しばらくサボっちゃいましたが・・・。
札幌では、昭和47(1972)年に冬季オリンピックが開催されました。
札幌とその近郊には、今もオリンピック関連施設が残っています。
大倉山ジャンプ競技場(札幌市中央区宮の森1274番地)は
スキージャンプ90m級の会場として使用されました。
大倉山ジャンプ場の歴史は意外と古く、昭和6(1931)年に秩父宮様(昭和天皇の弟)の口ぞえで、大倉喜七郎氏(大倉財閥の2代目)が建設し、札幌市に寄贈した「大倉シャンツェ」が由来です。
昭和45(1970)年から、オリンピック開催に向け、大規模改修が行われました。
このときに大倉の後に山が加えれて「大倉山ジャンプ競技場」という名前になったそうです。
オリンピック以後に、2回の改修が行われ、現在はK点が120mのジャンプ台になっています。(オリンピック開催時は、110m)
ちなみにK点とは・・・
ジャンプは飛距離点と飛型点の二つで点数が決まるのですが、飛距離点の計算の基準点となるものです。
K点まで飛べば、60ポイント、それ以上飛べば加算、達しなければ減点されるそうです。
そして、大倉山ジャンプ場での最高飛距離(バッケンレコード)は、去年2005年3月に
金子祐介選手(東京美装)が記録した145.0mです。 (記事作成時)
写真の中央下よりにある赤い看板の辺りまで飛んだということです・・・。
※ 現在のバッケンレコードは、2012年1月21日に伊東大樹選手(雪印メグミルク)が記録した146.0mです。
すごい!!
交通アクセス
地下鉄東西線 円山公園駅下車、円山バスターミナルより
ジェイ・アール北海道バス 円14荒井山線に乗車 「大倉山競技場入り口」下車 徒歩10分 (200円)
タクシーの場合 円山公園駅より約10分(1000円)
無料駐車場あり 普通車113台