映画が公開されたのは今年の6月で、観たのは山に行く直前の7月中旬だったから、ブログを書き損ねていた。映画カタログを購入する代わりに文庫本の「空飛ぶタイヤ・上」を買い込んで山に携行したが、3分の1も読めないで持って帰り、下巻も合わせて購入し、読み終えたのが8月10日だった。その間、横浜帰省やら地蔵盆の行事が重なりてんてこ舞で、今日にいたってしまった。
題材は、2002年に起きた横浜での「母子 . . . 本文を読む
6月に映画館で見て、このブログにも書いた『ローズの秘密の頁』は長い間精神病院に収容られていたアイルランド女性の感動的な話だったが、先日テレビで似たような話-こちらは日本でのドキュメンタリ―で60年以上も「強制入院」を強いられた日本人男性の記録を見た。強制入院から解放されたきっかけが「福島原子力発電所の事故」だったというから皮肉というか、運命のいたずらとしか言いようのないやるせなさを感じる。 . . . 本文を読む