札幌の母なる川、豊平川(とよひらがわ)。
札幌の中心部は、この豊平川の扇状地の上にあります。
その豊平川で毎年秋に見られる魚がいます。
サケです。
江戸時代の昔、豊平川はアイヌの人たちにとって漁場でした。
明治時代に入り、初めて稚魚の放流が行われました。
本格的な稚魚の放流事業は、1937~1953年まで行われましたが
札幌の人口増加で家庭排水や工場廃水などの水質悪化で魚の住めない
水質になってしまい、放流は中止になってしまいました。
1970年代後半から、「豊平川にサケを戻そう」と言う市民の動きが現れ
(カムバックサーモン運動)、1979年に30年ぶりに稚魚の放流が行われました。
その後、放流は続けられ、現在では自然産卵するサケも現れています。
そんなサケと豊平川との切っても切れない関係を紹介するのが
札幌市豊平川さけ科学館
(札幌市南区真駒内公園2-1)
この科学館では、サケのことについて詳しく知ることが出来ますよ。
展示ホール
サケ産卵のジオラマ
サケの剥製を使っています。
飼育観察室
サケの仲間を水槽で飼育しています。
地下観察室
大きく成長したサケの仲間を見ることが出来ます。
こんな間近に見ることが出来ます。
屋外の観察池では 今の時期、サケが卵を産む様子が観察できます。
(私が行った時は、サケ不漁につき公開見合わせでした・・・)
これは、サケの仲間のイトウという魚です。
この時期、イベントも行われている(サケの人工授精体験など)ので
さけ科学館のHPを見てみてください。
無料でサケと触れ合えますよ~。
交通アクセス
地下鉄南北線 真駒内駅から
じょうてつバス [南90]・[南95]・[南96]・[南97]・[南98]・[環96] 系統の
いずれか乗車、「真駒内競技場前」停留所下車、徒歩4分
※ バス停をおりると、道路の反対側がさけ科学館です.
駐車場あり 171台(真駒内公園B駐車場)
無料 : 平日および冬期間(11月4日~4月28日)
有料 : 4月29日~11月3日の土・日・祝日 6:30~19:00
1日1回 乗用車300円
開館時間 9時15分 ~ 16時45分
休館日 毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は次の平日に移動)
12月29日 ~ 1月3日
入場料 無料
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