土用の丑の日には、ちょっとフライング気味ですが、
うなぎを頂いてきました。この日お邪魔したのは
水戸市本町、うなぎの店「東條」さん。
昭和の大衆割烹といった趣と佇まいで、リラックスできます。
年季が入った建物ですが、店内は煩雑とした感じなく清潔です。
鰻のレポートをする度、もれなく価格の話になりますが、
今年の冬にお邪魔した時より、「上」で200円値上がりしていました。
上うな重 ご飯大盛り 2600円
つい2、3年目は東條さんで「上」が1800円くらいだった記憶があります。
前回より若干肉厚が薄くなった気もしますが、フワトロで上質な脂が乗った
うなぎを堪能するには、全く問題ありません。まさに至福の美味しさ。
頑張って夏を乗り切ろう!みたいな気持ちになります。
財布に厳しい状況が続いていますが、本当に厳しいのは
実はお店だと聞きます。本来ならばもっと大幅な値上げが必要なのに、
お客が来なくなってしまう値段には出来ない苦しさがあると。
更に老舗ともなると、うなぎの質を落とすわけにもいかず、
止むを得ず店をたたんだ大店もあるそうです。
先ごろ、ワシントン条約で鰻が規制の対象に
検討されているニュースも聞きました。
幻の食材とならないことを祈るばかりです。
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うなぎの店 東條
茨城県水戸市本町3-1-33
029-227-2046