札幌市電 西15丁目停留所近くにある、旧北海道立衛生学院
(札幌市中央区南2条西15丁目)
看護師や助産師・歯科衛生士・臨床検査技師を養成する専修学校の北海道立衛生学院と北海道立衛生研究所の
合同庁舎としてして昭和37(1962)年5月に完成しました。
北海道立衛生研究所が昭和46(1971)年に北区に移転した後は、北海道立衛生学院の院舎として平成25(2013)年3月の
閉院迄使用されました。
その後は、札幌医科大学の建替えや増築工事の現場事務所として使用されていましたが、ついに解体されるようです。
西側から見ると、鉄製の窓枠や3階と4階の謎のガラスブロックと趣があるというか凝った造りの建物です。
そして、現在新しく札幌医大の関連工事の現場事務所として使われているのがこちら。
札幌医科大学附属病院旧看護師宿舎
(札幌市中央区南4条西16丁目)
こちらもかなり年季の入った建物です。平成26年度末で廃止された様です。
手前の高層棟が第二宿舎 奥の低層棟が第一宿舎だったようです。
第一看護師宿舎はかな~りキテますね…。
平成29年の札幌医科大学附属病院既存棟改修計画によると、今後の利活用を検討・北海道への返還も検討とあります。
札幌医大のキャンパスは狭隘なので、今後の跡地利用にも注目ですね。