【2010年9月12日】 TOHOシネマズ二条
モントリオール映画祭で最優秀女優賞を受賞した作品とあって混雑が予想されたので、パソコンで席を予約し出かけるが、やはり日曜日ではあるがいつもよりだいぶ混雑していた。
出会い系サイトで知り合った相手を殺してしまい、その直後に出会った彼女と逃避行をするという筋なのだが、原作者が脚本を手がけたとだけあって、映画の展開は無駄がなく2時間を超える作品なのに集中力を途切れさすことなく見られた。
配役もいい。妻夫木聡にも主演男優賞くらいやりたいような出来だし、樹木希林も柄本明も存在感あって良かった。
この映画の中で一番興味をもったテーマは、「何が真実で、誰がその真実を証明できるか」ということである。
殺人を犯してしまう状況を、何が本当でどうしてそうなってしまったかを、第三者にどうやったら説明出来るか、あるいは分かってもらえるか。そうしたことは可能なのかということである。
後半、報道陣の描き方が画一的だったり、大学生の描き方がややワンパターンだったり不満が多少あるが、まずまずのできだと思った。
それにしても、あの灯台は良かった。是非、一度行ってみたいと思い、家に帰り調べたら、五島列島の福江島にある灯台らしかった。
「灯台守の恋」を思い出す。
「悪人」-オフィシャルサイト
モントリオール映画祭で最優秀女優賞を受賞した作品とあって混雑が予想されたので、パソコンで席を予約し出かけるが、やはり日曜日ではあるがいつもよりだいぶ混雑していた。
出会い系サイトで知り合った相手を殺してしまい、その直後に出会った彼女と逃避行をするという筋なのだが、原作者が脚本を手がけたとだけあって、映画の展開は無駄がなく2時間を超える作品なのに集中力を途切れさすことなく見られた。
配役もいい。妻夫木聡にも主演男優賞くらいやりたいような出来だし、樹木希林も柄本明も存在感あって良かった。
この映画の中で一番興味をもったテーマは、「何が真実で、誰がその真実を証明できるか」ということである。
殺人を犯してしまう状況を、何が本当でどうしてそうなってしまったかを、第三者にどうやったら説明出来るか、あるいは分かってもらえるか。そうしたことは可能なのかということである。
後半、報道陣の描き方が画一的だったり、大学生の描き方がややワンパターンだったり不満が多少あるが、まずまずのできだと思った。
それにしても、あの灯台は良かった。是非、一度行ってみたいと思い、家に帰り調べたら、五島列島の福江島にある灯台らしかった。
「灯台守の恋」を思い出す。
「悪人」-オフィシャルサイト