの紫陽花も、その場に馴染み、
その場に彩りを添えている。

どんな場所にあっても、
落ち着きがある。

存在感があると同時に、
奥ゆかしさも感じられる。

雨の中では、
明るさとすがすがしさを。

初夏の太陽の下では、
涼しさを醸し出してくれる。


■6月13日の誕生果

   温室蜜柑 (おんしつみかん)
     聡明、甘美

 ・和名 : ハウスみかん
 ・分類 : ミカン科、 常緑低木
 ・原産地 : (中国)


温室蜜柑。
温室育ちの早生温州蜜柑(わせうんしゅうみかん)。

ミカンのない夏場に出回ります。

夏は、多くの種類のフルーツが出回るので、
温室蜜柑は、目立たないかもしれませんが。

雨があたらないハウス内で育つため、
糖度が高く、中の袋の皮が薄めです。

ジューシーで甘く、
ビタミンCをたっぷり含んでいる、ミカン。

暑い季節に、手軽に美味しく食べられるのも、
嬉しいですね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■6月13日の誕生色 : 向日葵色
■6月13日の誕生花 : ツンベルギア、他

難しい音楽用語 (13)

2008年06月13日 | 音楽用語
専門用語は難しい。。
音楽用語についても、同じことが言えると思います。

私が今よりも音楽用語を知らなかった頃は、
本当に勘違いだらけでした。。σ(^◇^;;


たとえば、トリオ

トリオって、3人組だけじゃないの???。。σ(^◇^;;

トリオ (trio) は、イタリア語です。

トリオの語源は、ラテン語の tres で、
「3」という意味があります。

3人の奏者による室内楽を、トリオと呼びますね。

また、メヌエット、スケルツォ、行進曲など、
三部形式の中間部のことも、トリオと呼びます。

かつて、メヌエットの中間部は、3種の楽器による、3声部
で書かれており、これをトリオと呼んでいたのだそうです。

その後、メヌエットのこの3声書法は消えていきましたが、
トリオという名称だけが残ったようです。

レンブ

2008年06月12日 | 誕生果
フォルテで降っていた雨が、メゾピアノになり、
やがて、デクレッシェンドで止んだ。

気付くと、日も射してきた。

雨上がり。

さぞかし空気が湿っていると思いきや、
とってもさわやか~。

まるで避暑地の空気のよう。

電車1駅分、歩くことにした。

いつもと同じ道のりなのに、
いつもよりも短く感じる。


■6月12日の誕生果

   レンブ
     上品、旺盛



 ・英名 : Java apple
 ・和名 : オオフトモモ、ジャワフトモモ
 ・分類 : フトモモ科、 フトモモ属、 常緑小~中高木
 ・原産地 : マレー半島


レンブ。
まるで蝋細工(ろうざいく)のような外観の果実。

ツリガネ型をしています。

果皮は、白から淡緑色になり、
熟すにつれて淡紅色を帯びてくるのだそうです。

大きさは、鶏卵くらいが平均的なようです。
果肉はサクサクした海綿状で、淡泊な味のリンゴのよう。

果実の内部には空洞があり、寿司が1~3個。
縦半分に切ると、白いアボカド、みたい?

東南アジアの露店では、
塩水をくぐらせた果実に、砂糖をかけるのだとか。

生食の他に、サラダ、フルーツカクテル、ゼリーなど。

カナブンなど、虫の大好物なのだそうです。
そのため、果実の中に、幼虫がもぐりこんでいることも!?


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■6月12日の誕生色 : サフランイエロー
■6月12日の誕生花 : スパティフィラム、他

西 瓜

2008年06月11日 | 誕生果
息子の小学校時代の仲良しママ友さんたちと、
久しぶりにランチができそう。

ランチ計画は、常にあるけれど、
皆の都合が、なかなか一致しないのよねぇ。

子どもが大きくなるにつれ、
それぞれ個人でも動くことが多くなり、
皆の予定が、なかなか合わない。

ようやく、皆で顔を合わせることができそうで、
とっても嬉しい♪

久しぶりだけど、たっぷり時間をとるのも難しいので、
近くのレストランに決めた。

予約をしようと、電話を入れてみると、
「おかけになった電話番号は、現在使われておりません」
というアナウンスが流れてきた。

しばらく行っていない間に、閉店してしまったらしい。

時折、そのお店の前も通るのに、
全然気付かなかった……。

道路から、少し奥まったところに建物があるので、
意識して見ないと、目に入らないかもしれないけれど。

ちょっと寂しいな。。


■6月11日の誕生果

   西瓜 (すいか)
     潤い、癒し

 ・英名 : watermelon
 ・和名 : スイカ
 ・分類 : ウリ科、 スイカ属、 一年生草本
 ・原産地 : アフリカ西南部


西瓜。
中国西域から伝播された瓜なので、
「西瓜」になったのだとか。

夏を代表する果実ですね。

大玉の主な品種としては・・・
  祭りばやし777、富士光、縞王マックス、天竜、甘泉、
  夏のだんらん、サマーキッズ、キャノンボール、等々
と、とてもたくさんあります。

スイカの表皮に貼ってあるラベルに、
品種名が書いてあるので、ご覧くださいね。

スイカのタネは、表皮の黒い縞模様と同じ位置にあります。

ですから、黒い縞に沿ってスイカを切ると、
切断面には、多くのタネが出てきます。

一見、タネが多いように見えますが、
タネを取り除きやすいので、返って食べやすいかも?

表面に、なるべくタネを出さないようにしたければ、
黒い縞の間、つまり緑色の部分を切ると良いのですね。

たくさんのタネを見ていると、
つい、植えたくなったりもします。

ラベルに「一代交配」と書かれている場合は、
そのタネを蒔いても、同じスイカはできないのだそうです。

同じスイカはできないだけで、育つかも?

スイカは、丸いのが普通ですが、
四角や、ハート型まで、あるんです。

気になる方は、
コチラ からどうぞ。
クリックしてね♪)


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■6月11日の誕生色 : 黄水仙
■6月11日の誕生花 : バイモ、他

黄蘗色

2008年06月11日 | 色いろいろ
光があるところだけに存在する、色。

色は、一般に、
  ・色相: 単色光の波長に相当するもの
  ・彩度: 鮮やかさ (白みを帯びていない度合)
  ・明度: 明るさ (光の強弱)
の3要素によって、規定されます。

そして、私たちが認識する多くの色には、
それぞれ素敵な名前(固有色名)がつけられています。

固有色名を持つ、たくさんの色。
その中から、誕生色以外の色についても、
いくつか取り上げています。


きょうは、この色・・・ 

黄蘗色 (きはだいろ) です。

やや青みを帯びた黄色。

「蘗」一文字でも「きはだ」と読めるのに、
さらに「黄」という文字をつけたのは、
黄色を強調したかったからなのでしょうか。

平安時代には、「黄蘗」や「黄蘗染」と呼ばれており、
後に、「黄蘗色」という色名になったのですね。

黄蘗(きはだ)は、日本の山地に自生する、
ミカン科の落葉高木。

5~6月頃。
黄緑色の小さな花が咲きます。

幹の外皮は、厚いコルク質で、
内皮は、鮮やかな黄色をしています。

黄色の内皮を細かく砕き、煎じた汁は、
健胃剤としても用いられてきました。

そして、この煎汁を、染色にも用いたようです。
(飛鳥時代から、らしい。)

黄蘗で染めたものは、虫よけの効果もあったため、
写経用の紙をも、この黄蘗で染めていたのだそうです。

ただ、黄蘗で染めた紙は、年月を経ると、
やや茶っぽく変色してしまうようです。

奈良時代頃からは、重ね染めされるようになり、
下染めに使われるようになったのだとか。

他の色と併用されて、色の濃淡を出すなど、
色の底辺をしっかり支える役割を担っています。

単独で、色の美しさだけを誇るのではなく
さりげなく主役を生かす女房役のようですね。