季節料理 ひろ寿 （水戸市）

水戸市泉町に今年の7月オープンした新店「ひろ寿」さん。
常陸秋そばをはじめ、質の高い季節の料理を提供して頂けます。
あっと言う間に人気店に駆け上がり、この日も満席の盛況ぶり。






豪華な石張りの床が、インテリアのトーンを凛と立たせています。
ダウンライトと間接照明使いが巧みで、昼でもしっとりした大人の空間。

マナガツオの焼き物と、だし巻き卵。
季節の盛り込み料理は、竹籠の蓋を開けるドキドキ感がたまりません。






手前から栗、お麩の田楽、海老、鴨肉、胡麻豆腐。
見た目にも美しいのは、丁寧な手仕事ゆえでしょう。

白和えには、とろける様な柿の実が一緒に和えられていました。
何の違和感もなく抜群に美味しい。






菊のおひたし。きのこがたっぷり。イクラの塩気が
全体の味を決めていますが、頃合いがお見事。

お造りはマグロとホタテ。つまには拍子切りした大根。
マグロは漬けにした後、炙られて旨さが極まっていますね。






海老と舞茸、プチトマトの天婦羅は塩で頂きます。
ジューシーな舞茸が印象的。

食事が付きます。お米の質が高く、実に美味しいご飯でした。
ワカメと葱の味噌汁に白菜と大根のお新香が添えられます。

締めは器もステキな黒ゴマのアイス。
濃厚でミルキーなアイスは、揚げた麩と一緒に頂きます。
ズバリ惚れました。今後もお世話になるであろう良店です。

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ひろ寿
茨城県水戸市泉町2-3-5
029-291-6027

ひろ寿 （割烹・小料理 / 水戸駅、常陸青柳駅）

鍛冶屋 （笠間市）

先月末頃から今月の上旬にかけて、店舗改修の為に
お休みされていた「鍛冶屋」さんでしたが、無事に工事も終えられ、
この度復活オープンされました。おめでとうございます！






今回の改修は、震災で傷んだ厨房の改装がメインだったそうですが、
店内も一部模様替えされ、一段とお洒落な空間になっていましたよ。

カボチャのサラダと揚げ茄子。






カボチャの本来の甘みと風味を生かした仕上がりで美味。
まったり滑らか舌触りと、カボチャのホクホク感が贅沢です。

出汁が上質に香る茶碗蒸し。
銀なん、カニ肉に散らした三つ葉と柚子皮。






色鮮やかでとても美しい盛り付けは、女性受けしそうですね。
ばらちらしのネタはイクラ、きゅうり、マグロ、玉子、カニ。
色のセンスだけでなく、味もバランスよく配置され幸せの美味しさ。
大盛無料のサービスがあるので、男性でも十分満足出来ると思いますよ。

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鍛冶屋
茨城県笠間市笠間1095
0296-72-3891

吾妻鮨 （水戸市）

コストパフォーマンス優秀なランチが評判の「吾妻鮨」さん。
昼時は常に満席になる程の人気です。お店は県庁から北へ向いてすぐ近く。
今年になって店内を改装され、洗練された空間に生まれ変わっています。






山吹色ののれんをくぐり、お店に入って右手に座敷、
左手にカウンターとテーブル席。

海鮮丼をお願いしました。
ランチメニューには基本、味噌汁とサラダが付きます。






海鮮丼が上る頃合いに、味噌が運ばれてきます。
鮭の身が入ったあら汁仕立てに、散らした葱。

手際の良い仕事で、あっと言う間に海鮮丼が手元に。
酢飯に刻み海苔、その上に大振りのネタが乗っています。






ネタは煮イカ、カンパチ、蒲鉾、昆布の佃煮、卵、マグロ、
カニ、サーモン、ホッキ貝、タイ、海老、海藻を合わせたイカ。
鮪はメジマグロだと思いますが、中トロに近いいわゆる「いい所」が
入っていて大満足。人気にはシッカリ理由がありますね。

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吾妻鮨
茨城県水戸市笠原町1229-3
029-243-4885

吾妻鮨 （寿司 / 水戸駅）

游々禮楽 竹水亭 （笠間市）

アプローチに伸びる飛び石に、足を踏み入れた途端、
木々の葉が風に揺れる音が耳に飛び込んできます。
心地よい風を感じながら、非日常空間へのスイッチが入る感覚。

料理は勿論のこと、そんな空間の演出までもが
私の心を掴んで離しません。






冬瓜、高野豆腐、卵、海老の煮浸し↑
この日の献立は串揚げです。

けんちん汁に使われている味噌は自家製だそうで、
その手間暇にシビレますね。素朴な美味しさは、
私自身、記憶の片隅に残っている懐かしい味わい。
具だくさんで主役クラスのけんちん汁でした。






串揚げは左からピーマン、うずらの卵、美明豚。
どれから頂こうか迷う幸せをかみしめつつ、ピーマンから。

今度は右から順番にカツオ、海老、エリンギ。
サクッと軽い衣は、素材の旨みを引き立てていますね。
ソースとタルタルの二種類で食べ比べながら頂きます。

珈琲と盛りだくさんの水菓子で締め。
以前、あるフレンチのシェフから「フライは最高の調理法」だと、
お聞きした事がありますが、それが実感できる上質な美味しさでした。
次の機会には、ご自慢のうなぎをいただきましょうか。

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游々禮楽 竹水亭
茨城県笠間市小原2695
0296−77−2990

和の料理 ふじ （水戸市）

選りすぐりの素材を手間を惜しまない仕事で至極の味へ。
気構え感じる料理からは、ある種の凄みを感じます。
居心地の良い接客サービスの中、過ごす時間はまさに極上。

揚げ物は四種。ししとう、舞茸にレモンが添えられています。
鶏のササミとレンコンは、それぞれはさみ揚げに。






しんじょうの上部には、カニ肉が盛られていて贅沢。
出汁に海苔の風味が際立ったあんと一緒に頂きます。

「焼き物に掛かっていたソースは？」と水菓子を頂いている最中に、
ご主人から問題が出ました。私は「デミグラスソース」だと
疑いもしなかったのですが、正解は京都の赤みそ(京桜)のソース。
トマトや赤ワインは使っているそうですが、ベースは味噌主体。
プロの味の足し算、引き算にはホント恐れ入りましたね。






お造りにはもみじの葉が。
季節を感じさせる演出が堪らなく心に刺さります。

食事にもひと手間が加えられています。

締めの珈琲と水菓子は柿と抹茶のわらびもち。
訪問したこの日は、偶然にもご主人の誕生日でした。
この場からもお祝い申し上げます。
今後のご活躍にも心から期待しています。

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和の料理 ふじ
茨城県水戸市元吉田町1563
029-246-0024

比内地鶏の親子丼 （秋田比内や）

薩摩地鶏や名古屋コーチンと並んで、日本三大地鶏の
ひとつに数えられる比内地鶏は秋田県の名産。
水戸京成百貨店で開催されている、秋田の物産展で、
秋田比内や（鹿角市）さんの親子丼を頂いてきました。






比内地鶏親子丼　スープ、漬物付き

味噌汁じゃなくて鶏のスープが付くところがお洒落。
具はシンプルに舞茸のみですが、鶏の旨みを楽しむには十分。
お鍋のスープにしたら、さぞ美味しいことでしょう。

注文から調理の、いわゆる実演販売のスタイルなので、
ふわとろアツアツの出来立てを楽しめます。
匙も付いているので、とても食べやすいですね。

醤油を立たせた割り下も、旨み濃厚な地鶏に合っています。
比内地鶏は、軍鶏の様な跳ね返す弾力もありつつ、
適度な柔らかさも持ち合わせていて、心地よい歯応え。
三大地鶏の名に相応しい、存在感を放っていました。

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秋田比内や
秋田県鹿角市十和田末広字中平61
0186-35-5779

天ぷら いせ （那珂市）

那珂市中台、天婦羅専門のお店「いせ」さん。
国道349号線沿いです。こちらのご子息は、東京品川で
同じ屋号のお店を出され、ミシュラン星付きの名店です。






のれんをくぐり、履物を脱いで上がります。
テーブルもありますが、基本はカウンターでご主人と差し向い。

頃合いになると、天つゆに漬物、麦ごはん、しじみの赤出汁が運ばれてきます。







揚げあがる油の音にお腹も臨戦態勢に。
まずはオクラ（二本）から。サクっ、ほろっ、とろっと
食感がたまらなく贅沢。一品目から心掴まれましたね。






海老が三尾。身が締まる手前の揚げ具合。恐れ入りました。
尾っぽまで柔らか、バリバリいけます。

穴子は身がふっくら、風味も豊かで美味。
このタイミングで、Top画像のサツマイモが加わります。







こちらは変り種の納豆。巾着型に絞った形で揚がっています。

椎茸に海老のすり身。ジューシーな椎茸はそれだけで美味しいのに、
海老の旨みも加わる訳ですから、贅沢です。






ホタテはアツアツ。外はサクッと中はしっとりレア状態。
口一杯に広がる猛烈な旨さを楽しめます。

終いはキラリ職人技が光るかき揚げ。
味、食感とこれだけクオリティーが高いかき揚げには
そうそう出会えないんじゃないかな。

最後は水菓子（豊水、パイン）で締め。
気さくなご主人と、物腰の柔らかな女将さんのお蔭で、
肩肘張らず上質な天ぷらが堪能できます。

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天ぷら　いせ
茨城県那珂市中台744-18
029-295-0755

いせ （天ぷら / 常陸津田駅）

游々禮楽 竹水亭 （笠間市）

ここ笠間で燦然と輝く日本料理のお店「竹水亭」さん。
料理は勿論こと、和の心満載の世界観までもがクオリティー高いです。
前回の訪問から、この日を楽しみにしていました。






門をくぐり、緑に彩られた庭に足を踏み入れた瞬間に
スイッチが入り、非日常的空間に多少アガってしまいますが、
どこかリラックスできる居心地の良さもあるんですよね。






前回の訪問を憶えていて下さって嬉しかったですね。
おもてなしの心とでも言うのでしょうか、ビシビシ伝わってきます。

海老、オクラ、冬瓜の煮浸し。何気ない料理に見えますが、
出汁をたっぷり含んで、ハッと驚くほどに美味しいんです。

握り8貫に厚焼き玉子、軍艦が二ヶ。
寿司ネタの内容は下記の通り。
カツオ、ホタテ、サバ、スズキ、秋刀魚、玉子、
イカ、海老、マグロ、ネギトロ、イクラ。






寿司は良質のネタに、こだわりの仕事がなされ実に美味しい。
特に酢で〆たサバ、秋刀魚は絶品でしたね。

カウンターで大将と差し向いってスタイルではないけれど、
それに近いものを感じる、気構えの通った寿司です。








締めのスイカと珈琲。器も美しい。
お店に入ってから出るまで、全ての事が淡々と平然に流れます。
これは簡単なようで実は難しい事じゃないかな。
良い店とは、見えないところで真剣勝負しているはず。

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游々禮楽 竹水亭
茨城県笠間市小原2695
0296−77−2990

游々禮楽 竹水亭 （笠間市）

夏真っ盛りですね。この日は「竹水亭」さんにお邪魔しました。
国道50号線、水戸と笠間の境目付近の立地です。
うなぎをはじめ、丁寧な仕事の日本料理が頂けるお店。

玄関から階段を降りて向かう部屋は、腰窓が目を引きます。
必要以上な照明はなく、重厚な設えで和の趣満載。






↑あさりの味噌汁は、肉厚で旨みが濃厚。

お新香は箸休めにピッタリの内容。






天婦羅は、天つゆの他にカレー塩でも頂けます。
食欲も刺激してくれるカレーは、今の季節ベストな薬味。

お造りはマグロの刺身。ねっとりした脂の旨みを堪能しました。
コレは美味しかったな～。添えられたミョウガの涼味も最高。







↑おからの煮物

天ぷらは海老が3尾に、茄子、大葉、白身の魚、カボチャ、
きぬさや、獅子唐など豪華な盛り合わせ。
申し訳ないほどのボリューム。しかも薄衣でサクッと美味。






水菓子のスイカで締め。夏を感じる献立に、確かな味。
お腹だけでなく、心までも満たしてくれるそんなお店です。

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游々禮楽 竹水亭
茨城県笠間市小原2695
0296−77−2990

うなぎの店 東條 （水戸市）

土用の丑の日には、ちょっとフライング気味ですが、
うなぎを頂いてきました。この日お邪魔したのは
水戸市本町、うなぎの店「東條」さん。






昭和の大衆割烹といった趣と佇まいで、リラックスできます。
年季が入った建物ですが、店内は煩雑とした感じなく清潔です。

鰻のレポートをする度、もれなく価格の話になりますが、
今年の冬にお邪魔した時より、「上」で200円値上がりしていました。






上うな重　ご飯大盛り　2600円
つい2、3年目は東條さんで「上」が1800円くらいだった記憶があります。
前回より若干肉厚が薄くなった気もしますが、フワトロで上質な脂が乗った
うなぎを堪能するには、全く問題ありません。まさに至福の美味しさ。
頑張って夏を乗り切ろう！みたいな気持ちになります。

財布に厳しい状況が続いていますが、本当に厳しいのは
実はお店だと聞きます。本来ならばもっと大幅な値上げが必要なのに、
お客が来なくなってしまう値段には出来ない苦しさがあると。






更に老舗ともなると、うなぎの質を落とすわけにもいかず、
止むを得ず店をたたんだ大店もあるそうです。

先ごろ、ワシントン条約で鰻が規制の対象に
検討されているニュースも聞きました。
幻の食材とならないことを祈るばかりです。

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うなぎの店　東條
茨城県水戸市本町3-1-33
029-227-2046

うなぎの店 東條 （うなぎ / 水戸駅）

和の料理 ふじ （水戸市）

気が付けば、一年の半分が過ぎてしまいましたね。
年を重ねるごとに、時の流れが早く感じるとよく聞きますが、
ホントですよね。加速感が年々アップしてきた気がします。

そんな慌ただしい毎日の中で、ふっと立ち止まる
事が出来る食事は、私にとって貴重な時間なんです。

水戸市元吉田町の「和の料理 ふじ」さんで、
いつもの「ふじ膳」を頂きました。






カニ肉とイクラがダシをまとって美味。
器も夏仕様に衣替えされて、見た目にも楽しめます。

焼き物は艶やかで鮮やかな顔をしていますね。
見た目だけじゃなくて、爽やかな酸味の余韻が
涼しげな夏らしい一皿。

食事のご飯にもひと手間が。
こんな丁寧な仕事が、私の心を掴んで離しません。






締めは珈琲とさくらんぼにメロン。
水菓子まで初夏の風情。
四季のある日本に生まれて幸せに思います。

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この日も心底癒されました。感謝。

和の料理 ふじ
茨城県水戸市元吉田町1563
029-246-0024

ちゅう心 （大洗町）

大洗の商店街に、創業60年余の魚屋「魚忠」さんがあります。
その3代目が、鮮度にこだわった活魚料理のお店「ちゅう心」を
オープンさせたのが、2006年の事。

お店へは魚屋店舗脇の路地を進みます。車が通れる
道幅ではないので、小路と言った方がピッタリかもしれません。







特に茨城は車社会なので、裏路地や小路は、私の生活に
身近な存在ではないんですよね。そのせいでしょうか、
どこかに迷い込んだかのような、空気感が心に刺さります。






↑お造り。この日は、それぞれ食事の付いた膳を注文。
お好みでアラカルトを追加する流れで。

常陸牛のモモ焼きは、ポン酢ダレで頂きます。







若い頃は、焼肉のタレが最強！なんて事を思っていましたが、
自分も年を重ねて、ポン酢の素晴らしさや、塩で頂くことの
奥深さを少しは感じられるようになりましたね。

あわび刺しは、コリッとした独特の食感も心地よく、
濃厚な甘みと旨みを存分に堪能しました。

二人して夢中になった金目の兜煮。
味付けも絶品で、隅々まで食べ尽くしましたよ。







魚屋さん直営のアドバンテージでしょうか、
これだけ肉厚なアサリは、中々出会えないレベル。

新鮮で良質の魚をこだわりの仕事で、
外さない美味しさと安定感は抜群です。

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口コミでも囁かれている「待たされる事」は
多々ありますが、それを差し引いても、旨い魚を
頂きに行くだけの価値は、十分あると思いますね。




ちゅう心
茨城県東茨城郡大洗町磯浜町987
029-267-5134

ちゅう心 鮨・海鮮しゃぶしゃぶ （魚介・海鮮料理 / 大洗駅）

品川屋 （水戸市）

リーズナブルな鰻が頂ける「品川屋」さん。
お店は、末広町三丁目バス停の真ん前です。
国道118号線沿いの立地にもかかわらず、車だと
見過ごしてしまいそうな佇まいなんですよね。

のれんをくぐれば、まるでタイムスリップしたかの様な、
昭和の香りが漂う空間が広がります。







一時期、ランチは休止の状態が続いていましたが、
お邪魔した時（6月初旬）には、元気に復活されていましたよ。

ランチのうな丼は、吸い物、お新香、デザートが付いて1500円。
初めて訪問したその当時は、確か1000円で頂けた記憶があります。
鰻の流通に異変が起きてから、値上がりが続くこの業界、
品川屋さんも例外ではありません。






サービスランチなので、チープな器に盛られた、うなぎの量は抑え気味ですが、
この価格で楽しめるのは嬉しい限りだし、肉厚でふっくらな鰻は十分美味しい。
名店「ぬりや」さんに比べると、タレはやや濃いめに感じるけど、
ご飯にかかる量が絶妙で、鰻とご飯を口に頬張ると丁度イイ甘辛さ。







締めは夏みかんのシャーベットで、軽やかな酸味を堪能しました。

＞

この日も年配の方を中心に、かなりの賑わい振り。
地元から愛されるお店は、未だ変わりなく健在です。

品川屋
茨城県水戸市末広町3丁目2-6
029-221-3293

品川屋 （うなぎ / 常陸青柳駅、常陸津田駅、水戸駅）

魚福寿司 （笠間市）

笠間イオン向かいの「魚福寿司」さんでランチです。
イオンの通りからは、一本道路を隔てますが、
お店の看板が通りからは、確認する事が出来ます。

お寿司屋さんと聞くと、敷居が高く感じてしまいますが、
お昼であれば1000円からと、手ごろな価格で食事を楽しめるので、
ググッと敷居は下がりますよね。








一緒についてくる茶碗蒸しも、手抜きはありません。
昼から出汁の香りに酔いしれました。

この日は、ばらちらしセットをお願いしました。
セットには茶碗蒸しの他に、味噌汁、デザートまで付いてお得感満載。

おぉー！綺麗だー！
何より華がありますよね。頂く前に目でも楽しめます。
器も見事だし、盛りの彩も美しくてうっとりしてしまいます。
食べてしまうのが勿体無い気がする程でしたが、添えられた匙で豪快に。
これって子供の頃、新品の靴で水溜りに入っちゃえ！的な感覚に似てるかも。








締めはお寿司屋さんとは思えないほど
クォリティーの高いゼリーが登場して大満足。
お昼とは言え、この価格でこの内容は、ホントお見事です。

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魚福寿司
茨城県笠間市赤坂9-16
0296-72-7775

笠間　魚福 （寿司 / 笠間駅、稲田駅）

鮨処 花ひろ （ひたちなか市）

ひたちなか市の茨城高専近くの立地。
そう言えば、いつから茨城高専に変わったんだろう？
私が学生の頃には、勝田高専って校名だったんですよね。

昼の限定メニューは、1995円と3675円の2本。握りが10貫に
それぞれ、小鉢、茶碗蒸し、吸い物、デザート、コーヒー付き。







この日は、3675円の上花ランチをお願いしました。
小鉢には出汁が香るアスパラとオクラのおひたし。
鯛の茶碗蒸しは、シンプルな作りにもかかわらず、
風味、旨み、香りが濃厚で美味でした。







握りは塩でいただく、平貝から始まりまして、流れは以下の通り。







・鯛






・鱚






・本マグロ中トロ
濃厚な脂の旨みを楽しめました。幸せ







・コハダ
コハダの出来で寿司屋の格が分かるなんてことも聞きますが、
〆具合もハイレベルで美味かったっすね。







・汁物はアオサ

握りはこの順番でTOP画像のノドクロです。
これがこの日のNo1かな。ノドクロの「生」自体初めてでしたが、
皮目が軽く炙られて香ばしさもアクセントになってました。






・ウニ
軍艦じゃなくて、握りってのがミソですね。






・シロ海老
福井の一部で獲れるのみで、今の時期しか出回らないそうですよ。







・穴子






・カステラ風の玉子






・巻物はカンピョウ巻きでした。






・甘味は夏ミカンのシャーベット

一貫して料理の味や香りに心地よさを感じるのは、
日本人としてのDNAに組み込まれているんですかね。
昆布締め、化粧包丁等、技にも魅せられました。
凛とした空気、世界観は和の真骨頂ともいうべきでしょうか。

＞

鮨処 花ひろ
茨城県ひたちなか市笹野町3-14-29
029-276-1075

鮨処 花ひろ （寿司 / 勝田駅、金上駅、日工前駅）