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無線免許取得・大坂の旅

2024-04-14 21:43:59 | その他・・・おでかけ

  3月初旬、航空特殊無線技士(無線免許)取得の為に、日本無線協会近畿支部主催の養成課程講習へ
 参加するために大阪に行った際の記録です。

  講習前日 (2024年3月4日)

 
             ANA774便で 伊丹空港へ

 
           これは大阪城ですね

 
             伊丹空港に到着

  
            バスで 難波まで移動。

 
 
 
           近鉄とJRを乗り継いで玉造駅へ。


  今回は大坂冬の陣で真田繁信(幸村)が構築した出城
              真田丸跡周辺を散策する事にしました。



   駅から歩くこと5分。

         三光神社(さんこうじんじゃ)
   
       (大阪市天王寺区玉造本町14ー90)

  創建は仁徳天皇~半正天皇時代(5世紀前半)と伝えられており、宰相山公園の脇にあります。
 一帯は、真田山とも呼ばれます。

  御祭神  天照大神 月読尊 素戔嗚尊
   
 

   
                 真田幸村像
   
   
                真田の抜け道

     大阪城からここに至るまで地下に暗道を設けたと言い伝えられている

   
               高台にあることが判ります。
   
   歩くこと5分
   


              心眼寺(しんがんじ)
   
        (大阪市天王寺区餌差町2−22)

     浄土宗のお寺で、山号は真田山で、寺門は六文銭(真田家と同じ)です。
   文禄年間(1592-1596)に創建されましたが、大坂冬の陣の際に付近一帯を真田繁信が真田丸を
  構築する際に取り込まれてしまい、冬の陣の終結後に真田丸が破却された際に一緒に破壊されて
  しまいました。元和8(1622)に繁信と子の幸昌の菩提を弔うために再建されました。

   
            まんなおし地蔵尊


   運の悪い時に祈願すると不運を直して幸運に変えるご利益があると言われています。

    
                真田幸村の墓

 江戸時代から繁信の菩提を弔われており、信繁の400回忌(2014年10月)にあわせて新しく作られました。

    
             真田幸村 出丸城跡の碑



   
       写真の准提観音は興徳寺の境内(心眼寺の隣)にあります。

   
              道路を挟んだ場所

      大阪明星学園 明星中学校・高等学校のグラウンド脇にある   
                真田丸顕彰碑
  
  
      (大阪市天王寺区餌差町5−44)

  大阪城の石垣にも使われている岡山県犬島産の自然石花崗岩を使用しています

   
   さらに歩いて5分ほど

  
       鎌八幡(圓珠庵)(かまはちまん・えんじゅいん)

  
          (大阪市天王寺区空清町4−2)

                真言宗のお寺です。
  この地には古くから鎌八幡と呼ばれる霊木があり、人々の信仰を集めていました。大坂冬の陣の時に
 真田幸村が榎の木に鎌を打付けて、鎌八幡大菩薩と称して祈念したところ戦勝をあげたと伝えられてい
 ます。
           境内は撮影禁止となっています。


        鶴橋駅まで歩き、大阪城公園駅で下車。

  駅に隣接するJR西日本 森ノ宮運転区に佇んでいたある車両に激しく反応。
  
  
         クモヤ145じゃないですか~!
      (車両基地内での入替作業等に使用する電車です)
  北海道では車両入替にディーゼル機関車や気動車が使われるので私にとっては珍しい車両なのです。

      と、いう事で真田丸の後は大阪城公園

  
       駅に展示してあったジオラマ模型

  
           大阪城ホールだそうです。


  
               堀がでかい

  
                                           大阪城 青屋門

  
                                        大阪城 梅林

  
   
     ちょうど梅の開花時期で多くの人が見物に来ていました。

  
            堀に浮かぶこれは?

     御座船(ござぶね)と呼ばれる大名や高貴な人が乗る豪華な船です。
   内堀を20分ほど周回するそうです。 (料金・大人1500円)


            豊国神社(ほうこくじんじゃ)
   
        御祭神  豊臣秀吉公  豊臣秀頼公  豊臣秀長卿

   
    明治元年(1868)に明治天皇が大阪に行幸なさった際に秀吉公を祀る「豊國神社」建立の御沙汰があり

  明治6年に京都を本社として社殿を造営し、明治12年に豊國神社の別社として現在の中央公会堂の辺りに
  建立されました。大阪市からの要望で昭和36年1月に大阪城二の丸に遷座しました。


     
                   桜門

               本丸の中にある
    
            ミライザ大阪城(旧第四師団司令部庁舎)

    
           天守閣への入城時間が過ぎていたので入城できず。

    
                  姫門跡

         天守から一段下ったところは山里丸と呼ばれています。

    
                  刻印石広場

    
              秀頼・淀殿ら自刃の地


                内堀の脇に 
    
           聖観世音菩薩 (淀殿並殉死者三十ニ名忠霊塔)

    
            大手門から大阪城を出ました。

    

            すぐ向かいにある、大阪府庁


               東横INN天満橋大手前
         
          (大阪市中央区大手通1-4-15)

     
           ホテルにチェックイン


  と、観光気分はこの日だけで
  
     翌日、いよいよ航空特殊無線技士 養成課程の講義がスタートです。
   
          日本無線協会近畿支部 (大阪市中央区谷町一丁目3番5号 アンフィニィ・天満橋ビル10F)

  1日目・2日目は9:00~17:40まで講習を受けて、ホテルに戻って通信術の特訓を。

   アルファベットの頭文字だけですと聞き間違え等や通信状況によっては正確に伝達されない
  恐れがあるため Aはアルファ Bはブラボー Cはチャーリー Dはデルタ Eはエコー・・・
  と、航空全般と国際通信ではこの様なフォネティックコードと言う欧文通話表による発声が
  行われます。
   


   送話(アルファベットの読み上げ)は何とかなるだろうと踏んで(後ほど痛い目に)
    

   主に、受話(アルファベットの書き取り)を練習しました。
   
 シャープペンシルだと、芯が折れてしまうと書き取れなくなってしまうので、天満橋駅にある無印良品に
 行き鉛筆を買いついでに食事を取りホテルに戻って練習をしました。


  講師の方が「録音して練習していいよ」と仰ってくれたのでスマホに練習問題を5つほど録音し、ランダムで
 再生し、2日間で練習用の用紙をすべて使い切りました…。
 

  講習3日目

   
   9:00~15:20まで講義を受け、15:30から修了試験を受けます。
  筆記問題(法規・無線工学)は何とかなったものの、問題の通信術の実技試験が。

  受話は1字ほど飛ばしてしまったものの、何とかなりましたが、送話(アルファベットの読み上げ)は緊張して
 しまい、二度ほど間違ってしまい、訂正を行いました。なんとか合格基準以上で合格しました。


  修了試験終了後、燃え尽きました…。
 コンビニで弁当を買い、部屋に引きこもりました。


  講習翌日(3月8日)


      札幌へ帰ります。
朝一番の便が空いていたので変更。

  
  
        地下鉄で天王寺駅まで行き、特急はるかに乗車。

  
  
  
          乗車した車両がキティちゃん使用でした。

  
                連絡橋を渡り

  
  
              関西国際空港に到着

  
   妻に、551蓬莱の肉まんを買ってきてほしいと言われていたので購入。

  
  
 8:20 関西空港発のANA1711便でしたが、機体整備のために1時間ほど延期となり離陸。

  
      これは、十和田湖でしょうか?

  
      新千歳空港に到着


   
      今回取得した免許証は近畿総合通信局長発行になっています。

  なんとかかんとか通信術をクリアして大阪で取得した記憶を思い出すものとなりました。


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無線従事者となる その2

2024-04-03 19:58:17 | ひとりごと

     先月初旬に、日本無線協会主催の航空特殊無線技士 養成課程に参加しました。

   三日間、無線法規11時間と無線工学5時間と通信術2時間を学び、すぐに修了試験がありました。
   無事に試験に合格し、免許証が送られてきました。
  

                       
   何故、この資格を取ったか…それは昨年11月に取得した第二級陸上特殊無線技士を取得したのが
  きっかけで、勉強のために陸海空を取ってみるかという理由すが、元々飛行機が好きで受信機を
  買ってATC(航空管制)を聞いていた事もありました。
   今となっては前職で色々あり、時間があったので、大阪まで出張っていきました(笑)
  (日本無線協会主催の航空特殊無線技士の養成課程は東京と大阪でしか開催されていない為)

    通信術ですが、2時間しかないので、事前に覚えていく必要があります。

  フォネティックコードと言う欧文通話表の受話(書取り)と送話(発音)があります。

  アルファベットの頭文字だけですと聞き間違え等や通信状況によっては正確に伝達されない恐れがあるため
  Aはアルファ Bはブラボー Cはチャーリー Dはデルタ Eはエコー・・・ と
、航空全般と国際通信ではこの様
  な方法
が取られます。
                        
  受話は、ランダムに発音されるフォネティックコード100字を2分間で書き取ります(大文字・小文字・筆記体可)
  送話は、ランダムに記載されているフォネティックコード100字を2分間以内に発声します。

   アマチュア無線3級以上の方だと馴染みがありますが、全くの素人の私はかなり苦労しました。
   講師の方がとてもやさしい方で、受話の居残り特訓をさせていただきました。

           なんとか、無事に修了試験に合格しました。

 

           肝心のどのような事に使えるのかですが

  国内の航空運送事業用航空機以外の航空機(旅客機以外)と通信する航空機局(飛行機や管制)の
 無線設備が操作できます。自家用飛行機や報道用航空機、農薬散布をする航空機等の無線設備操作が可能です。
 

     今の私の生活とは直結しませんが、有効期限がないので一生モノの資格です。

            

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