今日の新聞に3日に開かれた「南相馬市除染推進委員会」の農地除染の方針についての記事が載っていた。
南相馬市では農地の放射線量を1000ベクレル以下にすることを目標とし、その除染費用を国交付金で行うことにしてきたが、南相馬市の農地除染については環境省のガイドラインに明記されていなく国交付金の対象になっていないようである。
環境省のガイドラインには0.23マイクロシーベルト以上の地域を除染の対象にするとしているが、農地については除染の対象外と言うことなのだろうか。除染をすると膨大な汚染土が出るのでやらないと言うことなのだろうか。私のところの線量は0.5マイクロシーベルトを超える。農地も同じである。住宅やその周辺だけ除染しても農地や山林を除染しない限り線量は下がらないのではないだろうか。農民は線量の高いところで作業していても大丈夫だと差別する気なのだろうか。
私の田んぼは反転耕で除染?をしました。その費用はどこから出るのだろうか?頼みもしない除染?をされて後で請求が来るのだろうか?
原発事故から1年半が経過してこの地の農業は国や県から振り回されてばかりですね。これでは農家もやる気を失うのは当然ですよ。