凡人の嗜み

自己流写真で花や日常風景を
感じたままに表現した~い(目標)
身軽に、手軽にが信条

Pas a Pas パザパ (水戸市)

2013-01-23 | フランス料理

たっぷりの野菜を取り入れた美味なる料理と、ポーション
高めな皿の数々。コストパフォーマンスにも優れていれば、
人気も当然の事でしょうか。この日も満席の賑わい振り。





ランチC 2000Yen
前菜、メイン、デザートはプリフィックススタイルで。




ホタテのマリネ。周りの四つのフリットはホタテのひもです。




セルクルで型に抜かれたライスの上にホタテのマリネ。
寿司を思わせる和のテイストを散りばめたオードブル。
ホタテの甘み、マリネ液の酸味、さいの目に切られた大根の
爽やかな辛味が至極のバランスを醸し出していました。




平目とホウボウのポワレ
付け合わせにはオクラ、セロリ、人参、チンゲン菜、紫芋、里芋です。





丁寧にポワレされ、皮目の美味しさが際立っていましたね。
クリーム系ながら軽めのソースで頂きます。平目とホウボウ、
同じ白身でも食感や舌触りがこうも違うのかと実感しました。
そんな食べ比べも楽しい一皿。




デザートはカボチャのプリンを。バニラアイスが添えられ、
フルーツにはゼリーが掛けられています。プリンはとても濃厚で、
カラメルソースと共に、締めの珈琲とよく合いました。

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Pas a Pas (パザパ)
茨城県水戸市青柳町3674-1
029-291-8324

Brasserie Terroir ブラッスリー・テロワール (笠間市)

2012-12-23 | フランス料理

私よりお若いシェフですが、料理に対しての情熱や姿勢は、
職業が違う私でも見習うべきところがあると感じます。
そんなシェフが繰り出す料理は、隙なくエレガント。
この日は前回の訪問時、黒板に告知のあったコースがお目当て。




クリスマスランチコース 2100Yen
先ずは華やかでリッチなオードブルバリエから。
左端のキッシュは、葉山シラスとジャガイモのマッチングが素晴らしい。





常陸牛イチボのロースト、タスマニア産サーモンの自家製スモーク
スライスの厚みが贅沢ですよね。塩入れの技がキラリ光る仕上がりで絶品でした。




程よい酸味が食欲を刺激してくれる宇和島産平スズキのエスカベッシュと、
味わいも食感も絶妙なレンコンと松の実のアラビアータ。






ポタージュレギューム トリュフ風味




フランス産 ホロホロ鳥のコンフィ
盛り付けも美しく、器や色の配置が大人の雰囲気を感じさせます。
付け合せには、フランスのアスパラガス、パプリカ。ホロホロ鳥の下には
マッシュポテト、下仁田葱のクリーム煮が隠れていました。




香草類と塩漬けに一週間、低温の油で4時間掛けてコンフィに。
ポルトワインにジュ・ド・パンタード(加熱後のホロホロ鳥の煮汁)を
合わせたフルーティーなソースで優雅に頂きます。
手間暇の掛かった料理を口に出来る事に、喜びを感じずにはいられません。





締めの珈琲とデザートは黒みつのババロア、イチゴのソルベと柿です。
いつもシェフには食材から調理法まで、沢山の事を教えて下さります。
素人の私に対しても分かりやすくとても丁寧に。本当に有難いことで、
お蔭で食べることの楽しみが格段に広がっています。

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Brasserie Terroir (ブラッスリー・テロワール) 
茨城県笠間市押辺2108-7
0299-45-0304

モンラパン (笠間市)

2012-12-18 | フランス料理

お店は国道50号才木の交差点から稲荷神社方面へ向かう途中。
オーナーシェフの佐山博昭氏は、技術、知識共に秀でた御人で、
頭の上がらない同業の方も多いのだと、とあるフレンチ店で
耳にしたことがあります。




木と漆喰の壁が印象的な温もりを感じるダイニング。





Aランチ 2100Yen
オードブルは賑やかな盛り合わせ。
凝縮された旨みが豊かなホタテと真鯛のテリーヌ、ローストビーフ、
リンゴが入ったタルタル、ピクルスをツナとオリーブで和えたもの。
そしてサラダには生ハムが乗っています。





牛スジのアラモードと言うのだそう。煮こごりのような食感を
想像しましたが、以外にも食感がシッカリしていました。





充実の前菜は、パンとも相性がバッチリです。





スープは三種類からお好みで。私はカボチャのポタージュにしました。
自然なカボチャの風味、甘みがとびきりです。コレは私好み、美味しかった。




メインは牛ロースのステーキ。
付け合せにはジャガイモのグラタン、人参のグラッセ。
油分を感じないとても軽いソースで、恐らくバターは加えてないのかも?
それでいて、牛肉の旨みに負けないパワフルな存在感で、実に美味しい。
シェフの技量の高さを感じる一皿。





最後にカフェと、女性が喜びそうなデザートの盛り合わせが登場。
バニラプリン、フルーツケーキ、チーズのムース、チョコムース、
ヨーグルトとフランボワーズのソルベ。
シェフから見れば、若造の私に対しても懇切丁寧な対応をして下さります。
一流なのは料理の腕だけでなく、人間としても。感服しました。

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モンラパン
茨城県笠間市笠間1150
0296-73-0020

モン・ラパンフレンチ / 笠間駅



オーボンヴィヴェール (水戸市)

2012-12-12 | フランス料理

こだわりの食材を細やかな仕事で、極上の料理が頂けるフレンチの名店。
そんな「オーボンヴィヴェール」さんが、さくら通りの拡幅工事の為、
来年の2月頃をめどに、移転されることが決定しています。




Dejeuner A 2835Yen





ホワイトアスパラガスのロワイヤル
香り高いロワイヤルは、土佐ポン酢のジュレと混ぜて頂きます。




ブルターニュ産キングサーモンのスモークと平目のカルパッチョ
舌触り、旨み香りの全てが上質で美味。サラダに角切りの紅芯大根が
入ってまして、食感がとても良く、ほのかな辛味が気に入りました。




フォアグラのコンフィ、仔羊とレンズ豆のテリーヌはそれぞれ、
トリュフマヨネーズ、アンチョビソースを絡めて。ガラスの器には
自家製のピクルス。カリフラワー、大根、パプリカ、レンコンなど。





パンも抜け目なく美味しいんです。入店時からパンの
甘く香ばしい香りが、鼻をくすぐり続けてます。




メインはイベリコ豚のロース。
周りをかためるのはカブのコンフィと赤ワイン煮、スナップエンドウに、
アピオス、アンデスレッド、ジャガイモ。付け合せもしっかりご馳走です。
特に右端の安納芋の甘さは格別で、一度味わったら忘れられない味。




イベリコ豚は牛肉と遜色ないほどの強烈な旨みがあって実に美味しい。
ピンとスパイスを立たせた、魯山人ソースで優雅に頂きます。このソースは、
シェフがフレンチの重鎮、石鍋裕氏から直接受け継いだ高貴なソース。




新物の苺を使ったスペシャルなデザートの数々。
シャーベットとムースは酸味と甘みのバランスがとってもキュート。
姫リンゴのコンポートが添えられています。





フレッシュな苺にミントの爽やかなゼリーが寄せられ大人味。




珈琲とプティフールで締め。凄みを感じる料理と行き届いたサービスに、
心もお腹も思いっきり満たされました。移転される前にもう一度お邪魔したいな。

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オーボンヴィヴェール
茨城県水戸市米沢町405-7
029-247-9971

Chez Ken シェケン (水戸市)

2012-12-04 | フランス料理

水戸市見川の「シェケン」さんが、18周年を迎えられました。
おめでとうございます。この場からお祝い申し上げます。
毎年恒例となった節目の記念コースが、今月9日まで楽しめます。




Menu de 18th Anniversary 5250Yen




冬野菜のサラダ、アンチョビ風味 海老のセック添え
長くスライスしたセロリ等の冬野菜がたっぷり。
香ばしく揚がった海老のセックがとてつもない存在感。





つくば鶏とフォアグラのコンフィ 玉ねぎのクーリ黒胡椒の香り
ソースも含めて味わい、舌触りが濃厚な一皿。





ホタテのソテー 香味野菜ヴィネグレットソース
中はレアなホタテをヴィネグレットの爽やかなソースで頂きます。
ほんのりした甘みと酸味がホタテの魅力を引き出していますね。




オマール海老のヴァプール ムースリーヌソース
マロンを練り込んだ手打ち麺添え
鮮烈な海老の旨みを堪能しつつ、濃厚かつクリーミーなソースを
手打ち麺と、パンも絡めてソースも残さず平らげました。






グレープフルーツのグラニテ




牛ロースのグリエ 野菜のブレゼ添え
ロゼ色に焼かれた肉質も素晴らしい牛肉で、実に美味しい。
サツマイモ、茄子、エリンギが添えられています。





栗のサバイオーネ 麦茶のジュレ添え




デセールの焼きリンゴのミルフィーユ仕立てと、珈琲で締め。
メインダイニングには、クリスマスツリーが飾られ雰囲気も満点。
18周年記念コースは、お値段以上の価値を感じます。

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Chez Ken(シェケン)
茨城県水戸市見川町2131-1812
029-243-3738

Brasserie Terroir ブラッスリー・テロワール (笠間市)

2012-11-14 | フランス料理

通りを隔てた静かな森の中に佇む、一軒家レストラン。
季節折々の景観もまた、食事に華を添えてくれます。
店名の由来「大地の食堂」がピッタリなロケーションですね。






レポートを書き上げる途中、お店のブログを拝見したら
お子様が誕生されたのですね!「おめでとうございます」
遅くなりましたが、この場からお祝い申し上げます。





六種類の季節野菜を使ったポタージュ。
隠し味にガラムマサラを使い、野菜のクセなどを
マイルドにしているのだそう。





メインは真鯛のポワレをお願いしました。
この日の野菜も生命力に溢れ、彩も綺麗。




真鯛は驚くほど、ふっくらジューシー。口一杯幸せが広がります。
塩と火の入れ方も的確で、身が厚い部分までもしっかり美味しい。
ピクルスから自家製のタルタルソースとの相性も抜群です。






締めの珈琲と黒みつのババロア。モカ?とも思いましたが。
完全に意表を付かれました。黒みつ好きの私にはたまらない一品。
来月から始まる、クリスマスコースが気になります♪

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Brasserie Terroir (ブラッスリー・テロワール) 
茨城県笠間市押辺2108-7
0299-45-0304

西洋割烹 かるにえ (笠間市)

2012-11-05 | フランス料理

笠間稲荷神社近く、路地の一軒家レストラン。
フレンチに和のエッセンスを散りばめた料理が人気です。
この日も女性グループを中心に満席の盛況ぶり。




笠間稲荷神社では、菊まつりが開催中です。
是非、足をお運びください!






一皿目はたまねぎのキッシュ、鴨の燻製添え。
キッシュは、卵の濃さと玉葱の甘みが際立って抜群に美味しい。
鴨はスモークチップの香りをまとい、強烈な旨みを堪能。





モッチリしたパンは、何も付けずとも美味しい。





マトウダイのポワレ、焦しバタートマト風味。
タイにしっかりした塩の下味が入り、旨さが引き立っています。
トマトにバターのコク、バジルの風味が合わさり、とても力強いソース。
付け合せには里芋、サツマイモ、チンゲン菜、人参。







締めの珈琲とショコラのイルフロッタント、バナナムース添え
メレンゲの軽さは極限と思えるほどふわふわです。
形を変えても、チョコとバナナは相性が最高ですね。

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西洋割烹 かるにえ
茨城県笠間市笠間1351-2
0296-70-1118

オーボンヴィヴェール (水戸市)

2012-10-23 | フランス料理

水戸の地で26年の歴史を刻む「オーボンヴィヴェール」さん。
本物の価値を守り続け、伝統と革新を融合させた料理は極上。
歴史と共に培われた味とサービスで、水戸を代表するに相応しい
老舗フランス料理店です。






フランには蒸し海老とオクラが寄せられ、土佐ポン酢のジュレが
掛かっています。ジュレは風味の余韻が長く続きますね。





初訪は私が高校生の時。勿論、親に連れての話しです。
その時、生まれて初めてエスカルゴを頂いたことや、
メインに兎や鳩などの、ジビエ系食材が用意されていたことを
今でも憶えています。





オードブルは、肉と魚がテーマの二皿構成。右から牛タンと
フォワグラのミルフィーユ仕立てには、トリュフのソース。
鶏とピスタチオのテリーヌは、アンチョビのソースで頂きます。
続いて常陸牛のローストビーフは、希少部位の「ざぶとん」を使用。






酸味の伝わり方が程よい、自家製のピクルス。
ミョウガ、人参、ズッキーニ、カリフラワーが並びます。






第二のオードブル。手前から濃密な風味が絶品の
ホタテと海老のテリーヌ。キングサーモンは絶妙な塩入れと、
スモークチップがシッカリ香るホンモノの美味しさ。





マグロのカナッペと躍動感あふれる野菜は、説明不要な美味しさで、
口に入れた瞬間に笑顔に変わります。





グレープフルーツのシャーベット。隠し味のブランデーに
よって、グレープフルーツの風味が際立っていますね。
グラニテに持ってくるのが、勿体無いほどのクオリティー。




鴨肉のポワレには、王道のオレンジソース。旨み濃厚な鴨肉と、
パンチ力あるソースに、フランス産ごぼうのピューレを絡めて頂きます。
勿論周りを彩る食材も手抜きはありません。紫色をしたジャガイモや
ジロール茸など、フランス産の食材が並び、本国の風を感じるひと皿。






アプリコットとココナッツミルクのソルベ




桃とパイナップルのコンポートの上にピーチゼリー。
ピンク色をしたソルベは、カクタス(サボテンの仲間)だそうです。
画像にはありませんが、エスプレッソとプティフールで締め。
心ときめく上質な時間と料理に酔いしれました。感謝。

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オーボンヴィヴェール
茨城県水戸市米沢町405-7
029-247-9971

オー・ボン・ヴィヴェールフレンチ / 水戸駅常陸青柳駅



Ajiwai Dining びさろ (那珂市)

2012-10-15 | フランス料理

那珂市の人気フレンチ店「びさろ」さん。
クールな黒基調のインテリアですが、木のぬくもりが
感じられて、ほっとする空間にまとめられています。





訪問したこの日は、ビュッフェ付きコースのフェア中でした。
通りからも告知の看板が目立っていますね。





ファーストディッシュは、冬瓜と白身魚のバジルソース、
ラタトゥイユ、紅あずまとアボカドのサラダ。
冬瓜をフレンチで頂いたのは初めて。冬瓜の新しい魅力を
感じる程に美味しかった。




具沢山が嬉しい、熱々のミネストローネ。





鶏モモ肉のロースト。
メインクラスの料理も、もちろん食べ放題です。





Top画像に使った笠間焼鍋で炊いたピラフ。
直火に掛けられる笠間焼の鍋は、モニター利用中とシェフが
仰っていました。溢れるスープの香りに、大満足の美味しさ。





フラン。日本で言う所の茶碗蒸しに近いですが、
出汁ではなくブイヨンが効いた洋テイストの旨み。





サーロインステーキ。
ビュッフェ付きコースは、メインをステーキorパスタからチョイス。






かなりの満腹状態でしたが、デザートはホント別腹♪
デザートの盛り付けは、器から選んで、色の配置を考えて・・・
結構時間使いましたね。絵を描くようで楽しかったですよ。
ビュッフェスタイルは期間限定なので、興味のある方は
事前に確認されることをおススメします。

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Ajiwai Dining びさろ
茨城県那珂市菅谷5328-17
029−353−1524

Pas a Pas パザパ (水戸市)

2012-10-05 | フランス料理

水戸の人気店として、「パザパ」さんを挙げる方は少なく
ありません。国道349号線沿い、濃いグリーンの外壁が目印。
この日も奥様方のグループを中心に、ほぼ満席の盛況ぶりでした。






2階にもダイニングがあるそうですが、マダム曰く、らせん階段の為
料理の配膳が大変らしく、滅多に開放することはないそうです。





暖色系でまとめられたインテリア。天井が高く、
自然光がたっぷり降り注ぐ店内は解放感抜群です。





海の幸 サラダ仕立ては、とてもボリューミーなオードブル。
奥はサーモンとアボカド。手前のイワシと海老のフリットは
タルタルソースで頂きます。特にイワシの美味しさが光ってました。





牛挽肉のステーキ オニオンソース
薄衣をまとっているのかな?香ばしくサクッと軽快な歯ごたえ。
濃厚なソースとの絡みもよく、玉葱がいい仕事をしていて美味。








締めの珈琲とフォンダンショコラ。
キュウイ、オレンジ、グレープフルーツにジュレが
掛かり、バナナのアイスが添えられていました。
トロトロでこゆ~いフォンダンショコラは、秋色の美味しさ。

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Pas a Pas (パザパ)
茨城県水戸市青柳町3674-1
029-291-8324

レストランパザパ 青柳店フレンチ / 常陸津田駅



Chez Ken シェケン (水戸市)

2012-09-21 | フランス料理

フレンチを名乗りながら、全く中身が伴わないお店が存在することも
ひとつの事実。もっともそんな残念なお店への再訪は100%あり得ないわけですが。
今日紹介する「シェ ケン」さんはその真逆で、何度でも通いたくなる良店です。






フランス料理の主役がソースであるとするならば、
正にフレンチの王道を楽しませてくれます。





オードブル盛り合わせ。盛り込みも色合いも美しい。
細部までこだわりの仕事がなされ、鮮烈な美味しさ。
酸味、甘み、辛味、塩気がバランスよく配置されています。





海老のムース。
柔らかな海老の風味に、チーズのコクがアクセントになって美味。







サーモンと海老のスモーク。旨みを引き出す絶妙な塩入れ。
野菜の中からはベビーホタテが出てきました。






豚肉と茄子のテリーヌ。
シェフの腕によって、素材の美味しさが際立っていましたね。
添えられたカレー風味のソースとの相性も抜群なんです。






あまりの美味しさに衝撃を受けた、とうもろこしの冷製スープ。
出会った中で一番美味しかったスープ、と言っても言い過ぎじゃないです。
甘味、旨み、濃度、温度の全てが異次元の仕上がり。ホント最高
お聞きしてみると、隠し味の岩塩と自家製ブイヨンが決め手の様子でした。






和牛モモ肉の網焼き。
奇跡のスープとの出会いに興奮が冷めやらぬうちにメインが登場です。






ジューシーでキメが細かく、柔らかな肉質はランプに近い食感。
的確な火入れで、和牛らしい溢れる旨みを心行くまで楽しみました。
刻んだトマトも濃厚なソースに爽やかさをプラスしています。








締めのエスプレッソとデセール。
下層はクリームチーズのプリン、中層には紅茶のジュレがリッチに香ります。
上部にフレッシュな桃、キュウイ、パインとヨーグルトのアイス。
キューブ状の形をしたぶどうの生マシュマロが乗っています。

行き届いた料理、サービスからは、お店の真摯な姿勢が伝わってきますね。
お蔭で上質な時間を過ごさせてもらいました。感謝

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Chez Ken (シェ ケン)
茨城県水戸市見川町2131-1812
029-243-3738

西洋割烹 かるにえ (笠間市)

2012-09-15 | フランス料理

美しい笠間焼を器に使ったフレンチが頂ける「かるにえ」さん。
お店は笠間稲荷神社からすぐ近くで、歩いて行ける距離。
路地裏にひっそり佇むロケーションですが、道案内の看板を
頼れば迷うことはないでしょう。






白いクロスの清潔な店内は、ジャズが流れるお洒落な空間。
ぬくもりが感じられるナチュラルカラー使いも好印象です。







サーモンのタルタル 焼きナス添え

スタートのオードブルから全開です。
焼きナスにはミョウガ、大葉が添えられ涼味たっぷり
サーモンに限らずタルタルは好物ですが、口にした瞬間、
思わず声が出てしまいましたね。それ程美味しかった。







外はカリッと中はモッチリふんわり。
パンも抜け目なく美味しい。





鶏モモ肉のロースト 赤ワインと玉葱のソース

ここまでの流れが素晴らしいので、メインへの期待値は
べら棒に上がってましたが、それを遥かに超えてきます!






火入れのコンディションは勿論のこと、鶏の質もパーフェクト。
絶品ソースは赤ワインのフルーティーな甘みと、玉葱の旨み豊かな甘さが
ひとつに繋がり、至福の美味しさ。付け合せには、人参、パプリカ、
サツマイモの他、ゴーヤやオクラ、ズッキーニなどの夏野菜。








デザートと珈琲で締め。
クラッシュした桃のゼリーに、桃のコンポートが半身。
その上にはアールグレイのアイスが乗っていました。
シェフ渾身の料理からは、真摯な姿勢と「本気」が伝わってきます。
息もつかせぬお見事なコース内容に思わず拍手。

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西洋割烹 かるにえ
茨城県笠間市笠間1351-2
0296-70-1118

西洋割烹 かるにえフレンチ / 笠間駅



Le Poelon ル・ポワロン (水戸市)

2012-07-20 | フランス料理

前回の訪問から、再訪を誓っていた「ル・ポワロン」さん。
若いマダムが笑顔で出迎えて下さいました。
奥の厨房からも、ハツラツとしたシェフの挨拶が聞こえてきます。






プリフィックスのコースが三本。スープはオプションで。
この日も 前回 と同じCコースをお願いしました。





一皿目のキッシュはホタテの旨みが半端なく濃厚。
生地のサクサク感も主役級の存在感で美味しかった~。






清潔な店内に、ホームな雰囲気はとても有難い。
どうやらシェフも前回の訪問を覚えていて下さったようで、
嬉しかったですね。





真鯛の香草パン粉焼き。真鯛の下には滑らかな茄子のピューレ。
黒コショウのソースで頂きます。香草の香りも豊かな一品。







和之家豚のロースト。
粒マスタードの風味が効いたソースで爽やかに頂きます。
肉質はキメが細かく、シットリした上質な食感。
ハズさない火入れで、力強い旨みも十分伝わってきました。






珈琲とプティフール。





デザートは盛り合わせで贅沢。
フルーツ、マスカルポーネのムースにバナナのクラフティ。
どれも美味しかったけど、クラフティが特に印象的。
独特の食感と、フワッと広がる甘さが素朴なのにエレガントな余韻。

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細部まで行き届いた料理は、食べる側を幸せにしてくれます。感謝



Le Poelon (ル・ポワロン)
茨城県水戸市泉町2-2-35
029-231-4787

Ajiwai Dining びさろ (那珂市)

2012-07-07 | フランス料理

那珂市の「Ajiwai Dining びさろ」さん。
何気にお昼の訪問は、初めてだったりします。
フレンチの場合、先ずはランチで様子を見てから、
ディナーで本番って流れが、基本パターンなんですけどね。
夜レポはコチラ 





インテリアはダークな色合いで、落ち着いた雰囲気。
カジュアルでありながら、軽すぎず一本筋が通った
絶妙なバランスが心地いい。





↑季節野菜とヒアルロン酸のジュレ。
奥の新玉葱のムースは、柔らかで優しく包み込むような
味わいが最高でした。






カボチャのポタージュ。
素材の良さが舌に伝わってきて贅沢。






Open間もない頃でしたが、いきなり夜に訪問したのは、
タウン誌で見かけた料理写真が、心に刺さったんですよね。
シェフのセンスが、私のドストライクだったわけです。





料理に華をプラスさせるのは、やはりシェフのセンス。
盛り付けが美しいだけじゃなく、フォンドボーと
粒マスタード系のソースの味も確か。






パリパリし過ぎない程にコントロールされた皮目が絶品。
ジューシーで旨みタップリな身を存分に堪能。







リラックス出来るロケーションとサービスが、
居心地の良さを演出しています。






締めのデザートは、左からガトーショコラ、
パッションフルーツのムース、バニラアイス。

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センスの良さは、近辺でもピカイチだと思います。




Ajiwai Dining びさろ
茨城県那珂市菅谷5328-17
029−353−1524



Brasserie Terroir ブラッスリー・テロワール (笠間市)

2012-06-25 | フランス料理

振り返ればブログを開設してから5か月程。
いつも訪問頂きまして有難うございます。
まだまだ新米ですが、今後ともよろしくお願い致します。

ブログにアップする、食べ歩きの写真を撮るときには、
お店の方に了承を得てから、撮影することを常としています。






この間、撮影拒否のお店もいくつかありました。
折角の美味しい料理を紹介できず、残念な気もしますが、
これはお店のスタンスなので、当然仕方のない事ですよね。







そんな中、こちらのシェフは一味違っていました。
いつものように撮影したい旨を伝えると、
笑顔で一言、「綺麗に撮ってくださいね!」と
粋な言葉が返ってきたことを今でも忘れません。







この日は魚と決めていたんですが、迷いに迷って
メインが仔羊のコースをチョイス。
クセのある食材も、シェフの腕にかかれば
巧みにコントロールされ、臭みなど全く感じません。
力強い肉の食感と、濃厚な旨みを心行くまで堪能。






仔羊は、火を入れる時だけでも4つの工程を踏まえる
そうで、見えないところでの手間暇と確かな仕事が
食べる側を幸せにしてくれるのですね。感謝。





デザートのフレーバーは、ヨーグルトだったかな?
シェフとの談笑が盛り上がって、お聞きするのをすっかり
忘れてしまいましたね。

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前回の訪問時より、緑がより深い色合いに。
毎回違った自然の表情を眺めるのも楽しみのひとつ。



Brasserie Terroir (ブラッスリー・テロワール) 
茨城県笠間市押辺2108-7
0299-45-0304