9月3日・4日の2日間、室蘭市の祝津埠頭で海上自衛隊の砕氷艦 しらせが一般公開を
しているとニュースを見まして、4日の日曜日の朝に室蘭迄すっ飛んでいきました。
砕氷艦 しらせ
平成21年5月20日に就役しました。
海上自衛隊に所属する自衛艦で、南極地域観測協力を行う我が国唯一の砕氷艦で、物資及び人員の
輸送を主任務としており、観測支援等も行っています。
戦後の南極観測船としては宗谷→ふじ→初代しらせに次いで4隻目です。
長さ138m 幅28m 深さ15.9m 基準排水量12650トン 最大速力19ノット
1.5mまでの氷は連続的に砕氷して前進します。1.5m以上の氷は一旦艦を200~300m
後退させ、最大馬力で前進し氷に乗り上げ、艦の自重で氷を砕きます(ラミング砕氷)。
推進装置には、ディーゼル統合電気推進システムを採用しており、ディーゼルエンジンで発電した電気の
電圧や周波数をインバーター等で変換しモーターを動かしてプロペラを駆動させます。
(日産自動車のe-powerの船舶版と言った感じでしょうか)
船首部分は貨物倉になっています
船首のデッキクレーンです。
救命ボート
後部の飛行甲板
通常は大型ヘリコプター(OH-101)を2機搭載しています。
南極の石
南極の氷
マストに掲揚された自衛艦旗 ブリザードや航海中の強風でほぼ原形を留めていません。
北海道胆振東部地震の際、災害派遣活動にあたってくれたしらせ。
今回は一般公開と言う形で、内部を見学出来ました。
なかなか目にすることが出来ない艦に乗船するという、とても貴重な体験ができて、満足できました。