84才男の明日を生きる挑戦記

84才直後、片手に余る持病の中の除癌は目下経過監視中。
4年後は米寿で五輪。酉年を期に臆せず気張らずの余生で在りたい。

枯れ風船蔓

2005年11月17日 | Weblog

 

 枯れてなほ皿に余生の風船蔓

 地球温暖化で枯れ損ねた風船蔓が軒先にぶら下がっていた。

 残暑が厳しかった今年、朝顔の後を引き継いで簾になってくれた残骸だった。
 掌に載せると転がりながら”カサこそ”と中実が哭いた。

 割れ残りの愛用の皿を余生の場所にしてやった。

 今の姿で延命を決め込んでいるようだ