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バドミントン・桃田賢斗と先輩格の田児賢一のカジノ賭博問題で五輪代表が消える?!

2016-04-11 13:05:26 | 報道


 
   【 2016年4月10日記 】

 衝撃的なニュースが入ったのは、4月7日の昼だった。外出先のテレビで「バドミントンの選手が賭博にかかわって、遠征先から帰国して大騒ぎになっている。」というニュースをやっていたと、妻が知らせてくれたことで知った。

 週に1回、バドミントンを嗜んでいたのと、もともとテニスや卓球などのラリー系のスポーツ中継を見るのは好きだ。だから、最近卓球の石川やテニスの錦織の活躍を見て心が躍ったものだ。卓球やテニスの場合はビッグイベントならテレビで試合の中継か録画番組があって、それを楽しみに見るのだが、バドミントンでは桃田が「スーパー・ファイナル」で日本人として初めて優勝し「やったーっ」と喜んだものだった。

 それが今回の報道!
「馬鹿じゃないの!」というのが第一印象。「せっかくつかんだ栄光をみすみす泥水の中に捨てるような行為をして、いったい何を考えているのか!」と。

 今日、バドミントン協会の処分が発表された。田児賢一は【無期限の登録抹消】、桃田賢斗は【無期限試合出場停止】の処分。

 一時、全日本で6連覇をた田児賢一の時代が続いていたことがあったが、2、3年ほど前から突然その名前を聞かなくなった。どうしているのだろうと思っているうち、桃田という新人の名前が代わって目立つようになってきて、各大会で優勝をして一躍、『リオ・オリンピック』の代表として脚光を浴びるようになったこの時だ。

 この間の報道を見てみると、輪郭が見えてきた。

 二人とも成績が上がるとともに海外に出ることが多くなり、その遠征先で、《合法的》なカジノ賭博にはまっていたようである。一方、田児は2014年の秋にけがをして、その後の成績が振るわず、全日本も2回連続で欠場している。そんなことが、カジノに深くのめり込んでいく契機になったのだろうか。自分だけならいざ知らず、後輩の桃田を誘ったのは不覚だったに違いない。
 だから、「自分はともかく桃田にもう1度チャンスを与えてほしい。」と言わしめた心境は分かる。

 しかし、世間はそんなに甘くない。見てのとおりの処分が下ってしまった。

 マレーシアや中国、インドネシアに圧倒されてきたスポーツで、ようやく日本の期待の星が現れてきたというのに、残念と言えば残念である。本人たちも-特に桃田はこれからという時にだ。処分を何とかもう少し軽くしてやれないかという気持ちもある。せっかくの才能を、こんなことで潰してしまったのではもったいない、と。


         ○         ○         ○


 バドミントン協会の判断は、それはそれで間違いないことだと思う。世間の価値観と照らしてまともな判断だと思うし、中途半端に許したら、けじめがつかない。

 しかしである、今この世の中で、もっと犯罪的なことをしても、全く非難もされず、自らも反省することなく大手を振るって闊歩している輩が沢山いる。中でも、「TPPに断固反対するなど、1度も言ったことがない。」とうそぶく元首には、ほとほとあきれ返るとともに、絶対に許すことはできない。

 
  だから、桃田にはなんとか踏ん張って、このまま潰れないで、再起をかけて精進してもらいたい。










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