「ついに世界が壊れ始めた」(3)

2022-08-13 13:46:59 | 「ついに世界が壊れ始めた」

  「ついに世界が壊れ始めた」(3)

 

 ニュースが伝えるところによると、わが国だけではなく、世界中で干ばつ

や洪水の災害が相次いでいるという。

 

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干ばつ、世界で相次ぐ 農業への打撃が食糧供給リスクに(写真=ロイター)

 

【サンパウロ=外山尚之】世界各地で異常気象が頻発している。米国では大型ハリケーンが南部を襲い、ロッキー山脈の西側では干ばつが続く。渇水が深刻なブラジルでは穀物の収穫量予測を下方修正するなど農業への影響も出ている。豪雨被害に伴う欧州での収穫減やアフリカの水不足による不作も伝えられる。気候変動がもたらす自然災害が、世界の食糧供給のリスク要因となる。

米内務省開拓局は8月16日、主要河川の一つであるコロラド川の水不足を宣言し、流域のダムで2022年1月から取水制限を始めると発表した。冬場の降雪量が減少しており、水系全体の総貯水率は1年前の49%から40%に低下。フーバーダムの貯水率は1936年の完成以来、最も低い水準だという。

 

さらに

 

イングランドに干ばつ宣言 英、76年以降で最も乾燥(共同通信) - Yahoo!ニュース

 【ロンドン共同】英政府は12日、熱波と少雨に伴う水不足からイングランドの一部地域に「干ばつ」を宣言した。英気象庁によると、イングランドでは7月の降水量が1935年以来最も少なく、河川の水位が低下。英メディアによると、76年以降で最も乾燥した上半期となった地域もあった。  環境・食料・農村省などからなる「国家干ばつグループ」が12日、降雨量や河川流量などのデータを基に、イングランドの南部や東部などを「干ばつ状態」に位置付けることを決めた。干ばつ宣言により、庭の水やりや洗車など屋外での水の利用を制限する規制「ホースパイプ禁止」が導入される可能性がある。