文学碑 石狩川
(石狩郡当別町ビトエ)
「石狩川」は、戊辰戦争に敗れた仙台藩支藩岩出山の伊達邦直家臣一行による、当別の開拓を描いた時代小説で
史実をほぼ忠実に記録し、北海道開拓のはじまりを知るうえでも貴重な史料です。
作者の本庄睦男(ほんじょうむつお)は明治38年2月28日にこの碑の建つ場所近く(当別村字ビトエ)で生まれました。
本庄の父親は旧佐賀藩士で、開拓のために北海道に移住した。父親の出自は当別の成立と重なり、本庄にこの作品を
書かせる動機になったと思われます。本庄は「石狩川」を3部作の第1部として構想したが、刊行した2ヵ月後に34歳
の若さで肺結核で亡くなったため、結果的に未完となりました。睦男の25回忌に当たる昭和39年にこの碑が建立され
ました。
文学碑の向かい側、堤防側になぜか羊さんが・・・。
ん? 道の駅とうべつへの誘導ヒツジの執事さん? 季節限定ですね。
そんなのかもメ~ェ~(個人の感想です)
JRの石狩川鉄橋と国道231号線の札幌大橋の間にあります。
特徴的な親柱の飾りですが、川の往来や漁をする生活の道具として昔、数多く利用されてきた丸木舟をイメージしているとか。
※注意 文学碑は、堤防道路にあります。札幌方向から国道231号線を走行する際は
札幌大橋上で右折を行うと、交通量の多さと流れの良さから追突事故を誘発させる
恐れがあります。橋を越えて一つ目の信号を右折し小道(未舗装路)を回って堤防に
出られたされたほうが安全だと思います。